新潟県の日本酒銘柄一覧
越乃日本桜
こしのにほんざくら EC越乃日本桜は越後桜酒造が越後と日本の桜を結びつけた銘柄で、日本の美を表現した日本酒です。 新潟の桜の名所と日本を代表する花である桜をイメージし、春の訪れのような華やかで優しい味わいが特徴です。 吟醸造りの技術を活かし、桜の花びらのような繊細な香りと、ほのかな甘みが調和した上品な酒質に仕上げられています。 春限定商品や花見酒として展開されることが多く、季節の移ろいを感じさせる風雅な銘柄です。
越後桜
えちござくら EC越後桜は明治23年創業の越後桜酒造を代表する主力銘柄で、全国でもトップクラスの販売量を誇る大吟醸酒です。 年間1万石(約100万本)の大吟醸を製造する日本最大級の吟醸蔵として、高品質な吟醸酒を手頃な価格で提供しています。 阿賀野川と五頭連峰に囲まれた豊かな自然環境で、新潟県産米100%を使用し、伝統的な技法と最新設備を融合させた酒造りが特徴です。 華やかな吟醸香と、新潟らしい淡麗でキレのある味わいが調和し、食中酒としても単体でも楽しめる万能な日本酒です。 ブリュッセル国際コンクールをはじめ、国内外のコンクールで多数の金賞を受賞し、世界に認められた品質を誇ります。
白龍
はくりゅう EC白龍は天保10年創業の白龍酒造が185年以上醸し続ける主力銘柄で、海運業から転じた蔵の歴史を物語る「海の神・龍」を冠した日本酒です。 阿賀野川水系の豊富な水と地元契約農家が栽培する五百万石・越淡麗を使用し、越後杜氏の伝統技法で醸されています。 エレガントな軽やかさと旨味の充実感を併せ持ち、清楚でありながら芯のある味わいが特徴で、適度に感じられる甘みが心地よい余韻を残します。 モンドセレクションで32年連続金賞受賞という驚異的な記録を持ち、特に「笹屋茂左衛門」は最高金賞を獲得するなど、国際的にも高く評価されています。 20年以上前に設立した「酒米研究会」により、地元農家と共に高品質な酒米栽培に取り組み、地域と共に成長する蔵の姿勢を体現しています。 冷やから燗まで幅広い温度帯で楽しめ、約30種類の豊富なラインナップで様々なニーズに応える、阿賀野を代表する銘酒です。
代々泉
よよいずみ EC代々泉は安永10年創業の塚野酒造と大正初期創業の越後屋酒造の伝統を統合した主力銘柄です。 代々受け継がれてきた泉のような清らかな水と技術を表現し、二つの蔵の歴史と伝統が融合した味わいが特徴です。 阿賀野の豊かな水資源と、代々続く醸造技術の継承を体現する、歴史の重みを持つ銘柄です。
越乃溪水
こしのけいすい越乃溪水は越つかの酒造が渓谷の清水をイメージして醸す銘柄で、透明感のある爽やかな味わいが特徴です。 角田山系の伏流水を仕込み水に使用し、山間の渓流のような清冽さと爽快感を表現しています。 新潟の自然の恵みを大切にした酒造りで、素材の良さを活かしたピュアな日本酒です。
越乃あじわい
こしのあじわい EC越乃あじわいは越つかの酒造が越後の味わいを追求した銘柄で、地域の食文化に寄り添う日本酒です。 新潟の郷土料理との相性を重視し、米の旨味を活かした豊かな味わいが特徴です。 日常の食卓で楽しむ普段着の日本酒として、地元で親しまれている銘柄です。
虎千代
とらちよ EC虎千代は越つかの酒造が醸す力強い武将名を冠した銘柄で、勇壮なイメージと繊細な味わいのギャップが魅力の日本酒です。 戦国武将の幼名によく使われた「虎千代」の名を持ち、力強さと若々しさを併せ持つ酒質が特徴です。 しっかりとした味わいながら、後味はすっきりとキレが良く、食事と共に楽しめる懐の深い銘柄です。
麒麟
きりん EC麒麟は明治13年創業の下越酒造の主力銘柄で、鎌倉時代の建長4年に築城された麒麟城に由来する歴史的な名を持つ日本酒です。 中国の聖獣・麒麟は平和と繁栄の象徴とされ、縁起の良い銘柄として地元阿賀町で長年愛されています。 阿賀野川と常浪川の合流点という霧が多く湿潤な環境で、微生物の育成と発酵に最適な条件のもと醸されています。 国税庁の鑑定官を務めた親子二代の技術力により、確かな品質と安定した味わいを実現しています。
ほまれ麒麟
ほまれきりん ECほまれ麒麟は下越酒造のプレミアムラインとして展開される銘柄で、「誉れ高き麒麟」という縁起の良い名を持つ日本酒です。 大吟醸を中心とした高級酒として位置づけられ、厳選された原料米を高精白し、低温長期発酵で丁寧に醸されています。 華やかな吟醸香と、繊細で上品な味わいが特徴で、特別な日の贈答品や祝い酒として選ばれることが多い銘柄です。 親子二代の鑑定官経験を活かした、卓越した技術力が生み出す逸品です。
蒲原
かんばら EC蒲原は下越酒造の創業時の屋号「蒲原屋」に由来する伝統的な銘柄で、蔵の原点を今に伝える日本酒です。 明治13年の創業以来の伝統を守り、昔ながらの製法と味わいを大切にした、懐かしさを感じさせる酒質が特徴です。 地元阿賀町の日常酒として親しまれ、郷土料理との相性を重視した、飲み飽きしない味わいに仕上げられています。
丸にぼーいち
まるにぼーいち丸にぼーいちは下越酒造の家紋「○にボー壱」に由来する銘柄で、「世の中を丸く平らに真っ直ぐに」という理念を表現した日本酒です。 独特なネーミングが印象的で、家紋に込められた平和と調和の精神を酒質にも反映させています。 円満で調和の取れた味わいが特徴で、角のない優しい口当たりと、バランスの良い酒質が魅力の銘柄です。
はでっぱの香
はでっぱのかおりはでっぱの香は地域の方言「はでっぱ」(派手、目立つ)を冠したユニークな銘柄で、個性的な味わいを表現しています。 華やかで印象的な香りと、記憶に残る個性的な味わいが特徴で、通常の淡麗辛口とは一線を画す存在感があります。 地元の言葉と文化を大切にしながら、型にはまらない自由な発想で醸された、遊び心のある銘柄です。
麒麟山
きりんざん EC麒麟山は170年以上の歴史を持つ蔵の名を冠する銘柄で、新潟の典型的な淡麗辛口スタイルを体現しています。 クリーンで洗練され、軽快でキレの良い、食事との相性を最優先に設計された、クラシックな新潟酒の魅力を現代に伝える代表的銘柄です。 阿賀野川沿いの津川という歴史的な河川交通の要衝で醸され、地域の伝統と新潟の酒造りの本質を守り続ける、正統派の新潟酒として全国的に愛されています。
ときかぜ
ときかぜときかぜは新潟のシンボルである朱鷺(トキ)と風を組み合わせたモダンな銘柄で、佐渡の自然保護活動への思いも込められています。 朱鷺の優雅な飛翔のような軽やかさと、爽やかな風のような清涼感が特徴で、現代的な感性に訴える味わいです。 環境保護と伝統文化の融合を表現する、新潟の新しいシンボルを冠した進歩的な銘柄です。
八恵久比岐
やえくびき八恵久比岐は頚城酒造の上位グレードの限定銘柄で、「八つの恵み」を意味する名前です。 柿崎の自然が育む八つの恵み(米、水、気候など)を表現し、地域のテロワールを凝縮した特別な日本酒です。 厳選された地元産の酒米と清らかな水を使用し、伝統的な醸造技術で丁寧に醸されます。 限定流通の特別な銘柄として、久比岐の理念をさらに深めた味わいが特徴です。 柿崎の豊かな自然と頚城酒造の技術が生み出す、格調高い日本酒です。
魔の鶴 Devil's Dry
まのつる EC魔の鶴 Devil's Dryは、日本酒度+15以上という「悪魔の辛口」を体現したエクストラドライの本醸造酒で、英語のブランディングを採用した国際市場向けの銘柄です。 新潟県産五百万石を使用し、鋭いキレと爽快な後味、シャープでクリーンな飲み口が特徴で、超辛口ながら米の旨味は損なわれていません。 和食はもちろん、脂ののった魚料理(ブリ、サーモン、トロなど)や濃い味付けの肉料理とも相性抜群で、料理の油分や旨味をすっきりと流し、次の一口をさらに美味しく感じさせる食中酒として設計されています。 「MANOTSURU」という英語表記と「Devil's Dry」という大胆なネーミングは、海外の日本酒愛好家にも親しみやすく、インパクトのある辛口スタイルを明確に伝える効果があります。 超辛口好きの愛好家や、日本酒初心者でもわかりやすい「キレキレの辛口」を求める層に向けた、尾畑酒造の挑戦的な銘柄です。