ポンシュ

Ponsh

茨城県の日本酒銘柄一覧

かっぱ桜

かっぱざくら
賜杯桜酒造 - 茨城県 取手市

「かっぱ桜」は賜杯桜酒造の銘柄の一つで、蔵元の「賜杯桜」ブランドファミリーに属します。地元取手市に伝わる河童伝説や地域性を大切にした親しみやすい銘柄です。 良質な水と厳選されたお米を使用し、飲み飽きしない淡麗旨口の酒質を特徴としています。糖類無添加でキレのある後味が魅力で、地元取手市を中心に親しまれてきました。利根川の豊富な伏流水を活かした酒造りを行い、地域に根差した製法を守り続けています。 冷やから燗まで幅広い温度帯で楽しめる日常酒として、地域の食卓を彩り続けています。

霧筑波

きりつくば
浦里酒造店 - 茨城県 つくば市

「霧筑波」は浦里酒造店の代表銘柄で、筑波山の麓つくば市で醸される地酒です。銘柄名は筑波山に立ち込める霧に由来し、この地域の自然環境と深く結びついています。淡麗辛口で食事を引き立てるスッキリとした味わいが特徴で、地元で消費される割合が非常に高く、地域に根差した銘柄として親しまれています。 五代目蔵元の浦里浩司氏によって本格的に展開された銘柄で、つくばの風土を表現する酒造りを志向しています。筑波山の伏流水を使用し、地元の気候風土を活かした醸造を行っており、茨城県内で九割以上が消費される「真の地酒」として知られています。 食中酒としての飲みやすさを追求し、料理の味わいを引き立てながらも、日本酒本来の米の旨味を感じられるバランスの良い酒質に仕上げています。つくばの食文化と共に歩む銘柄として、地元の人々に愛され続けています。

福笑

ふくわらい
浦里酒造店 - 茨城県 つくば市

「福笑(ふくわらい)」は浦里酒造店の創業当初からの伝統的な銘柄です。銘柄名には笑顔と福をもたらすという縁起の良い意味が込められており、日本の正月遊びである「福笑い」の楽しさと幸福感を連想させます。 浦里酒造店の歴史を物語る銘柄として、長年地元で親しまれてきました。つくばの豊かな自然環境と筑波山の伏流水を活かした酒造りで、地域の食文化と調和する味わいを追求しています。創業以来の伝統を受け継ぎながら、現代の嗜好にも合う酒質を目指しています。 地元つくば市を中心に、福を呼ぶ縁起の良い銘柄として、慶事や日常の晩酌まで幅広い場面で楽しまれています。

浦里

うらざと
浦里酒造店 - 茨城県 つくば市

「浦里(うらざと)」は六代目蔵元浦里知可良氏が醸す新世代のブランドです。小川酵母を使用しているのが大きな特徴で、この酵母は茨城県が誇る吟醸酵母として知られています。お米の旨味や甘みが引き出された奥行きのある芳醇な味わいで、小川酵母特有のバナナやメロンを思わせる穏やかなフルーティーな香りが広がります。 若き蔵元杜氏である浦里知可良氏は県外酒蔵や酒類総合研究所で修行を積み、伝統を踏まえつつも新しい挑戦を続けています。南部杜氏自醸清酒鑑評会の吟醸酒の部で首席の南部杜氏協会会長賞を受賞するなど、高い技術力が評価されています。 従来の「霧筑波」とは異なる酒質を目指し、より華やかで現代的な嗜好に合わせた日本酒を追求しています。地元つくばの米と水を活かしながら、新しい時代の地酒のあり方を示す銘柄として注目を集めています。

一人娘

ひとりむすめ EC
山中酒造店 - 茨城県 常総市
一人娘

「一人娘」は山中酒造店の代表銘柄です。鬼怒川のほとりで醸されるこの酒は、軟水仕込みによる口当たりの良さとまろやかな味わいが特徴です。銘柄名は「一人娘を育てるように大切に酒を造る」という想いから名付けられました。 長い歴史の中で培われた技術と、丁寧な酒造りによって生まれる酒質は、淡麗でありながらも米の旨味をしっかりと感じさせます。食中酒としても最適で、料理の味を引き立てる名脇役として親しまれています。 地元の人々に愛され続ける酒として、変わらぬ品質と味わいを守り続けています。

紬美人

つむぎびじん EC
野村醸造 - 茨城県 常総市

「紬美人」は野村醸造の代表銘柄で、明治30年の創業以来、地元常総市で愛され続けている地酒です。銘柄名は、この地方の特産品である「結城紬」の着物が似合う美人をイメージして名付けられました。 鬼怒川の豊かな軟水と、厳選された良質な米を使用し、手造りの丁寧な製法にこだわっています。ふくよかな香りと、口当たりが柔らかくキレの良い味わいが特徴で、飲み飽きしない酒質を実現しています。 フランスの「Kura Master」で金賞を受賞するなど、国際的にも評価が高まっています。食事との相性も良く、日々の食卓を彩る酒として親しまれています。

すてら

すてら
稲葉酒造 - 茨城県 つくば市

すてらは稲葉酒造の銘酒で、冬場の酒造りの間に見上げた満天の星空の美しさから名づけられました。星(すてら)と麹や酵母など自然の力に対する畏敬と感謝の気持ちが込められています。毎年7タンクのみしか造られない希少な酒で、全て純米大吟醸として醸されています。 筑波山の麓、敷地内に湧き出る筑波山の伏流水「つくばねの湧水」と厳選した酒米を使用して醸造されています。タンクごとに違った風味を味わうことができ、それぞれのタンクが個性を持っているのも特徴です。六代目蔵元杜氏である稲葉伸子氏による丁寧な酒造りで、米本来の旨味を最大限に引き出しています。 全国新酒鑑評会での純米大吟醸での金賞受賞、ロサンゼルス国際ワイン・スピリッツコンペティション(LAIWC)最優秀金賞、インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)SAKE部門でのメダル獲得など、数々の賞に輝いています。 限定生産の希少性と高い品質により、日本酒愛好家から注目を集める銘柄として知られています。

神仙

しんせん
稲葉酒造 - 茨城県 つくば市

「神仙」は稲葉酒造が醸す銘柄の一つで、筑波山神社の御神酒としての歴史を持つ蔵元の伝統を受け継ぐ酒です。筑波山の神々を連想させる銘柄名で、神聖で清らかなイメージを表現しています。 筑波山の麓という立地を活かし、敷地内に湧き出る筑波山の伏流水を使用した酒造りを行っています。古来よりの伝統を受け継ぎ、地域の自然環境と深く結びついた酒造りを実践しています。 つくばの風土を感じさせる味わいで、地元の食文化と調和する酒質を目指しています。筑波山信仰と深く結びついた銘柄として、地域の歴史と文化を今に伝えています。

男女川

みなのがわ EC
稲葉酒造 - 茨城県 つくば市
男女川

「男女川(みなのがわ)」は、百人一首にも詠まれた筑波山の名所「男女川」に由来する銘柄です。筑波山の湧き水と最高級の酒造好適米を使用し、すべての工程を手作業で行う全量純米造りにこだわっています。 六代目蔵元で女性杜氏の稲葉伸子氏が醸すこの酒は、繊細で優しく、透明感のある味わいが特徴です。華やかな香りと上品な甘み、そして後味のキレの良さが調和し、飲み手の心を癒やすような酒質を目指しています。 IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)での受賞歴もあり、国内外でその品質の高さが認められています。筑波山の自然と歴史を表現した、真の地酒として多くのファンを魅了しています。

真壁

まかべ
村井醸造 - 茨城県 桜川市

「真壁(まかべ)」は、村井醸造が醸す伝統的な銘柄で、蔵元が位置する歴史ある町「真壁」に由来します。真壁は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、その風情ある町並みと歴史を表現した銘柄です。 筑波山系の伏流水と厳選された酒米を使用し、手造りで丁寧に醸されています。真壁の石蔵でじっくりと熟成された酒は、まろやかで奥深い味わいが特徴です。 地域の歴史と文化を象徴する地酒として、地元の人々はもちろん、真壁を訪れる観光客にも親しまれています。

公明

こうめい
村井醸造 - 茨城県 桜川市

「公明(こうめい)」は、真壁の地で300年以上続く村井醸造の代表銘柄です。銘柄名は「公明正大」に由来し、清く正しい心で酒造りに向き合うという蔵元の信念が込められています。 筑波山の伏流水を使い、伝統の技で丁寧に醸されたこの酒は、淡麗辛口ですっきりとした飲み口が特徴です。米の旨味とキレの良さのバランスが絶妙で、飲み飽きしない味わいに仕上がっています。 真壁の伝統行事や祭りには欠かせない地酒として、地元の人々の生活に深く根付き、愛され続けています。

花の井

はなのい
西岡本店 - 茨城県 桜川市

「花の井(はなのい)」は、西岡本店の代表銘柄です。銘柄名は、敷地内の井戸水の清らかさと、花のように華やかで美しい酒質を表現しています。 桜川市真壁町の風土が生み出す、御影石にろ過された清冽な水を使用し、職人の手によって丁寧に醸されています。米の旨味をしっかりと引き出した、芳醇でまろやかな味わいが特徴です。 国内外のコンクールでも高い評価を得ており、フランスで開催された日本酒コンクール「Kura Master」などで受賞歴があります。歴史ある蔵の伝統と品質へのこだわりが詰まった一本です。

海世紀

かいせいき
西岡本店 - 茨城県 桜川市

「海世紀(かいせいき)」は、西岡本店が醸す、壮大なスケール感を持つ銘柄です。名前には、世紀を超えて広がる海のような深さと広がりへの願いが込められています。 筑波山の伏流水と厳選された米を使用し、伝統的な製法で丁寧に仕込まれています。しっかりとした味わいとキレの良さが特徴で、食中酒としても料理の味を引き立てます。 蔵の歴史と共に歩んできた隠れた名品として、日本酒通の間で知られる存在です。時代と共に変化する嗜好に合わせながらも、変わらぬ本質を守り続けています。

正気

せいき
軽部酒造店 - 茨城県 桜川市

「正気(せいき)」は、軽部酒造店が醸す唯一の銘柄です。銘柄名には「正しい気持ち」「正気を保つ」という意味が込められており、誠実で真摯に酒造りに向き合う姿勢を表しています。 真壁の豊かな大地から湧き出る清水を使い、昔ながらの手造りで醸されたこの酒は、素朴でありながらも芯のある味わいが特徴です。 地元真壁の祭事や祝い事には欠かせない酒として、長きにわたり地域の人々に愛され、親しまれています。

魔愚魔

まぐま
来福酒造 - 茨城県 筑西市

「魔愚魔(まぐま)」は、来福酒造の挑戦的な姿勢を象徴する、超辛口の純米酒ブランドです。その名の通り、マグマのような熱い情熱とエネルギーが込められた、インパクトのある味わいが特徴です。 日本酒度+18前後という極めて高い辛口でありながら、米の旨味もしっかりと感じられる絶妙なバランスを実現しています。花酵母を使用することで、辛口の中にも華やかな香りが漂い、他にはない個性を放っています。 ユニークなネーミングとラベルデザインも相まって、日本酒ファンの間で話題となっている銘柄です。従来の日本酒の枠を超えた、新しい味わいを提案しています。

桐の華

きりのはな
来福酒造 - 茨城県 筑西市

「桐の華(きりのはな)」は、筑波大学の校章である「五三の桐」にちなんで名付けられた、筑波大学推奨の日本酒ブランドです。来福酒造と筑波大学のコラボレーションにより誕生しました。 筑波大学の学生や教職員と共に企画・開発され、学内の行事や記念品としても広く利用されています。花酵母を使用した華やかな香りと、上品で洗練された味わいが特徴です。 地域と大学の連携から生まれた銘柄として、アカデミックな背景と共に、質の高い日本酒として多くの人々に親しまれています。

秀緑

しゅうろく
来福酒造 - 茨城県 筑西市

「秀緑(しゅうろく)」は、かつて坂東市にあった大塚酒造の銘柄を、来福酒造が復活継承したブランドです。地元の人々に惜しまれつつ姿を消した名酒を、坂東市と協力して現代に蘇らせました。 全米日本酒歓評会でグランプリを受賞するなど、その品質は国際的にも高く評価されています。花酵母を使用した華やかな香りと、米の旨味を活かした芳醇な味わいが特徴です。 地域の遺産を守り、次世代に繋ぐという意義深い銘柄であり、坂東市を中心とした地域の人々に再び愛されています。

来福

らいふく EC
来福酒造 - 茨城県 筑西市
来福

「来福(らいふく)」は、創業300年を超える来福酒造の代表銘柄です。銘柄名は「福が来る」という縁起の良い意味を持ち、飲む人に幸福を届けたいという願いが込められています。 最大の特徴は、自社で分離・培養した天然の花酵母を使用していることです。ツルバラ、ベゴニア、ナデシコなどの花酵母と、厳選された好適米を組み合わせることで、従来の日本酒にはない華やかな香りと個性的で奥深い味わいを実現しています。 お祝いの席や贈答品としても人気が高く、その品質の高さから国内外の酒類コンクールで多くの賞を受賞しています。常に新しい可能性に挑戦し続ける、進化する日本酒です。

真向勝負

まっこうしょうぶ EC
来福酒造 - 茨城県 筑西市
真向勝負

「真向勝負(まっこうしょうぶ)」は、来福酒造の経営理念そのものを冠した、限定流通の特別ブランドです。酒造りに対して一切の妥協を許さず、品質だけで正面から勝負するという蔵元の強い意志が込められています。 厳選された酒米と花酵母を使用し、精米歩合や造りの工程にもこだわった高品質な酒です。華やかな吟醸香と、米の旨味、甘味、酸味が調和したバランスの良い味わいが特徴です。 数あるラインナップの中でも特に品質にこだわった逸品として、日本酒通を唸らせる完成度を誇ります。

筑西

ちくせい
来福酒造 - 茨城県 筑西市

「筑西(ちくせい)」は、来福酒造の所在地である筑西市への郷土愛から生まれた銘柄です。筑西市の豊かな自然と風土を表現し、地元の人々に愛される酒を目指して醸されています。 地元産の米や水を積極的に使用し、筑西のテロワールを感じさせる味わいに仕上げています。食事に合わせやすいすっきりとした飲み口で、日々の晩酌にも最適です。 地域限定で販売されることも多く、筑西市を訪れた際の土産や、地元の方々の贈答品としても重宝されています。地域の食文化と深く結びついた地酒です。