茨城県の日本酒銘柄一覧
愛友
あいゆう「愛友(あいゆう)」は、蔵元の社名を冠した、創業以来の精神を受け継ぐ伝統的な銘柄です。「四海皆兄弟」の教えの通り、酒を通じて友愛の輪を広げたいという願いが込められています。 鹿島の水と大地の恵みを活かした、すっきりとした辛口の味わいが特徴です。 飲み飽きせず、どんな料理にも合わせやすい、日常の晩酌に最適な日本酒です。
霰降
あられふり「霰降(あられふり)」は、万葉集にも詠まれている鹿島の枕詞「霰降り」に由来する、風情ある名の銘柄です。鹿島神宮に縁の深い土地ならではの酒です。 潮来の清らかな水と米を使用し、冬の寒さの中でじっくりと醸されています。 歴史と文学の香りを感じさせる、奥ゆかしく上品な味わいが特徴です。
文華
ぶんか文華は、享和元年(1805年)創業の歴史を持つ遠峰酒造が醸していた銘柄です。水郷潮来の地酒として、長年地域で親しまれていました。 1982年に酒造業から「潮来大黒天」としてディスカウントストア業へ転換しましたが、現在は廃業しています。 潮来での酒造りの歴史を伝える、記憶に残る銘柄の一つです。
幾久一
きくいち幾久一は、慶応元年(1865年)創業の伊能酒造店が醸していた銘柄です。小美玉市小川地区の風土を活かした、淡麗辛口ですっきりとした味わいが特徴でした。 銘柄名「幾久一」には、「一世(一生)幾久しく」という、末永い繁栄への願いが込められていました。 現在は廃業していますが、地域の歴史と共に歩んだ酒として記憶されています。
竹乃葉
たけのは竹乃葉は、行方市に位置していた竹乃葉酒造の代表銘柄です。霞ヶ浦の豊かな水と自然の恵みを受け、竹の葉のように清々しく、凛とした味わいの酒として親しまれていました。 現在は廃業していますが、行方の地酒として記憶されています。
東竹乃葉
あずまたけのは「東竹乃葉(あずまたけのは)」は、竹乃葉酒造が醸していたもう一つの銘柄です。「東国(関東)」の竹乃葉として、地域性をより強調した命名でした。 霞ヶ浦の水運で栄えた行方の地で、地元の人々の生活に寄り添う酒として愛飲されていました。 現在は廃業していますが、その名は地域の酒造りの歴史の一部として残っています。
岡部
おかべ EC「岡部(おかべ)」は、創業家の名を冠した岡部合名のもう一つの代表銘柄です。伝統と革新を融合させ、テロワールを表現することに特化したシリーズです。 地元農家と連携した米作りや、蔵元自らの醸造など、こだわりの製法で醸されています。 常陸太田の風土を映し出した、深みのある味わいが特徴です。
黄門ばやし
こうもんばやし「黄門ばやし(こうもんばやし)」は、水戸黄門(徳川光圀公)ゆかりの地であることを記念した銘柄です。光圀公が隠居した西山荘が常陸太田市にあることから名付けられました。 地元の歴史や文化を大切にする岡部合名の想いが込められており、観光土産としても人気があります。 すっきりとした飲み口で、料理を引き立てる味わいが特徴です。
穂内郷
ほないごう「穂内郷(ほないごう)」は、稲穂が実る郷(さと)という、常陸太田の田園風景をイメージした銘柄です。里川流域の豊かな自然と、そこで育まれる米への感謝が込められています。 地元の上質な米と水を使用し、ふるさとの懐かしさを感じさせるような、素朴で優しい味わいに仕上げられています。 日常の晩酌に寄り添う、安らぎの地酒です。
昼下がりのランデヴー
ひるさがりのらんでぶー「昼下がりのランデヴー」は、岡部合名が提案する新しい日本酒の楽しみ方を表現した銘柄です。休日の昼下がりに、ゆったりと楽しむようなカジュアルなシーンをイメージしています。 日本酒のエントリー層にも親しみやすい、軽やかでフルーティーな味わいが特徴です。 ユニークなネーミングとラベルデザインで、日常に彩りを添える一本です。
悪代官
あくだいかん EC「悪代官(あくだいかん)」は、時代劇でおなじみの悪役をモチーフにした、インパクト抜群の銘柄です。水戸黄門ゆかりの地ならではの遊び心とユーモアが込められています。 名前の強烈さとは裏腹に、中身は岡部合名が丁寧に醸した本格的な日本酒です。 話題性があり、パーティーや贈り物として場を盛り上げる一本です。
助さん格さん
すけさんかくさん「助さん格さん(すけさんかくさん)」は、水戸黄門漫遊記でおなじみの二人のお供をモチーフにした銘柄です。常陸太田と水戸徳川家の歴史的な繋がりを親しみやすく表現しています。 二人三脚で黄門様を支えるように、料理と寄り添い、食事を盛り上げる名脇役のような酒を目指しています。 岡部合名の確かな技術で醸された、安心して楽しめる味わいです。
松盛
まつざかり EC「松盛(まつざかり)」は、岡部合名を代表する伝統的な銘柄です。「松が盛んに茂るように、家業が末代まで栄えるように」との願いを込めて命名されました。 全国新酒鑑評会で幾度も金賞を受賞するなど、その品質は高く評価されています。 ふくよかな香りと、奥深い米の旨味が調和した、茨城を代表する銘酒の一つです。
金波寒月
きんぱかんげつ「金波寒月(きんぱかんげつ)」は、月明かりに照らされた水面の美しさを表現した、風雅な銘柄です。静寂な冬の夜に、黄金色に輝く波と月を愛でるような情景が浮かびます。 繊細で優雅な香りと、透明感のある味わいが特徴の大吟醸酒です。 特別な日の食卓や、大切な方への贈り物として、優雅なひとときを演出します。
竜神バンジー
りゅうじんばんじー「竜神バンジー(りゅうじんばんじー)」は、常陸太田市の名所「竜神大吊橋」にある日本最大級のバンジージャンプにちなんだ、インパクトある銘柄です。地域の観光資源を応援する目的で生まれました。 その名の通り、飛び込むような勢いと爽快感を感じさせる、キレのある味わいが特徴です。 話題性抜群で、お土産やパーティーシーンで注目を集めること間違いなしの一本です。
茨苑
しえん「茨苑(しえん)」は、茨城県の「茨」の字を冠した、郷土愛あふれる銘柄です。「苑」は園(その)を意味し、茨城の豊かな風土そのものを表現しています。 地元で愛され続ける、晩酌の定番酒として親しまれています。 冷やでも燗でも楽しめる、飲み飽きしないバランスの良い味わいが特徴です。
ご縁だね
ごえんだね「ご縁だね(ごえんだね)」は、人と人との繋がりや縁を大切にしたいという願いが込められた銘柄です。親しみやすいネーミングで、和やかな雰囲気を演出します。 手頃な価格帯でありながら、岡部合名の丁寧な造りが生きた、飲みやすくまろやかな味わいです。 ちょっとした手土産や、感謝の気持ちを伝える贈り物としても喜ばれます。
剛烈
ごうれつ「剛烈(ごうれつ)」は、江戸時代末期創業の剛烈酒造の代表銘柄です。創業者・剛一郎の「剛」と、水戸藩主・徳川斉昭公(烈公)の「烈」から一字ずつ取って命名されました。 「酒は辛口であるべし」という信念のもと、硬水を用いた骨太でキレの良い辛口の味わいが特徴です。 豊かな香りと濃醇な旨味、そしてシャープなキレが調和した、力強い男性的な日本酒として知られています。
順子
じゅんこ「順子(じゅんこ)」は、剛烈酒造が手掛けるもう一つの銘柄で、骨太な辛口の「剛烈」とは対照的な個性を持っています。女性の名前を冠し、柔らかく親しみやすい味わいを目指して造られました。 日本酒に馴染みのない方や、辛口が苦手な方にも楽しんでいただけるよう、優しい口当たりに仕上げられています。 剛烈酒造の確かな技術を活かしつつ、新たな日本酒の魅力を提案するシリーズです。
富久酔
ふくよい「富久酔(ふくよい)」は、元治元年(1864年)創業の太田銘醸が醸す代表銘柄です。名前には「豊かに(富)、久しく酔いを楽しむ」という願いが込められています。 飲み飽きしない、長く付き合える酒を目指し、常陸太田の豊かな自然と良質な水で丁寧に醸されています。 地域の食文化に寄り添う、穏やかで深みのある味わいが特徴で、地元の人々に愛され続ける晩酌の定番酒です。