茨城県の日本酒銘柄一覧
来福
らいふく 🏆 24 EC
「来福(らいふく)」は、創業300年を超える来福酒造の代表銘柄です。銘柄名は「福が来る」という縁起の良い意味を持ち、飲む人に幸福を届けたいという願いが込められています。 最大の特徴は、自社で分離・培養した天然の花酵母を使用していることです。ツルバラ、ベゴニア、ナデシコなどの花酵母と、厳選された好適米を組み合わせることで、従来の日本酒にはない華やかな香りと個性的で奥深い味わいを実現しています。 お祝いの席や贈答品としても人気が高く、その品質の高さから国内外の酒類コンクールで多くの賞を受賞しています。常に新しい可能性に挑戦し続ける、進化する日本酒です。
富士大観
ふじたいかん 🏆 12「富士大観(ふじたいかん)」は、近代日本画壇の巨匠・横山大観氏が愛飲したことで知られる、森島酒造の伝統銘柄です。画伯が五浦に暮らしていた際に蔵元と親交があったことから、昭和28年(1953年)に「大観」と命名されました。 創業150周年を機に、大観画伯が富士山を好んで描いたことや、日本一の象徴であることにちなみ「富士大観」へと一新されました。 画伯の芸術性と日本の美意識を日本酒に重ね合わせ、気品ある香りと芳醇な味わいが特徴です。150年以上の歴史が生み出す、伝統と格式を感じさせる茨城を代表する銘柄の一つです。
白菊
しらぎく 🏆 9「白菊(しらぎく)」は、文化2年(1805年)の創業以来、廣瀬商店を守り続けてきた伝統の代表銘柄です。筑波山水系の良質な仕込み水と、地域の寒冷な気候を活かして醸されています。 力強い酸味と芳醇で濃厚な味わいが特徴で、飲み飽きしない旨味とコクを併せ持っています。冷やから熱燗まで、どの温度帯でもそれぞれの美味しさが楽しめる「万能清酒」として長年愛されてきました。 どっしりとしたボディとしっかりした酸があり、毎日の食卓を豊かに彩る、食事に寄り添う日本酒の理想形を追求し続けている銘柄です。
霧筑波
きりつくば 🏆 8 EC「霧筑波」は浦里酒造店の代表銘柄で、筑波山の麓つくば市で醸される地酒です。銘柄名は筑波山に立ち込める霧に由来し、この地域の自然環境と深く結びついています。淡麗辛口で食事を引き立てるスッキリとした味わいが特徴で、地元で消費される割合が非常に高く、地域に根差した銘柄として親しまれています。 五代目蔵元の浦里浩司氏によって本格的に展開された銘柄で、つくばの風土を表現する酒造りを志向しています。筑波山の伏流水を使用し、地元の気候風土を活かした醸造を行っており、茨城県内で九割以上が消費される「真の地酒」として知られています。 食中酒としての飲みやすさを追求し、料理の味わいを引き立てながらも、日本酒本来の米の旨味を感じられるバランスの良い酒質に仕上げています。つくばの食文化と共に歩む銘柄として、地元の人々に愛され続けています。
旭桜
あさひざくら 🏆 1「旭桜(あさひざくら)」は、明治29年(1896年)創業の珂北酒造を象徴する主力銘柄です。その名は、かつて蔵の近くを流れていた旭川のほとりに咲き誇る、朝日に照らされた桜の美しさに感動して命名されました。 日本三大名瀑の一つ「袋田の滝」で知られる大子町の、清らかな久慈川の伏流水を仕込み水に使用しています。盆地特有の寒暖差の激しい気候が、酒に深い味わいとキレをもたらします。 淡麗辛口でありながら、熟成によって育まれたフルーティーな旨味とバランスの良さが特徴です。奥久慈の豊かな自然と、100年以上の歴史が育んだ、情熱溢れる手造りの逸品です。
御慶事
ごけいじ 🏆 12「御慶事(ごけいじ)」は、その名の通り「最高のよろこびごと」を意味する、青木酒造の代表銘柄です。大正天皇のご成婚を記念して、三代目当主が命名しました。 創業以来の伝統を受け継ぎながら、現代の技術を取り入れ、高品質な酒造りを追求しています。茨城県産の酒造好適米「ひたち錦」を使った純米吟醸は、その華やかな香りとふくよかな味わいで高い評価を得ています。 祝いの席を彩る酒としてだけでなく、食事を引き立てる食中酒としても親しまれています。
武勇
ぶゆう 🏆 8「武勇(ぶゆう)」は、結城の地で愛され続ける武勇の唯一の銘柄です。淡麗辛口の枠を超え、熟成による旨味とコクを重視した酒質が特徴です。 厳選された酒造好適米を高精白し、麹造りには箱麹法を用いるなど、手造りの丁寧な酒造りを実践しています。 冷やして冴える味わいから、燗にして広がる芳醇な旨味まで、温度帯によって様々な表情を見せる、飲み飽きしない食中酒です。
副将軍
ふくしょうぐん 🏆 9「副将軍(ふくしょうぐん)」は、水戸黄門として親しまれる徳川光圀公にちなんで名付けられた、明利酒類の代表銘柄です。 明利酒類発祥の「小川酵母」と厳選された酒米を使用し、南部杜氏の技で醸されています。 華やかな香りと淡麗な味わいが特徴で、鑑評会でも数多くの金賞を受賞している実力派の日本酒です。
すてら
すてら 🏆 8すてらは稲葉酒造の銘酒で、冬場の酒造りの間に見上げた満天の星空の美しさから名づけられました。星(すてら)と麹や酵母など自然の力に対する畏敬と感謝の気持ちが込められています。毎年7タンクのみしか造られない希少な酒で、全て純米大吟醸として醸されています。 筑波山の麓、敷地内に湧き出る筑波山の伏流水「つくばねの湧水」と厳選した酒米を使用して醸造されています。タンクごとに違った風味を味わうことができ、それぞれのタンクが個性を持っているのも特徴です。六代目蔵元杜氏である稲葉伸子氏による丁寧な酒造りで、米本来の旨味を最大限に引き出しています。 全国新酒鑑評会での純米大吟醸での金賞受賞、ロサンゼルス国際ワイン・スピリッツコンペティション(LAIWC)最優秀金賞、インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)SAKE部門でのメダル獲得など、数々の賞に輝いています。 限定生産の希少性と高い品質により、日本酒愛好家から注目を集める銘柄として知られています。
渡舟
わたりぶね 🏆 10 EC「渡舟(わたりぶね)」は、幻の酒米「短稈渡船(たんかんわたりぶね)」を復活させて醸した、府中誉の代表的かつ革新的な銘柄です。「山田錦」の親系統にあたるこの米は、かつて栽培が途絶えていましたが、蔵元がわずかな種もみから復活させました。 この米ならではの、複層的で豊かな味わいと、果実のような華やかな香りが特徴です。 国内外で高い評価を受け、日本酒の歴史ロマンとテロワールを感じさせる唯一無二の逸品です。
稲里
いなさと 🏆 8「稲里(いなさと)」は、創業以来の銘柄で、酒蔵のある「稲田」の地名に由来します。「稲田」はもともと「稲の里」と呼ばれていたことにちなんでいます。 磯蔵酒造が目指す「米の味と香りがする、日本酒らしい日本酒」を体現した銘柄です。 地元の人々の日常に寄り添う酒として、祭りの時も、普段の食卓でも愛され続けています。
一品
いっぴん 🏆 7「一品(いっぴん)」は、水戸藩ゆかりの銘水で仕込んだ、吉久保酒造の代表銘柄です。その名の通り、品質に拘った「一品」であることを目指して名付けられました。 淡麗辛口ですっきりとした味わいは、地元の料理との相性が抜群です。 国内外のコンクールで高い評価を受けており、水戸を代表する地酒として広く親しまれています。
富久心
ふくごころ 🏆 7 EC「富久心(ふくごころ)」は、明治10年(1877年)創業の椎名酒造店が醸す、140年以上の歴史を持つ銘柄です。日立市十王町高原の奥久慈の山々に囲まれた環境で、少量生産による丁寧な手造りを続けています。 銘柄名は、初代・富蔵と4代目の母・和久里の名から一字ずつ取り、「心を込めて醸す酒」という想いを込めて命名されました。家族の絆と真心を込めた酒造りの理念がその名に宿っています。 蔵の敷地内から湧き出る清冽な湧き水を仕込み水に使用し、フルーティーな香りと米の旨味、そして繊細で素朴な味わいが特徴です。ほぼ全ての生産が茨城県内で消費される、地域の人々に大切に育まれてきた希少な地酒です。
久慈の山
くじのやま 🏆 5「久慈の山(くじのやま)」は、慶長8年(1603年)創業の根本酒造が400年以上にわたり醸し続けてきた、歴史と伝統を象徴する銘柄です。奥久慈の雄大な自然への敬意と、揺るぎない品質への願いがその名に込められています。 名水として名高い駒形神社の御神水と、豊穣な大地が育んだ厳選された酒米、そして熟練の杜氏の技が三位一体となって生み出されます。 すっきりとした口当たりに豊潤な旨味が広がる淡麗辛口の味わいが特徴で、長年地域の人々の祝宴や日常のひとときを彩ってきました。茨城の酒造史を物語る、伝統と風格を兼ね備えた名品です。
結
ゆい 🏆 6「結(ゆい)」は、結城酒造の若き女性杜氏、浦里美智子氏が立ち上げた銘柄です。「吉」を「糸」で結ぶという文字通り、お酒を通じて人と人、地域と人を結びたいという願いが込められています。 2022年の火災で蔵を焼失するという困難に見舞われましたが、現在は北海道の三千櫻酒造や茨城県内の来福酒造の協力を得て、酒造りを継続しています。 ふくよかな味わいと綺麗な酸味が特徴で、逆境の中でも進化を続ける、希望のやどる日本酒です。
太平海
たいへいかい 🏆 1「太平海(たいへいかい)」は、府中誉が醸す、日本の四季に寄り添うことをテーマにした銘柄です。太平洋に面した茨城の海の恵みと、内陸の豊かな実りの両方を表現しています。 夏にはスパークリング、春にはおりがらみ、冬には無濾過など、季節ごとの味わいを大切にしたラインナップが揃っています。 旬の食材との相性を第一に考え、食中酒として飲み飽きしない、穏やかでキレのある酒質が魅力です。
松盛
まつざかり 🏆 5「松盛(まつざかり)」は、岡部合名を代表する伝統的な銘柄です。「松が盛んに茂るように、家業が末代まで栄えるように」との願いを込めて命名されました。 全国新酒鑑評会で幾度も金賞を受賞するなど、その品質は高く評価されています。 ふくよかな香りと、奥深い米の旨味が調和した、茨城を代表する銘酒の一つです。
愛友
あいゆう 🏆 6「愛友(あいゆう)」は、蔵元の社名を冠した、創業以来の精神を受け継ぐ伝統的な銘柄です。「四海皆兄弟」の教えの通り、酒を通じて友愛の輪を広げたいという願いが込められています。 鹿島の水と大地の恵みを活かした、すっきりとした辛口の味わいが特徴です。 飲み飽きせず、どんな料理にも合わせやすい、日常の晩酌に最適な日本酒です。
森嶋
もりしま 🏆 3 EC
「森嶋(もりしま)」は、明治2年(1869年)創業の森島酒造が令和元年(2019年)に立ち上げた、6代目蔵元・森嶋正一郎氏の名を冠した新銘柄です。太平洋までわずか数歩という海辺の蔵で、「フレッシュ・軽快・透明感」をモットーに醸されています。 食事を引き立てる綺麗な透明感と、口の中をリセットする程よい酸味、そして極限まで甘さを抑えた爽やかなキレが特徴です。 日立の豊かな海の幸と見事に調和する「海の酒」として、日本酒の新しいスタンダードを追求し、国内外で大きな注目を集めているブランドです。
紬美人
つむぎびじん 🏆 6「紬美人」は野村醸造の代表銘柄で、明治30年の創業以来、地元常総市で愛され続けている地酒です。銘柄名は、この地方の特産品である「結城紬」の着物が似合う美人をイメージして名付けられました。 鬼怒川の豊かな軟水と、厳選された良質な米を使用し、手造りの丁寧な製法にこだわっています。ふくよかな香りと、口当たりが柔らかくキレの良い味わいが特徴で、飲み飽きしない酒質を実現しています。 フランスの「Kura Master」で金賞を受賞するなど、国際的にも評価が高まっています。食事との相性も良く、日々の食卓を彩る酒として親しまれています。
徳正宗
とくまさむね 🏆 6「徳正宗(とくまさむね)」は、萩原酒造の代表銘柄として、安政2年の創業以来、地域の人々に愛され続けてきた地酒です。中国の故事にある「酒徳」から名付けられました。 利根川水系のまろやかな水を仕込み水に、地元茨城の米と伝統の技で醸されています。芳醇な香りと、米の旨味がしっかりと感じられる濃醇な味わいが特徴です。 日常の晩酌からハレの日まで、人生の様々な場面に寄り添う酒として、境町の食文化に根付いています。
SEN
せん 🏆 2「SEN」は、廣瀬商店が手掛ける革新的な銘柄で、「一圃一酒(いっぽ・いっしゅ)」というコンセプトを体現しています。特定の単一の田圃から収穫された米のみを使用し、その土地のテロワールを極限まで追求した取り組みです。 単一農家、単一圃場の米にこだわることで、その年の気候や土壌の個性を純粋に表現しています。従来の日本酒の概念を超え、ワインのように「畑」の個性を楽しむ新しいスタイルとして高い評価を受けています。 フルーティーで濃厚な味わいと、毎年異なる米の表情を最大限に引き出す酒造りが特徴です。
菊盛
きくさかり 🏆 3「菊盛(きくさかり)」は、木内酒造の創業銘柄です。その名は、水戸藩の儒者・藤田東湖によって、「菊の花が咲き盛るように、国が栄えるように」との願いを込めて名付けられました。 厳選された酒米を使用し、手造りで丁寧に醸されています。 木内酒造の歴史と伝統を象徴する、華やかで芳醇な味わいの日本酒です。
秀緑
しゅうろく 🏆 5「秀緑(しゅうろく)」は、かつて坂東市にあった大塚酒造の銘柄を、来福酒造が復活継承したブランドです。地元の人々に惜しまれつつ姿を消した名酒を、坂東市と協力して現代に蘇らせました。 全米日本酒歓評会でグランプリを受賞するなど、その品質は国際的にも高く評価されています。花酵母を使用した華やかな香りと、米の旨味を活かした芳醇な味わいが特徴です。 地域の遺産を守り、次世代に繋ぐという意義深い銘柄であり、坂東市を中心とした地域の人々に再び愛されています。
府中誉
ふちゅうほまれ 🏆 2「府中誉(ふちゅうほまれ)」は、安政元年(1854年)創業の老舗蔵が醸す、地域の歴史と誇りを冠した銘柄です。「府中」とは常陸国府が置かれた石岡の古い呼び名です。 「関東の灘」と呼ばれた石岡の地で、代々受け継がれた伝統的な道具と製法を守り、石岡の名水「府中六井」系の良質な地下水で醸されています。 筑波山麓の自然の恵みと、蔵人の情熱が込められた、ふくよかで香り高い味わいが特徴です。