ポンシュ

Ponsh

石川県の日本酒銘柄一覧

高砂

たかさご
金谷酒造店 - 石川県 白山市

高砂は金谷酒造店の代表銘柄で、白山の伏流水と地元の酒米を使用して醸される淡麗辛口の日本酒です。 銘柄名は縁起の良い言葉「高砂」から取られており、祝いの席にもふさわしい格調高い酒として親しまれています。霊峰白山・手取川の豊富な伏流水と、石川県オリジナルの酒造好適米「石川門」などを手造りで丁寧に醸し、優しい口当たりと淡麗な飲み口が特徴です。 フルーティーな味わいがあり、「ワインのような味わい」として女性からも人気を集めています。個性あふれる石川の酒の中では珍しく、あっさりとした淡麗辛口の酒質で、魚介類をはじめとする様々な料理と相性が良く、食中酒として幅広く楽しめます。 大吟醸から本醸造まで幅広い商品ラインナップを持ち、それぞれが高砂ブランドの品質の高さを体現しています。

北美雪

きたみゆき
金谷酒造店 - 石川県 白山市

北美雪は金谷酒造店が醸す銘柄の一つです。 詳細情報は限定的ですが、金谷酒造店の「優しいお酒」という理念を体現した銘柄として展開されています。

友白髪

ともしらが
金谷酒造店 - 石川県 白山市

友白髪は「共に白髪になるまで」という夫婦の契りを表す言葉で、長寿と夫婦円満を願う縁起の良い銘柄です。 古来より日本では、夫婦が共に年を重ね、共に白髪になるまで添い遂げることを理想としてきました。この銘柄はそうした日本の美しい伝統的価値観を表現し、祝いの席や記念日にふさわしい格調高い酒として醸されています。

春山

はるやま
春成酒造店 - 石川県 七尾市

春山は春成酒造店の代表銘柄で、1865年の創業以来醸され続けている伝統の日本酒です。 銘柄名は春の山の穏やかで優しいイメージを表現しており、季節の移ろいと自然の恵みへの感謝が込められています。北陸らしい淡麗辛口の酒質で、七尾の豊富な海の幸、特に新鮮な魚介類との相性が抜群です。 本醸造を中心とした商品ラインナップで、日常の食卓に寄り添う飲み飽きしない味わいが特徴です。すっきりとしたキレの良い飲み口と、米本来の優しい旨味が調和し、冷やでも燗でも楽しめる懐の深さを持ちます。 地元七尾を中心に長年愛され続けてきた、地域に根ざした銘柄です。

天平

てんぺい
布施酒造店 - 石川県 七尾市

天平は布施酒造店の代表銘柄で、古酒(熟成酒)専門という独自の特徴を持つ日本酒です。 銘柄名「天平」は、奈良時代の天平文化の華やかさと、時を経て深まる美しさを重ね合わせて名付けられました。3年、5年、7年、10年と長期間丁寧に熟成させることで、琥珀色の美しい色合いと、新酒とは全く異なる独特の風味を生み出します。 熟成により米の旨味が凝縮され、まろやかで奥深い味わいが特徴です。古酒特有の複雑な香りと、時を経て円熟した味わいは、日本酒の新しい魅力を発見させてくれます。 ラベルは現当主の弟で日本画家である布施錦司氏による力強い筆文字で、芸術性の高さも評価されています。「酒は古酒、女は年増」という言葉を体現する、時の美学を追求した銘柄です。燗酒としても楽しめ、熟成酒ならではの深い味わいを堪能できます。

鶴と福

つるとふく EC
鶴野酒造店 - 石川県 鳳珠郡
鶴と福

鶴と福は、能登半島地震で被災した鶴野酒造店と金沢の福光屋が共同醸造した復興支援酒です。 「鶴と福」という銘柄名は、鶴野酒造店の「鶴」と福光屋の「福」を組み合わせたもので、両蔵の技術と思いが結集した特別な日本酒です。2024年の能登半島地震で全壊した鶴野酒造店が、福光屋の協力を得て酒造りを継続するために生まれた銘柄で、能登の酒造文化を守り抜く決意が込められています。 純米大吟醸として醸され、両蔵の技術の粋を集めた高品質な仕上がりとなっています。この銘柄は単なる復興支援にとどまらず、石川県の酒造文化における蔵元同士の絆と、困難を乗り越える力強さを象徴する存在です。

谷泉

たにいずみ
鶴野酒造店 - 石川県 鳳珠郡

谷泉は鶴野酒造店の代表銘柄で、能登の豊かな自然と素朴な風土から生まれた清酒です。 銘柄名は山間から湧き出る清らかな泉をイメージしており、能登の自然の恵みへの感謝が込められています。地元の契約農家から仕入れた良質な酒米と、山間から湧き出る良質な湧き水を使用し、丁寧にすべて手造りで醸されています。 女性杜氏・鶴野薫子氏が醸す谷泉は、穏やかな香りと優しい旨味、バランスの良い味わいが特徴です。能登の海の幸をはじめとする地元の食材との相性が良く、食中酒として幅広く親しまれています。 純米酒から大吟醸まで幅広い商品ラインナップを持ち、能登の風土を表現した銘柄として地元を中心に高く評価されています。ラベルには能登の手すき和紙が使用され、伝統工芸との調和も特徴の一つです。

登雷

とらい
鶴野酒造店 - 石川県 鳳珠郡

登雷は鶴野酒造店の女性杜氏が初めて酒造りに挑戦(トライ)した際に生まれた、超辛口の日本酒です。 銘柄名の由来は、冬の能登で時折観られる「海から上空に登っていく雷」という珍しい自然現象からきています。通常の雷とは逆に、電位が逆転して天に登る雷のような衝撃の辛さと旨みを味わってほしいという思いが込められています。 母と娘がそれぞれ別のタンクで醸しており、2種類の登雷が存在します。味わいはスッキリ辛口でありながら旨味も強く、飲み飽きせず食中酒にピッタリの酒質です。超辛口という個性的な特徴を持ちながら、米本来の旨味も感じられるバランスの良さが評価されています。 ラベルは能登の手すき和紙に手描きの筆文字で、趣のある仕上がりとなっています。能登の自然の力強さと、女性杜氏の挑戦精神を体現した銘柄です。

Chikuha N

ちくは えぬ
数馬酒造 - 石川県 鳳珠郡

Chikuha Nは、県内の大学生が能登半島を舞台に、酒造りの開発から販売までの全過程に携わって開発した、若者世代に向けた日本酒です。 従来の日本酒のイメージを刷新し、若い世代にも親しみやすいブランディングと味わいを追求しています。大学生という次世代の担い手が、能登の酒造文化を学びながら、新しい価値を創造するプロジェクトとして生まれました。 伝統的な酒造りの技術と、若い感性が融合した、数馬酒造の革新的な取り組みを体現する銘柄です。能登産の原料100%使用という蔵の理念を継承しながら、新しい日本酒の楽しみ方を提案しています。

竹葉

ちくは EC
数馬酒造 - 石川県 鳳珠郡
竹葉

竹葉は数馬酒造を代表する銘柄で、奥能登の地酒として長年親しまれてきた日本酒です。 銘柄名は竹の葉の持つ清々しさと、しなやかな強さをイメージして名付けられました。能登産の米、能登の水、能登の生産者によって作られたオール能登産の日本酒で、2020年より酒米の調達において能登産100%を実現しています。 仕込み水は硬度0.6度の超軟水で、やわらかな口あたりと風味を生み出します。甘味・酸味・渋味・苦味・旨味がほどよく調和し、一口でそれらの味わいが楽しめる、食事に寄り添う純米酒として設計されています。 しっかりとした旨味がありながら軽やかですっきりとした酒質は、濃厚な日本酒の苦手な方や、日本酒に飲みなれない方、海外の方にも好評です。代表的な「竹葉 能登純米」は、IWC2014銀賞、マドリッドフュージョン2014出展酒、全国燗酒コンテスト2016最高金賞、ワイングラスでおいしい日本酒アワード2023金賞など、数々の受賞歴を誇ります。 能登の豊かな海の幸との相性が抜群で、地域の食文化と深く結びついた、真の地酒です。

せん
数馬酒造 - 石川県 鳳珠郡

閃は数馬酒造の第2ブランドとして展開される、石川県独自の酒造好適米「石川門」のみで醸した日本酒です。 「閃」という銘柄名は、ひらめきや直感の鋭さを表現しており、新しい発想による酒造りへの挑戦を象徴しています。石川門は1992年に育成が開始され、2004年に配布開始された比較的新しい酒造好適米で、力強い味わいとしっかりとした旨味が特徴です。 この銘柄は流通限定品として、全国で数社に留まる取り扱い店でのみ販売されており、希少性の高い日本酒として知られています。石川門という石川県独自の酒米の個性を最大限に引き出すことで、竹葉とは異なる味わいの表現を追求しています。 数馬酒造の技術力の高さと、新しい価値の創造を目指す姿勢が表現された、革新的な銘柄です。

深豊

しんほう
数馬酒造 - 石川県 鳳珠郡

深豊は数馬酒造が醸す銘柄の一つです。 詳細情報は限定的ですが、数馬酒造の能登産原料100%という理念を継承し、地域に根ざした酒造りを行っている銘柄と考えられます。

NOTO

のと EC
数馬酒造 - 石川県 鳳珠郡
NOTO

NOTOは、能登のお米、能登の水、能登の生産者によって作られたオール能登産の日本酒です。 シンプルに「NOTO」という銘柄名を冠することで、能登の地域性と風土を直接的に表現しています。数馬酒造が2020年より実現した能登産酒米100%使用という取り組みの象徴的な銘柄で、純米大吟醸として醸されています。 世界最高峰の日本酒鑑評会IWCでトップトロフィーを受賞した蔵の技術力を結集し、能登というテロワールを最大限に表現した日本酒です。地域のアイデンティティと、持続可能な酒造りへの挑戦が込められた、数馬酒造の理念を体現する銘柄です。

大江山

おおえやま
松波酒造 - 石川県 鳳珠郡

大江山は松波酒造の代表銘柄で、酒呑童子伝説に出てくる大江山から、豪快に酒を酌み交わしてほしいと願って名づけられました。 京都の大江山に住む酒呑童子の伝説にちなみ、先祖が「酒呑童子のごとく豪快に酒を酌み交わして欲しい」という願いを込めて命名したと伝えられています。明治元年の創業以来、能登杜氏による極寒仕込みの酒造りを続けており、冬の寒さをいかしてゆっくりと時間をかけて発酵させることで、澄んだ味わいに仕上げています。 石川県産「五百万石」「石川門」や兵庫県産「山田錦」などの酒米と、百年以上守り続けている蔵の井戸から汲みあげた軟水を仕込みに使用しています。代表商品の「大江山 蔵出し純米酒」は、石川県産酒米「石川門」を100%使用して醸された辛口の純米酒で、酸味とキレのある喉ごしが特徴です。個性的な味わいがクセになり、根強いファンがいます。 「大江山 能登上撰」は海の幸によく合い、冷やから熱燗まで幅広く楽しめる、やや辛口の本醸造酒として親しまれています。能登の食文化と深く結びついた、伝統の銘柄です。

能登起舟

のときしゅう
松波酒造 - 石川県 鳳珠郡

能登起舟は松波酒造が醸す銘柄の一つで、能登の海と船出のイメージを表現しています。 詳細情報は限定的ですが、能登の海洋文化と深く結びついた銘柄名から、地域の伝統と風土を大切にする松波酒造の姿勢が感じられます。

つづらの波

つづらのなみ
松波酒造 - 石川県 鳳珠郡

つづらの波は松波酒造が醸す銘柄の一つです。 「つづら」は九十九折(つづらおり)を連想させ、複雑に折り重なる波のイメージを表現していると考えられます。能登の海の情景を銘柄名に込めた、地域性豊かな日本酒です。

大慶

たいけい EC
櫻田酒造 - 石川県 珠洲市

大慶は櫻田酒造の創業時からの銘柄で、大正時代から蔵をかまえる漁師の町、珠洲市蛸島町で大漁のときに飲む酒として親しまれてきました。 「大慶」という縁起の良い名前は、大漁の喜びを表現しており、漁師町の文化と深く結びついています。平成元年に創業時の酒名「大慶」を純米酒として復活させ、現在は55%精米の特別純米酒や純米大吟醸などの商品ラインナップを展開しています。 日本酒度±0の中庸タイプで、甘からず辛からず、すっきりした味わいが特徴です。地元漁師に愛され、新鮮な魚介類との相性が抜群で、当店の酒の約9割が地元珠洲で飲まれ、そのうちの6割がこの蛸島地区で飲まれている本物の地酒です。 燗でも冷でも美味しく楽しめ、日常の食卓に寄り添う飲み飽きしない味わいは、珠洲の食文化を支え続けています。

初桜

はつさくら
櫻田酒造 - 石川県 珠洲市

初桜は櫻田酒造の代表銘柄の一つで、春の訪れを告げる桜の清らかなイメージを表現した日本酒です。 日本酒度±0の中庸タイプの本醸造で、甘からず辛からず、すっきりした味わいのあるお酒です。地元珠洲市の漁師町で長年親しまれ、新鮮な魚介類と晩酌するのに絶品の酒として評価されています。 燗でも冷でも美味しく、日常的に楽しんで頂ける親しみやすさが特徴です。米の味をしっかりと楽しめる本醸造として醸され、地元の食文化に寄り添う味わいが地域で愛され続けています。

能登桜

のとざくら
櫻田酒造 - 石川県 珠洲市

能登桜は櫻田酒造が醸す銘柄の一つで、能登の地と桜を結びつけた銘柄名を持つ日本酒です。 特別純米酒のひやおろしなどの商品があり、能登の風土を表現した季節感のある酒造りが特徴です。地域性を大切にする櫻田酒造の姿勢が表現された銘柄です。

宗玄

そうげん EC
宗玄酒造 - 石川県 珠洲市
宗玄

宗玄は宗玄酒造を代表する銘柄で、1768年創業以来250年以上にわたり醸され続けている奥能登最古の日本酒です。 銘柄名は蔵元の名前「宗玄」に由来し、能登畠山氏の末裔である畠山義春が珠洲に逃れた際に改称した名前を今に伝えています。能登杜氏発祥の蔵として、能登杜氏の高い技術に裏打ちされた伝統的な酒造りを継承しています。 低温発酵と軟水仕込みを駆使し、酒米の特徴を最大限に引き出すことで、奥行きのあるまろやかな口当たりを実現しています。フルーティで繊細な味を持つ吟醸酒の高品質化に成功し、「能登流」と呼ばれる昔ながらの酒造りに学びながらも、独自の新たな酒造りを追求しています。 やや甘口のまろやかな酒質が特徴で、創業当初より地域の人々から「宗玄酒」と呼ばれ親しまれてきました。毎年開催される全国新酒鑑評会で「大吟醸宗玄」が最高位の金賞を受賞し続け、その銘酒はANA国際線ファーストクラスにも採用されるなど、国内外で高く評価されています。 能登の歴史と伝統、そして革新的な技術が融合した、奥能登を代表する銘酒です。