西内酒造は奈良県桜井市の南端に位置する談山神社のふもとで明治初期より酒銘「談山」として清酒製造業を営み始め、150年以上も酒造業一筋、連綿と続く蔵です。
談山神社は、大化の改新で有名な藤原鎌足公を御祭神としており、春は桜、秋は紅葉で朱色の神社が見事に映える観光名所です。
米、米こうじだけのやや辛口スッキリしたお酒を造り、奈良県産好適米露葉風を使用し多武峯山系の名水で仕込んでいます。
代表的な商品として、仕込み水の代わりに古酒を用いて醗酵させた「貴醸酒」があり、極甘口の貴腐ワインやアイスワインのような味わいです。また、IWC2024でGOLDメダルと奈良古酒トロフィーを受賞した6年貯蔵の「累醸酒」、古代米を使用したほんのり桜色の純米酒「卑弥呼の里」、活性にごり酒「大名庄屋酒」など、個性的な商品を展開しています。