ポンシュ

Ponsh

福島県の日本酒銘柄一覧

天王山

てんのうざん
上田善治郎商店 廃業 - 福島県 双葉郡

天王山は上田善治郎商店が製造していた銘柄です。 「天王山」という名は、歴史的に重要な戦いの舞台となった京都府大山崎町の天王山に由来する可能性があり、勝負や運命の分かれ目を意味する言葉としても知られています。 また、双葉郡浪江町には「檜山(ひやま)」という山があり、別名を「天王山」と呼ばれていたことから、この地域の山にちなんで名付けられたとも考えられます。 双葉郡の地酒として、地域の食文化と調和する味わいを追求し、地元の人々に親しまれていました。 平成23年(2011年)の震災と原発事故により製造は終了しましたが、双葉郡の酒造文化の一翼を担った銘柄として、その名は地域の歴史に刻まれています。

AIZ'S-EYES

アイズアイズ
會津アクティベートアソシエーション株式会社 - 福島県

AIZ'S-EYESは會津アクティベートアソシエーション株式会社が会津地方17市町村と連携して立ち上げた統一ブランドで、会津の日本酒を国内外に広く発信するために創設されました。 会津地方全体の価値を高め、地域変革を推進する取り組みの一環として、当初7蔵の協力によりスタートし、好評を受けて新たに6蔵が加わり、合計13蔵の個性豊かな蔵元が参加する大規模なプロジェクトに発展しました。 参加蔵元には榮川酒造、峰の雪酒造、名倉山酒造、磐梯酒造、稲川酒造、喜多の華酒造、笹正宗酒造などが名を連ね、それぞれが独自の製法と個性を活かしながら「会津テロワール」を表現しています。 会津地方17市町村で育まれた米と水を使用し、各蔵元が丹精込めて醸した高品質な日本酒を「AIZ'S-EYES」という統一ブランドの下で展開することで、会津全体の酒造文化の魅力を集約しています。 福島県が全国新酒鑑評会で連続して最多金賞受賞という快挙を成し遂げており、その半数以上を会津地方の蔵元が占めるという高い技術力を背景に持っています。 例えば榮川酒造では日本名水百選に選ばれた磐梯西山麓湧水群の清らかな水を使用し、精米歩合55%で醸造するなど、各蔵元が会津産の酒米と地域の水を活かした高品質な酒造りを実践しています。 味わいは各蔵元の個性により異なりますが、全体として会津地方の豊かな自然と伝統的な酒造技術が融合した、バランスの良い日本酒として設計されています。 清らかでやわらかな味わい、会津産米の旨味と名水が調和した上品な酒質が特徴で、会津地方の多様性と奥深さを一度に体験できる商品構成となっています。 2本セットでの販売展開により、異なる蔵元の個性を飲み比べできる形式を採用し、会津地方の豊かな食文化に合わせて設計されており、会津の郷土料理全般と相性が良い統一ブランドです。