ポンシュ

Ponsh

山形県の日本酒銘柄一覧

山川光男

やまかわみつお EC
山川光男 - 山形県
山川光男

山川光男は、山形県の4蔵による共同醸造プロジェクトから生まれた実験的かつ革新的な日本酒です。 酒名は参加する4つの蔵元の代表銘柄「山形正宗」「楯野川」「東光」「羽陽男山」から一文字ずつを取り、擬人化されたキャラクターとして命名されました。 酸が際立つフルーティーな味わいとスッキリとした飲み口が特徴で、キレの良さとフレッシュさを兼ね備えています。 毎年担当する蔵元が他の3蔵から受け取った麹や仕込み水を使用し、その年ごとに異なるテーマで醸造するため、毎年個性豊かな味わいに仕上がります。 ラベルには擬人化された「山川光男」というキャラクターが描かれ、季節ごとに「はる」「なつ」「あき」「ふゆ」といったバージョンがリリースされるなど、遊び心に満ちた展開が魅力です。 若手蔵元たちの技術向上と新たな刺激を求める姿勢が結実した、山形の日本酒シーンを象徴する銘柄といえます。

山男山

やまおとこやま
男山酒造 - 山形県 山形市

山男山は男山酒造が醸す銘柄の一つで、蔵王山系の伏流水を使用した酒造りから生まれる清冽な味わいが特徴です。 男山という名前に相応しい、すっきりとした辛口の酒質を持ち、飲むほどにキレの良さが際立ちます。 男山酒造の長年の技術と山形の豊かな自然が生み出す、飽きのこない日常酒として地元で親しまれています。

羽陽男山

うようおとこやま EC
男山酒造 - 山形県 山形市
羽陽男山

羽陽男山は男山酒造の代表銘柄で、京都の男山八幡宮に因んで命名されました。 蔵王山系の伏流水で醸し出す酒は、男山の名にふさわしくすっきりとした辛口が特徴で、飲むほどにキレの良いおいしいお酒として評価されています。 全国新酒鑑評会で5年連続を含む16回にわたり金賞を受けるなど、品質の高さは折り紙付きです。 「男山」という銘柄は全国的に人気があり、「羽陽男山」では「羽陽」の部分が小印として付され、山形の男山であることを示しています。 厳選した山形県産米と蔵王の伏流水、そして200年以上にわたる伝統の技が融合し、辛口でキレの良い味わいを実現。 食事との相性も良く、山形の食文化を支える銘酒として地元内外で高い評価を得ています。

ナヌカ

なぬか
男山酒造 - 山形県 山形市

ナヌカは、男山酒造の「羽陽男山」、寿虎屋酒造の「霞城寿」、秀鳳酒造場の「秀鳳」という3つの異なる酒蔵の日本酒をブレンドした特別な商品です。 企画は「純米酒専門店La Jomon」が担当し、加工は男山酒造が手掛けました。 3つの蔵それぞれの個性が融合した独特の味わいが楽しめる、コラボレーションから生まれた新しいタイプの日本酒です。 八日町という地名にちなんだ「ナヌカ(七日)」という名前も、地域性を表現しています。

十八夜

じゅうはちや
秀鳳酒造場 - 山形県 山形市

十八夜は秀鳳酒造場が醸す銘柄の一つで、蔵王の清冽な水と山形県産米を使用した酒造りから生まれます。秀鳳酒造場の技術と自然環境が融合した、味わい深い日本酒です。

幻酒 翁山

おきなさん
秀鳳酒造場 - 山形県 山形市

幻酒 翁山は秀鳳酒造場の銘柄の一つで、「幻酒」という冠が示すとおり、希少性の高い酒として位置づけられています。蔵王の自然と伝統の技が生み出す、特別な味わいを持つ日本酒です。

秀鳳

しゅうほう EC
秀鳳酒造場 - 山形県 山形市
秀鳳

秀鳳は秀鳳酒造場の代表銘柄で、中国の瑞鳥「鳳凰」に由来する名前が付けられています。豊かな自然と蔵の技を駆使して個性ある酒造りを目指すという蔵の理念を体現した銘柄です。 リンゴやマスカットを思わせる上品で華やかな香りと、甘いフルーツの芳香が特徴で、蔵王山系の清冽な水と山形県産米、県産酵母を積極的に使用しています。フルーティーで飲みやすい味わいながら、しっかりとした米の旨味も感じられるバランスの良さが魅力です。 全国の日本酒ファンから高い評価を得ており、蔵王の自然環境と伝統の技術が融合した、山形を代表する銘酒の一つとして知られています。

庄五郎

しょうごろう EC
秀鳳酒造場 - 山形県 山形市
庄五郎

庄五郎は、秀鳳酒造場の創業者である初代武田庄五郎の名前を冠した銘柄で、三代にわたって襲名されたこの名前は蔵の歴史を象徴しています。 創業時からの伝統を受け継ぎながら、蔵王の清冽な水と山形県産米を使用した酒造りを行っています。初代庄五郎から続く酒造りの精神を現代に伝える、秀鳳酒造場のルーツを感じられる銘柄です。

珠韻

しゅいん
秀鳳酒造場 - 山形県 山形市

珠韻は「秀鳳」の特約店が立ち上げた新しいブランドで、「素敵な余韻」という意味が込められています。全国で限られた酒販店だけで販売される特別限定の酒として位置づけられています。 秀鳳酒造場の技術と特約店のこだわりが融合し、飲んだ後の心地よい余韻を大切にした酒質が特徴です。限定流通という希少性と、秀鳳ブランドの品質が保証された、特別な日本酒として愛好家に支持されています。

譲川

ゆずりかわ
秀鳳酒造場 - 山形県 山形市

譲川は秀鳳酒造場が醸す銘柄の一つで、蔵王の自然と伝統の技が生み出す日本酒です。秀鳳酒造場のラインナップの中で、独自の個性を持つ銘柄として展開されています。

銀嶺月山

ぎんれいがっさん EC
月山酒造 - 山形県 寒河江市
銀嶺月山

銀嶺月山は月山酒造の代表銘柄で、日本名水百選に選ばれた月山の伏流水を使用した高品質な日本酒です。月山の万年雪の雪解け水が400年の時を経て地下に染み込み、湧き出る清冽な水「ロマンの水」を仕込み水として使用しています。 高精白した米と名水百選の月山の伏流水から醸され、厳寒期に地元の杜氏・蔵人が丹精込めて丁寧に仕込んだ、すっきりした香りとふくよかな味わいが特徴です。大豪雪地帯の厳しい寒さは酒の香りを引き立たせ、フレッシュな口あたりに仕上がります。 「銀嶺月山 純米大吟醸」はワイングラスでおいしい日本酒アワード2022で金賞を受賞するなど、その品質は高く評価されています。月山の自然が育む名水と、雪国の厳しい寒さがもたらす理想的な醸造環境、そして熟練の杜氏の技が融合した、雪国山形を代表する銘酒です。

一声

ひとこえ
設楽酒造店 - 山形県 西村山郡

一声は設楽酒造店が醸す銘柄で、霊峰月山の万年雪が400年かけて濾過された名水百選の月山自然水を仕込み水として使用しています。手がかじかむ程の厳しい寒さの中、厳寒期に丁寧に仕込まれる日本酒です。 濃厚な旨味があり、酸味が味を引き締める特徴的な味わいを持ち、香りは強めながら雑味やえぐ味は一切なく、甘口寄りでとろけるような味と香りが特徴です。 一声は主に西川町の地元で流通しており、蔵の直売所や限定販売が多い地元向けの銘柄として、地域に根ざした酒造りを体現しています。月山の自然と地域の食文化に寄り添う、地元愛に満ちた日本酒です。

豊龍

ほうりゅう
鈴木酒造 - 山形県 西村山郡

豊龍は鈴木酒造が醸す銘柄で、近くの豊龍神社にちなんで命名されました。原料米は山田錦、美山錦、出羽燦々などを使用し、仕込み水は朝日山系の伏流水を使っています。 山形県内で一番小さい酒蔵の職人たちが伝統の技を引き継ぎ、丹精込めて作った清酒です。町内のスーパーマーケットなどでは普通に店頭に並ぶものの、生産量が少ないため町外ではなかなか手に入らず、朝日町民以外には幻の逸品と評されています。 最小限の設備の中、長年の経験と五感を駆使した昔ながらの酒造りが特徴で、月山酒造として「銀嶺月山」などとともに出荷されています。小規模ながら高品質な酒造りを守り続ける、朝日町の宝といえる銘酒です。

寿久蔵

じゅきゅうくら EC
寿虎屋酒造 - 山形県 山形市

寿久蔵は寿虎屋酒造が醸す銘柄の一つで、300年以上の歴史を持つ蔵の伝統と技術が結集した日本酒です。蔵王山系の高瀬川伏流水を使用し、山形のテロワールを表現しています。

雄町

おまち EC
寿虎屋酒造 - 山形県 山形市

雄町は寿虎屋酒造が醸す銘柄で、酒米の名品「雄町」を使用した日本酒です。雄町米の特性を活かした味わい深い酒質が特徴で、300年の技術に支えられた品質の高さが魅力です。

霞城寿

かじょうことぶき EC
寿虎屋酒造 - 山形県 山形市
霞城寿

霞城寿は寿虎屋酒造の代表銘柄で、山形市の別名「霞城」を冠した地域性豊かな日本酒です。蔵王山系の高瀬川伏流水を使用し、山形県産米と県産酵母、そして300年にわたる虎屋の醸造技術を結集して造られています。 すっきりと爽やかな味わいが特徴で、蔵王山系の清冽な水と山形の豊かな自然環境が生み出す、バランスの取れた酒質が魅力です。伝統を守りながらも時代に合わせた酒造りを行い、国内外のコンテストで金賞を受賞するなど、高い評価を得ています。 霞城という名前には山形城の雅称が込められており、地域への愛着と誇りを表現した銘柄として、地元内外で親しまれています。

虎屋

とらや EC
寿虎屋酒造 - 山形県 山形市
虎屋

虎屋は寿虎屋酒造の屋号を冠した銘柄で、1715年創業以来の伝統を象徴する日本酒です。300年以上にわたる酒造りの歴史と技術が結集し、蔵王山系の伏流水と山形の米を使用した、蔵のルーツを感じられる銘柄です。

三百年の掟やぶり

さんびゃくねんのおきてやぶり EC
寿虎屋酒造 - 山形県 山形市
三百年の掟やぶり

三百年の掟やぶりは、寿虎屋酒造が300年にわたって守り続けてきた「濾過して出荷する」という厳格な掟を破り、無濾過槽前原酒として世に送り出した革新的な銘柄です。 通常、日本酒は濾過・火入れ殺菌して出荷するのが一般的で、その理由は酒を劣化させる原因となる乳酸菌等の「火落ち菌」を退治するためです。この工程は寿虎屋酒造が創業以来300年に渡る厳格な掟として頑なに守ってきました。 しかし、蔵を一般に開放した際、たまたま試飲できた無濾過槽前原酒の美味しさが口コミで広がり、販売を切望する声が多く上がりました。大きな葛藤の末、「ありのままを飲んで頂きたい」という思いから、二十世紀を迎えたタイミングで搾りたてに一切手を加えない無濾過槽前原酒を直接瓶詰することに踏み切りました。 搾り出されたばかりのまま、一切何も手を加えずに、麹のコクと旨味、華やかな香りや微発泡感が口の中に広がります。これらの得難い口福は、かつて蔵人のみに与えられた特権でした。 本醸造、純米、純米吟醸、純米大吟醸の4シリーズがあり、「三百年の掟やぶり 本醸造」は「日本の宝物JAPANグランプリ」で審査員特別賞を受賞した逸品です。伝統への敬意と革新への勇気が融合した、寿虎屋酒造の新たな歴史を刻む銘柄として高い評価を得ています。

紅葉盛

こうようもり
古澤酒造 - 山形県 寒河江市

紅葉盛は古澤酒造の創業時より続く上撰クラスの人気酒で、蔵の歴史を象徴する銘柄です。名前の由来は「四郎治の家の紅葉が真っ赤に染まる頃、古澤の酒は"秋上がり"して美味しくなる」という世間の評判から付けられました。 秋上がりとは、夏を越して秋口に味が乗ってくることを意味し、紅葉盛はまさにその特性を持つ酒として地元で親しまれてきました。創業以来の伝統を受け継ぎながら、現在も古澤酒造を支えるブランド酒として根強い人気を誇っています。 寒河江の自然と時間が育む味わいは、地域の食文化に寄り添う日常酒として、多くの人々に愛され続けています。

天風

てんぷう
古澤酒造 - 山形県 寒河江市

天風は古澤酒造が醸す銘柄の一つで、三代目の祖父・徳治が哲人・中村天風氏に師事したことから、この名前が付けられたと考えられます。 中村天風氏は「心身統一法」を創始した哲学者・実業家で、多くの政財界人に影響を与えた人物です。その精神性と哲学が酒名に込められており、古澤酒造の酒造りに対する姿勢を表現しています。