ポンシュ

Ponsh

福岡県の日本酒銘柄一覧

有馬

ありま
山口酒造場 - 福岡県 久留米市

有馬は山口酒造場が手掛けるブランドの一つで、久留米地方の地酒として地元に親しまれています。 北野町の豊かな水と米を使用し、山口酒造場の伝統的な技法で醸される酒です。「庭のうぐいす」と同様に、北野天満宮の神聖な水脈から湧く清冽な水を仕込み水として使用し、地域の風土を大切にした酒造りが特徴です。 地域に根ざした銘柄として、北野町の酒文化を支える一翼を担っています。

万作

まんさく
山の壽酒造 - 福岡県 久留米市

万作は山の壽酒造の伝統的なブランドで、豊作を願う「万作」の名を冠しています。地域の農業文化と深く結びついた銘柄名は、米作りへの感謝と敬意を表しています。 台風による壊滅的被害からの再建後も受け継がれてきた銘柄で、伝統的な酒質を守りながらも現代のニーズに合わせた進化を続けています。若手チームによる新しい感性が加わり、伝統と革新が調和した味わいを追求しています。 米の旨味を大切にした芳醇な味わいが特徴で、地域の食文化に寄り添う食中酒として親しまれています。困難を乗り越えた蔵の真摯な姿勢が感じられる銘柄です。

山の寿

やまのことぶき
山の壽酒造 - 福岡県 久留米市

山の寿は蔵の看板銘柄であり、山々に囲まれた北野町の自然の恵みへの感謝を込めた名前です。200年以上の歴史を持つ銘柄でありながら、若手チーム制移行により大幅に刷新されました。 30代以下の蔵人たちがチームワークで醸す酒は、伝統的な技法を基盤としながらも新しい感性が反映され、酒質とデザインの両面で革新的なアプローチが特徴です。純米酒を中心としたラインナップで、米の旨味を活かしたバランスの良い味わいを追求しています。 壊滅的な台風被害を乗り越え、小規模ながら機能的な蔵で丁寧に醸される酒は、困難を経験した蔵ならではの真摯な姿勢が感じられる一本です。伝統を守りながらも新しい挑戦を続ける、若い蔵人たちの情熱が込められています。

燦寿の息吹

さんじゅのいぶき
山の壽酒造 - 福岡県 久留米市

燦寿の息吹は山の壽酒造が手掛けるブランドで、「燦然と輝く寿ぎの息吹」を意味する銘柄名です。 若手チームによる新しい挑戦の象徴として位置づけられる銘柄で、山の壽酒造の革新的な姿勢を表現しています。伝統的な酒造りの技法を基盤としながら、新しい感性と挑戦的な姿勢が反映された酒質が特徴です。 山々に囲まれた北野町の自然環境と、困難を乗り越えた蔵の歴史が、この銘柄の名前に込められています。

筑後川

ちくごがわ
飛龍酒造 - 福岡県 三井郡

筑後川は飛龍酒造の看板銘柄で、九州一の大河である筑後川の名を冠しています。主力銘柄として位置づけられ、地元の方々に広く親しまれる辛口ですっきりとした飲み口が特徴です。 筑後川の伏流水を仕込み水として使用し、この貴重な水が酒質に独特の清涼感を与えています。九州一の大河の恵みを活かした、すっきりとキレの良い後口が魅力です。 上撰から純米大吟醸まで幅広いラインナップを展開し、日常の食卓から特別な席まで、様々なシーンで楽しめる汎用性の高さが特徴です。筑後地方の食文化と調和する酒質を追求し、地元で長く愛されています。 九州一の大河・筑後川の恵みと、大刀洗町の豊かな米が織りなす、地域に根ざした銘柄です。

飛龍

ひりゅう
飛龍酒造 - 福岡県 三井郡

飛龍は蔵の名を冠した伝統的な銘柄で、創業当初から続く歴史あるブランドです。 龍が天に昇るように、勢いよく飛躍する酒という意味が込められており、力強さと躍動感を表現しています。蔵元が和蝋燭業から酒造業へ転身した際の、新しい挑戦への意気込みと情熱が銘柄名に反映されています。 筑後川の伏流水を活かした酒造りで、伝統的な製法を守りながら醸される日本酒です。現在は「筑後川」が主力銘柄となっていますが、「飛龍」は蔵の歴史を今に伝える銘柄として受け継がれています。 大刀洗町の豊かな米と筑後川の恵みが織りなす、蔵の伝統を体現した銘柄です。

美田

びでん EC
みいの寿 - 福岡県 三井郡
美田

美田は「美しい田んぼ」を意味する銘柄で、大刀洗町の豊かな田園風景と良質な米への感謝を込めた名前です。三井の寿と並ぶみいの寿の主力ブランドとして、純米酒を中心とした酒造りを展開しています。 科学的なデータ管理と伝統的な杜氏の技が融合した製法で醸され、クリアでバランスの取れた酒質が特徴です。米の旨味を活かしながらも後味はすっきりとし、食中酒として幅広い料理に寄り添います。 国際コンクールでも高い評価を受け、世界的に認められる品質を誇ります。地域の美しい田園風景と酒造りへの情熱が結実した銘柄です。

三井の寿

みいのことぶき EC
みいの寿 - 福岡県 三井郡
三井の寿

三井の寿は蔵の看板銘柄であり、三井郡の「三井」と寿ぎを意味する「寿」を組み合わせた名前です。漫画「スラムダンク」の登場人物「三井寿」の名前の由来となったことでも知られ、作者井上雄彦氏が蔵のファンであることから生まれた縁です。 純米酒を中心としたラインナップで、科学とセンスと情熱を融合させた酒造りのコンセプトが最も色濃く反映されています。温度管理や発酵データを徹底的に分析しながら、伝統的な技法も大切にするバランスの取れたアプローチが特徴です。 IWC SAKE部門やKura Masterなど国際コンクールで数々の賞を獲得し、世界的に認められる品質を誇ります。特別企画として、三井寿の背番号にちなんだ14度の日本酒や、誕生日である5月22日発売の限定品など、ファンとの絆を大切にした商品展開も行っています。 福岡県産の酒米と地元の水を使用し、科学的裏付けと職人の感性が調和した、現代的でありながら伝統を尊重する酒造りの象徴です。

栄田

えいでん
みいの寿 - 福岡県 三井郡

栄田は蔵の所在地である大刀洗町栄田の地名を冠した銘柄です。「栄える田」の名の通り、地域の豊かな米作りへの感謝と敬意を表しています。 地域に根ざした酒造りの象徴として、地元産の米と水を使用し、栄田の風土を映す酒質を追求しています。みいの寿の科学的アプローチと伝統的技法が融合した製法で醸され、地域の魅力を伝える一本です。

筑紫の誉

ちくしのほまれ
筑紫の誉酒造 - 福岡県 久留米市

筑紫の誉は蔵の看板銘柄で、筑紫平野の「誉れ」となる酒を目指して名付けられました。九州最大の穀倉地帯である筑紫平野の豊かな米と筑後川の清冽な水を使用し、地域の恵みを凝縮した酒造りを追求しています。 創業から120年以上受け継がれてきた伝統的な手造りの製法を守り、少量生産による丁寧な酒造りが特徴です。筑後川流域の豊かな自然と食文化に寄り添う味わいで、地元で長く愛されています。 30℃の麹室で丁寧に育てた麹を使用し、米の旨味を最大限に引き出しています。食中酒として筑後地方の料理、特に筑後川の川魚「エツ」などの地域食材との相性が良く、地域の食文化を支える酒として親しまれています。

蜻蛉

とんぼ EC
若波酒造 - 福岡県 大川市

蜻蛉は特別純米酒を中心としたブランドで、夢一献を60%まで磨いて醸されます。銘柄名の蜻蛉(トンボ)は古来より神に仕える縁起の良い生き物とされ、「勝ち虫」とも呼ばれています。 「すいすい飲める」というコンセプトの通り、すっきりとした米の旨味とキレの良い後味が特徴です。トンボが水面を滑るように軽やかに飛ぶ様子を、飲み心地の良さに重ね合わせています。 矢部川の地下水を使用し、清涼感のある酒質に仕上げられています。食中酒として料理を引き立て、飲み飽きしないバランスの良い味わいが魅力です。

侍士の門

さむらいのもん
若波酒造 - 福岡県 大川市

侍士の門は若波酒造が手掛けるブランドの一つで、武士の精神性や日本の伝統文化への敬意を表した銘柄名です。 矢部川の地下水を使用し、若い世代の蔵人たちが伝統的な技法と新しい感性を融合させて醸す酒です。大川の地で醸される地酒として地域に親しまれています。

若波

わかなみ EC
若波酒造 - 福岡県 大川市

若波は蔵の看板銘柄であり、蔵の目の前を流れる筑後川(別名・筑紫次郎)の若々しい波から名付けられました。筑後川の清らかな流れと、そこに映る若々しいエネルギーを酒に込めたいという思いが込められています。 姉弟を中心とした5人の若いチームが醸す酒は、伝統を尊重しながらも新しい感性が加わり、フレッシュで親しみやすい味わいが特徴です。矢部川の地下水を使用し、地域の水の恵みを活かしています。 小規模生産ならではの丁寧な手造りで、米の旨味を活かしたバランスの良い酒質を追求しています。大川の地で若い世代が紡ぐ新しい酒造りの象徴です。

蒲公英

たんぽぽ
若波酒造 - 福岡県 大川市

蒲公英はタンポポの漢字表記を用いた銘柄で、身近な野の花であるタンポポの生命力と親しみやすさを酒に重ねています。 若波酒造の多彩なラインナップの一つとして、地域に親しまれる存在です。矢部川の地下水を使用し、若い蔵人たちの感性が反映された酒造りが特徴です。

清力

せいりき
蔵内堂 - 福岡県 大川市

清力は蔵の看板銘柄で、筑後地方の銘酒として長年親しまれてきました。「清らかな力」を意味する銘柄名は、日本酒が持つ清浄な魅力と、人々に活力を与える力強さを表現しています。 酒質は「やや辛口で酸味が若干多め」という特徴を持ち、搾りたての新酒の爽やかさから、秋まで熟成させたまろやかな味わいまで、季節によって異なる表情を楽しめます。この味わいの変化は、伝統的な酒造りならではの魅力です。 筑後地方の豊かな米と水を使用し、地域の風土を映す酒造りを続けています。食中酒として地元の料理と相性が良く、日常の食卓から特別な席まで幅広く愛される銘柄です。 明治時代から140年以上にわたり受け継がれてきた伝統の味を今に伝える、大川を代表する地酒です。

Rouge Naturelle

るーじゅなちゅれ
柳川酒造 - 福岡県 柳川市

Rouge Naturelleは柳川酒造の特徴的な銘柄の一つです。銘柄名の「Rouge」はフランス語で「赤」を意味し、「Naturelle」は「自然な」を意味することから、自然な赤みや華やかさを持つ酒を連想させる名前です。 柳川酒造の他の銘柄と同様に、筑後川河口付近の地下貝殻層から湧出する弱硬水の伏流水と、福岡県産の酒米を使用した手造りの製法により醸されていると考えられます。 「Rouge Naturelle」という西洋的な名称を採用していることから、従来の日本酒のイメージとは異なる、よりモダンで洗練されたアプローチの商品である可能性があります。柳川酒造が清酒以外にもリキュール類を製造していることから、何らかの特徴的な製法や原料を使用した個性的な酒である可能性も考えられます。

国の寿

くにのことぶき
柳川酒造 - 福岡県 柳川市

国の寿は柳川酒造の代表銘柄で、今から百年以上前の明治二十三年にこの地に誕生した歴史ある銘柄です。銘柄名には国の繁栄と長寿を祝福する意味が込められており、祝いの席にもふさわしい縁起の良い名前として親しまれています。 この銘柄の最大の特徴は、筑後川河口付近の地下貝殻層から湧き出る弱硬水の伏流水を使用していることです。ミネラル豊富で発酵力が強いこの水質により、ぴりっとした辛口の味わいが生み出されます。同時に、福岡県産の米を100%使用し、特に地元農家と共同開発した「壽限無」という品種改良米(山田錦と夢一献の交配種)を使用することで、ふくよかな米の旨みを実現しています。 製造においては「省くことより、貫くことを志として」というモットーのもと、手造りにこだわった伝統的な製法を守り続けています。特に麹づくりに強いこだわりを持ち、杜氏の技術と経験を最大限に活かした丁寧な工程により、酒の個性を引き出しています。 味わいの特徴は、硬水由来のキレのある辛口と、福岡県産米がもたらすふくよかな旨味のバランスです。水郷柳川の風土を反映した、地元の食文化に寄り添う食中酒として、幅広い料理との相性が良い銘柄です。

百花撩乱

ひゃっかりょうらん
柳川酒造 - 福岡県 柳川市

百花撩乱は柳川酒造が誇る純米大吟醸の銘柄で、芳醇にしてまろやかな香りと、「きめ」の細かい上品な風味が特徴です。銘柄名の「百花撩乱」は、多くの花が咲き乱れる様子を表す言葉で、華やかさと豊かさを象徴しています。 原料米には福岡県産の最高級酒米・山田錦を使用し、精米歩合40%という高精白で丁寧に磨き上げています。この贅沢な原料処理により、雑味のない洗練された味わいを実現しています。アルコール度数は15%で、純米大吟醸としての上品さを保ちながら飲みやすさも兼ね備えています。 味わいの特徴は、華やかでありながら繊細な香りと、原酒ならではの旨味の調和です。芳醇な香りがふわりと立ち上がり、口に含むとまろやかな甘みと米の旨味が広がります。きめ細かく上品な風味が全体を包み込み、後味はすっきりとキレがあります。 最適な飲用温度は5~10℃の冷酒で、冷やすことで香りと味わいのバランスが最も良く引き立ちます。料理との相性では、魚料理、肉料理、和食全般と幅広く調和し、食中酒としても単体でも楽しめる懐の深さを持ちます。

八峰

やっほう EC
喜多屋 - 福岡県 八女市
八峰

八峰は喜多屋を代表する純米大吟醸の銘柄で、特約店限定流通の高級酒です。銘柄名の「八峰」は八女の地に連なる山々を表現しており、八女の自然と風土への敬意が込められています。 この銘柄の特徴は、福岡県八女市の契約農家と自社で栽培された酒造好適米「吟のさと」を使用していることです。吟のさとは山田錦を親に持つ福岡県オリジナル品種で、筑後地方の気候と土壌に適した特性を持ちます。この米を精米歩合48%まで丁寧に磨き上げ、純米大吟醸として醸しています。 味わいの特徴は、フルーティーな香りが華やかに広がり、溢れる旨味と軽やかな辛口が調和することです。吟のさとの特性である上品な香りと、米本来の旨味をバランス良く引き出しており、飲み飽きしない洗練された味わいを実現しています。

有馬

ありま
喜多屋 - 福岡県 八女市

有馬は喜多屋が醸す純米吟醸酒で、福岡県糸島産の山田錦と雄町という二つの名酒米を使用した贅沢な銘柄です。銘柄名の「有馬」は福岡の歴史的な地名や人名に由来すると考えられ、地域との結びつきを感じさせる名称です。 原料米に糸島産の山田錦と雄町を使用している点が大きな特徴です。山田錦は「酒米の王様」と称される最高級の酒造好適米であり、雄町は岡山県原産の希少な酒米として知られていますが、いずれも福岡県糸島で栽培されたものを使用することで、福岡県産米100%による地域性の高い酒造りを実現しています。 純米吟醸として醸されることで、山田錦の持つ芳醇な香りと優雅な味わい、雄町の持つ力強い旨味とコクが調和し、複雑味のある奥深い味わいを生み出しています。