新潟県の日本酒銘柄一覧
花柳界
かりゅうかい「花柳界(かりゅうかい)」は、かつて港町として栄え、華やかな芸妓文化が息づいていた新潟の粋な世界を表現したブランドです。今代司が位置する沼垂エリアの歴史と、社交の場を彩ってきた優雅な美意識がこの一本に凝縮されています。 味わいは、まさに洗練された都会的な「新潟の酒」。凛とした透明感がありながら、お米の優しい甘みと香りが、お座敷を舞う芸妓さんの着物の裾のように、しなやかに広がります。和食との相性が抜群なのはもちろん、磨き抜かれたその味わいは、賑やかな社交の場をより華やかに、より粋に演出してくれる最高のエスコート役です。
今代司
いまよつかさ「今代司(いまよつかさ)」は、蔵の名を冠した不動のフラッグシップブランド。「今の時代を司る」という名に相応しく、伝統を大切にしながらも常に進化し続ける、蔵のアイデンティティそのものです。 全量純米仕込みにこだわり、醸造アルコールを一切加えないことで、新潟の清らかな水と良質なお米の持つポテンシャルを最大限に引き出しています。その酒質は、透明感あふれる「淡麗」でありながら、芯にしっかりとした「旨味」を感じさせる絶妙なバランス。都会的で洗練されたデザインとともに、現代の食卓に寄り添い、飲む人の日常を少しだけ特別にする、上質なスタンダードです。
おむすび 黒
おむすび「おむすび 黒」は、日本人の心の原風景である「お米」と「結び」をテーマにした、温かみのあるコンセプトブランドです。お米を主役にする今代司(全量純米蔵)だからこそ表現できる、お米への深い愛情が込められています。 「黒」は黒米や古代米を思わせる、力強くも滋味深い味わいの象徴。口に含むと、炊き立てのご飯を噛みしめた時のような、お米本来の素朴な旨味とふくよかなコクが広がります。まるでおむすびが持つ安心感のように、どんな料理とも優しく調和し、食卓を笑顔で結んでくれる。親しみやすさと上質さを兼ね備えた、心まで満たされる一本です。
越の華
こしのはな「越の華(こしのはな)」は、かつて越の華酒造がその誇りをかけて醸していた、蔵を象徴するブランドです。その名が示す通り、越後(新潟)の清らかな風土が生んだ、華やかで品格のある味わいを追求していました。 新潟清酒らしい「淡麗」な飲み口の中に、ふわりと広がる華やかな香りと、お米の優しい旨味が調和した仕上がりは、食卓を彩る主役として多くの人々に親しまれました。蔵の廃業により現在は幻の酒となりましたが、その洗練された味わいは、今も新潟の酒文化を語る上で欠かせない輝きを放っています。
越乃寒梅
こしのかんばい EC「越乃寒梅(こしのかんばい)」は、地酒の頂点として、そして「淡麗な酒」の代名詞として、日本酒の世界にその名を轟かせる至高のブランドです。1970年代に全国を席巻したその人気は、まさに伝説。ただの流行ではなく、本物の品質が認められた結果でした。 その真骨頂は、喉を滑るような軽やかさと、後から静かに追いかけてくる洗練された「旨味」の余韻。一口飲めば、お米が持つ上品な甘みと、スッキリとしたキレの良さが絶妙に調和していることがわかります。料理の味を邪魔することなく、むしろその引き立て役となる「究極の食中酒」。時代が流れても変わることのない清らかな味わいは、今もなお日本中の、そして世界中の愛好家にとって、特別な存在であり続けています。
日本海
にほんかい「日本海(にほんかい)」は、かつて伊藤酒造がその誇りをかけて醸していた、蔵を象徴するブランドです。新潟が世界に誇る日本海のダイナミックな風景と、そこから生まれる豊かな海の幸を存分に楽しむための酒として追求されました。 海の幸との相性を最優先に考え、魚介の旨味を最大限に引き立てる、キレの良い端正な酒質が特徴。地元の人々の日常に寄り添い、潮風とともに長く愛されてきました。蔵の廃業により現在は幻の酒となりましたが、その名は今も新潟の海と酒の深い絆を象徴する大切な記憶として、静かに語り継がれています。
千の風
せんのかぜ EC「千の風(せんのかぜ)」は、世界中で愛される詩「千の風になって」をモチーフにした、心に響く叙情的なブランドです。大切な人を想う温かなメッセージを日本酒に託し、飲む人の心にそっと寄り添うような優しさを追求しています。 雪国新潟の澄んだ風を思わせる、透明感あふれる繊細な香りと、滑らかで柔らかな口当たりが特徴。まるで心の中に穏やかな風が吹き抜けるような、癒しのひとときを提供します。贈る人の想いを届けるギフトとしても、また一日の終わりに自分を労わるお酒としても最適です。
越の関
こしのせき EC「越の関(こしのせき)」は、塩川酒造の長い歴史を支えてきた、風格と伝統を感じさせる代表ブランドです。「関(せき)」の名には、越後(新潟)の重要な門戸、そして品質の関守として、正統派の味わいを守り抜くという蔵元の硬い誇りが込められています。 新潟清酒の真骨頂である淡麗辛口をベースに、お米の芯の強さを感じさせる豊かなコクと、キレの良さが共存した味わいが特徴。食事の味を引き立てる名脇役として、地元内野の食卓で長年愛され続けてきました。時を経ても揺らぐことのない安心感と、伝統的な技が光る納得の一本です。
願人
ねがいびと「願人(ねがいびと)」は、人々の願いや祈りを美酒に託す、お祝いや祈願の席にふさわしい特別なブランドです。かつて内野の地で芸を披露し、厄落としや願いの成就を祈ったといわれる「願人坊(ねがいびとぼう)」の伝承にちなんで名付けられました。 地元の歴史と文化への敬意を込め、一点の曇りもない清らかな味わいを目指して醸されています。雑味のないクリーンな口当たりの中に、お米本来の清らかな甘みが広がり、心まで洗われるような爽やかな余韻が楽しめます。大切な願いを込める時や、新しい門出を祝う一杯として、飲む人に寄り添い、希望を灯してくれるお酒です。
越
こし EC「越(こし)」は、越後(新潟)の風土と日本酒の本質を一文字に凝縮した、シンプルながらも強いメッセージ性を持つブランドです。余計な装飾を削ぎ落とし、お米と水、そして職人の技だけで勝負する、ストレートな酒造りを追求しています。 新潟清酒らしい淡麗で清らかな飲み口を極めつつ、その奥に潜むお米の純粋な旨味をダイレクトに感じられる仕上がりが魅力。奇をてらわない潔い味わいは、まさに「越語(新潟の言葉)」を話すような親しみやすさと信頼感にあふれています。飽きのこない日常の定番酒として、長く愛されることを願って醸された一本です。
雪原の灯
せつげんのひ「雪原の灯(せつげんのひ)」は、一面の銀世界に包まれる新潟の冬の景色と、そこに灯る人々の暮らしの温もりを表現した詩情溢れるブランドです。厳しい冬の寒さを耐え忍ぶ雪国の人々にとって、灯火は希望であり、安らぎの象徴でもあります。 その味わいは、まるで降り積もる新雪のようにキメ細やかで清らか。口に含んだ瞬間に広がる穏やかな甘みと、スッと消えていく綺麗な後味は、寒さの中で飲む人を優しく包み込む「囲炉裏の火」のような温もりを感じさせます。冬の味覚とともに、また雪景色を眺めながら静かに杯を傾けるのに最もふさわしい、情感豊かな一本です。
Fisherman Sokujo
ふぃっしゃーまん そくじょう EC「Fisherman Sokujo(フィッシャーマン そくじょう)」は、世界中の魚介愛好家のために開発された、日本酒の新しい扉を開くブランドです。新潟・内野の海の恵みを背景に、新鮮な魚料理、特にシュリンプやシーフードとの最高の相性を追求しています。 最大の特徴は、白ワインのような爽やかな酸味と、フルーツのようにみずみずしい香り。伝統的な「速醸(そくじょう)」製法をベースにしながらも、従来の日本酒のイメージを覆す軽快でモダンなスタイルに仕上げました。魚介の旨味を最大限に引き出すその味わいは、世界中の食卓で、新しいペアリングの感動を届けています。
新雪物語
しんせつものがたり「新雪物語(しんせつものがたり)」は、降り積もったばかりの純白な新雪が織りなす幻想的な物語をイメージした、情緒豊かなブランドです。その雪がやがて豊かな水となり、お米を育み、そして美酒へと生まれ変わる――雪国新潟の生命の循環を、一滴の酒に表現しています。 新雪を思わせる清冽で透明感のある味わいと、ふわりと広がる軽やかな香りが特徴。雑味の一切ない純粋な飲み口は、心を真っ白にリセットしてくれるような清涼感に満ちています。物語を語り合うように、大切な人と穏やかな時間を過ごすための伴奏者として最適な、ロマンチックな一本です。
もりひかり
もりひかり「もりひかり」は、内野の豊かな自然、特に森と水が育む生命力をイメージした、心安らぐブランドです。蔵を囲む豊かな環境に感謝し、その恵みを一切損なうことなく瓶に詰め込みたいという、蔵元の自然派志向の想いが込められています。 森の中にいるような清々しい香りと、柔らかな木漏れ日のような優しい甘みが特徴。一口飲むごとに、日常の喧騒から解き放たれ、深い森で深呼吸するようなリラックスしたひとときを提供します。自然のエネルギーを感じながら、心身を癒したい時に最適な、優しさに満ちた一本です。
Cowboy Yamahai
かうぼーい やまはい EC「Cowboy Yamahai(カウボーイ やまはい)」は、日本酒と肉料理の究極のペアリングを追求した、野心的でパワフルなブランドです。伝統的な「山廃(やまはい)」仕込みならではの力強い酸味と重厚な旨味を、モダンな感性で再構築しました。 ステーキやグリル料理などの肉の脂身に負けない、しっかりとしたボディと、後口をさっぱりとさせるキレ味が最大の特徴。ワイングラスで楽しむことも想定されたそのスタイルは、まさに日本酒の新しいフロンティアを切り拓くカウボーイのような精神を体現しています。肉料理の美味しさを何倍にも膨らませる、革新的な食中酒です。
日本海
にほんかい「日本海(にほんかい)」は、新潟の目の前に広がる雄大な日本海の荒波と、そこから生まれる豊かな恵みを讃えるブランドです。塩川酒造が拠点を置く新潟市西区内野町は、古くから港町や宿場町として栄え、海とともに歩んできた歴史があります。 荒々しくも美しい海を思わせる、キレ味鋭い辛口の味わいが最大の特徴。魚介の旨味を一層引き立て、次の一杯を誘う飲み飽きしない仕上がりは、まさに海の男たちの活劇を支えてきた存在です。新潟の海の情景をそのまま瓶に詰め込んだような、力強く爽快な一本です。
鶴の友
つるのとも「鶴の友(つるのとも)」は、樋木酒造の誇り高き代表銘柄であり、お祝い事から日常のひとときまで、新潟の人々の暮らしに寄り添ってきた名酒です。「鶴」は長寿と幸福を、「友」は人々の絆と温かな関係を象徴しており、飲む人に幸せが訪れるようにとの願いが込められています。 新潟清酒の伝統である淡麗辛口のスタイルを守りつつ、お米本来の艶やかな旨味と、スッと喉を通る清冽なキレ味が共存しているのが特徴です。決して自己主張しすぎることなく、料理の味を優雅に引き立てるその姿は、まさに誠実で信頼できる「友」そのもの。時を経ても色褪せない、正統派の日本酒が持つ気品と温もりを堪能できる一本です。
朗
ほがらか「朗(ほがらか)」は、濱倉酒造が醸していた、明るく朗らかな心と縁起の良さを象徴するブランドです。「朗らか」という言葉には、こだわりやわだかまりがなく、晴れ晴れとした温かさが込められており、飲む人の心を和ませることを願って名付けられました。 新潟清酒らしい淡麗で清らかな飲み口の中に、親しみやすい柔らかな味わいを持っていたのが特徴です。その名前の通り、楽しい宴の席や、親しい仲間との語らいの場にふさわしい日本酒として、地元を中心に愛されてきました。現在は製造されていませんが、かつての蔵人の明るい情熱を感じさせる、記憶に残る名作です。
雪錦
ゆきにしき「雪錦(ゆきにしき)」は、雪国新潟の静謐な美しさを「錦(にしき)」に例えた、濱倉酒造の優美なブランドです。降り積もる真っ白な雪が、錦の織物のように華やかで美しい情景を描き出す様子をイメージして醸されました。 雪解け水のように清らかな口当たりと、繊細で気品のある香りが特徴です。新潟の冬の厳しい寒さが育んだその酒質は、冷たく澄み切っていながらも、どこか凛とした力強さを秘めています。雪国の風土と文化が生んだこの美しい日本酒は、地域の宝として長く愛され続けてきました。現在は廃業により希少な存在となりましたが、その雅な味わいは今も語り継がれています。
新潟小町
にいがたこまち「新潟小町(にいがたこまち)」は、新潟の美しい女性をイメージした、優美で繊細なブランドです。「小町」とは平安時代の佳人・小野小町に由来し、日本では美人の代名詞として愛されてきました。その名にふさわしい、清らかで透明感のある味わいを追求しています。 新潟の清冽な水と良質な米が織りなす、柔らかく上品な口当たりが最大の魅力。女性的な優しさの中に、新潟清酒らしい凛としたキレ味を秘めており、どんな料理にもそっと寄り添います。心華やぐ華やかな香りと、洗練された酒質が調和した、贈り物としても喜ばれる一本です。