小林酒造
| 名前 | 小林酒造 |
|---|---|
| ふりがな | こばやししゅぞう |
| 住所 | 北海道 夕張郡 栗山町錦3-109 |
| TEL | 0123-72-1001 |
| FAX | 0123-72-5035 |
| Web | http://www.kitanonishiki.com |
小林酒造は北海道夕張郡栗山町に位置する酒造です。明治時代に創業者・小林米三郎氏が未開の地であった北海道の開拓と発展を願い、人々の心を潤す酒造りを始めました。仕込み水には夕張山系を源流とする夕張川の伏流水を使用し、年間を通じて水温が安定し鉄分などのミネラルが少ない軟水が特徴です。この軟水により口当たりが柔らかく、きめ細やかで香味豊かな酒質が生まれます。北海道産米の使用に力を入れており、特に道産酒造好適米「吟風」「彗星」「きたしずく」を自社や契...
小林酒造は北海道夕張郡栗山町に位置する酒造です。明治時代に創業者・小林米三郎氏が未開の地であった北海道の開拓と発展を願い、人々の心を潤す酒造りを始めました。仕込み水には夕張山系を源流とする夕張川の伏流水を使用し、年間を通じて水温が安定し鉄分などのミネラルが少ない軟水が特徴です。この軟水により口当たりが柔らかく、きめ細やかで香味豊かな酒質が生まれます。北海道産米の使用に力を入れており、特に道産酒造好適米「吟風」「彗星」「きたしずく」を自社や契約農家で栽培・管理し、米の特性を最大限に引き出す酒造りを行っています。「品質第一」と「手造り」の理念を掲げ、米の洗浄から麹造り、醪の管理に至るまで伝統的な製法を重視し、職人が手間暇を惜しまずに関わります。特に高品質な麹を育てることに注力しており、これが酒の深い味わいと香りの基盤となります。栗山の気候・水・米という風土(テロワール)を活かした地域ならではの酒造りが特徴です。代表銘柄「北の錦」はしっかりとした米の旨みとコクがありながら後味のキレが良い芳醇辛口で、北海道の食材を使った郷土料理や魚介類との相性が良い食中酒として長く愛されています。創業者の邸宅「小林家」は国の登録有形文化財に指定され、地域の歴史的シンボルとなっています。