碓氷勝三郎商店は北海道根室市に位置する酒造です。日本本土最東端の街・根室市で代表銘柄「北の勝」を醸しています。仕込み水には根室の伏流水を使用し、厳しい自然環境で働く漁師たちのための「うまい晩酌酒」であり続けることを目指し、品質と安定供給を重視します。その味わいは雑味のないクリアな飲み口とキレのある辛口が特徴です。米の栽培が困難な土地柄ゆえ酒米は本州から厳選して取り寄せます。年に一度発売される「搾りたて」は地元住民が長蛇の列を作る冬の風物詩となっており、地域との固い絆を象徴しています。最東端の酒蔵として、根室の厳しくも豊かな風土と漁業文化を背景に、地元に根ざした酒造りを続けています。