三千櫻酒造
| 名前 | 三千櫻酒造 |
|---|---|
| ふりがな | みちざくらしゅぞう |
| 住所 | 北海道 上川郡 東川町西2号北23番地 |
| TEL | 0166-82-6631 |
| FAX | 0166-82-5533 |
| Web | https://michizakura.jp |
三千櫻酒造は北海道上川郡東川町に位置する酒造です。岐阜県中津川市で創業した歴史ある酒蔵で、酒蔵の老朽化と温暖化による酒造りへの影響から、より良い環境を求めて理想的な水・米・気候条件が揃う北海道東川町へ移転しました。仕込み水には大雪山系の雪解け水が長い年月をかけて地下に浸透した伏流水を使用しています。東川町は北海道でも唯一上水道を持たない町であり、生活用水のすべてをこの天然の地下水でまかなっています。水質は酒造りに適したミネラル分を含む硬水で...
三千櫻酒造は北海道上川郡東川町に位置する酒造です。岐阜県中津川市で創業した歴史ある酒蔵で、酒蔵の老朽化と温暖化による酒造りへの影響から、より良い環境を求めて理想的な水・米・気候条件が揃う北海道東川町へ移転しました。仕込み水には大雪山系の雪解け水が長い年月をかけて地下に浸透した伏流水を使用しています。東川町は北海道でも唯一上水道を持たない町であり、生活用水のすべてをこの天然の地下水でまかなっています。水質は酒造りに適したミネラル分を含む硬水で、清冽な味わいの源となっています。主に「愛山」(蔵が岐阜時代から大切にしてきた米)、「彗星」「きたしずく」(東川町で地元農家と協力して栽培する北海道の酒造好適米)、「ななつぼし」などを使用し、それぞれの米の個性を引き出した酒造りを行います。「酒は人と自然の絶妙な協働作業で生まれる」という理念を掲げ、自然の力を信じ、米や水という自然の恵みを最大限に活かしながら、人が持つ技術のすべてを注ぎ込む真摯な酒造りを信条とします。代表銘柄「三千櫻」は北海道のテロワールを表現した透明感のあるきれいな酒質が特徴で、使用する酒米ごとに「愛山」は華やかでふくよかな旨味、「彗星」は軽快でキレの良い味わい、「きたしずく」は優しい甘みとふくよかさを併せ持つ深みのある味わいなど、米の特性に応じた多彩な風味を楽しめます。東川町が酒蔵を建設し三千櫻酒造がその運営を担う「公設民営」という全国でも珍しい形で事業を行っており、地元のJAや農家とも連携し酒米の栽培から取り組むなど、地域と一体となった酒造りを進めています。