大木代吉本店
おおきだいきちほんてん
| 名前 | 大木代吉本店 |
|---|---|
| ふりがな | おおきだいきちほんてん |
| 住所 | 福島県 西白河郡 矢吹町本町9 |
| TEL | 0248-42-2161 |
| FAX | 0248-42-2162 |
| Web | https://www.daikichi-sizengo.co.jp |
大木代吉本店は慶応元年に福島県西白河郡矢吹町で、味噌や醤油造りを営んでいた蔵元からのれん分けを受けて酒造りを始めました。
東日本大震災では十四棟あった蔵のうち五棟が全壊する大きな被害を受けましたが、五代目大木雄太氏が新蔵を建設して復興を果たしました。矢吹町は、日本三大開拓地の歴史を持つ開拓者の町として知られ、国家プロジェクトとして羽鳥湖から通水がはじまり、現在では緑豊かな田園地帯となっています。
約五十年前、四代目・大木代吉氏が米だけを原料...
大木代吉本店は慶応元年に福島県西白河郡矢吹町で、味噌や醤油造りを営んでいた蔵元からのれん分けを受けて酒造りを始めました。
東日本大震災では十四棟あった蔵のうち五棟が全壊する大きな被害を受けましたが、五代目大木雄太氏が新蔵を建設して復興を果たしました。矢吹町は、日本三大開拓地の歴史を持つ開拓者の町として知られ、国家プロジェクトとして羽鳥湖から通水がはじまり、現在では緑豊かな田園地帯となっています。
約五十年前、四代目・大木代吉氏が米だけを原料とした酒造りを目指し、矢吹町の豊かな自然への敬意を込めて「無添加酒-自然郷」と名付けて販売を始めました。まだ「純米酒」という言葉もない時代に誕生した「自然郷」は、純米酒の先駆けとして多くの方に愛されています。
大正年間二代目代吉の時、朝香宮様が当地を来訪した際、大木代吉本店の酒を大変気に入り、随行していた宮内庁の雅楽師で君が代の作曲者とされる奥好義が「酒造りも楽器を奏でることも、元は同じく神様への捧げ物」と言われたことから「楽器正宗」が誕生しました。
現在は五代目蔵元兼杜氏の大木雄太氏が、農薬を使用しない米だけを使用し、米本来の旨みや麹の甘み、酵母の華やかさが生きる酒造りを続けています。
地図: