久家本店は万延元年（1860年）に藩主・稲葉観通候より醸造蔵を賜り創業した、臼杵市の歴史ある蔵元です。
「ふるさとのエンジン ～地域循環型社会を推進する酒造場～」をスローガンに掲げ、使用する原材料の全てを安心安全な大分県産農産物（特に臼杵市産）とすることを達成しました。
臼杵市は約3億年前の珊瑚礁が隆起してできた石灰鉱床の山々があり、石灰岩の層を通った地下水はカルシウムイオンと炭酸水素イオンが豊富で「美味しい水」の条件を満たしています。
地元の豊後水道で獲れるふぐ、あじ、さば、めばる、おこぜ、カマガリ等の白身・青身魚に合う、原料本来の旨み溢れる酒を追求しています。
臼杵市がユネスコ食文化創造都市ネットワークに加盟認定されるなど、地域の食文化発展にも積極的に貢献している蔵元です。年間製造石数は3,000石（焼酎1,500石、清酒1,500石）の規模で営業しています。