太冠酒造は山梨県甲府市にて初代大澤利右エ門によって「割菱正宗」として創業した老舗酒蔵です。
南アルプス山脈や八ヶ岳といった雄大な山々に四方を囲まれた南アルプス市に蔵を移し、これらの山々から流れ出る名水を活かした丁寧な仕込みによる酒造りを行っています。
仕込み水には「πウォーター」を使用した酒もあり、さらっとして滑らかな口当たりで、柔らかさと味に奥行を感じる辛口の日本酒に仕上がります。
食事を引き立てる辛口でスッキリとした風味でありながらも、しっかりと存在感のある味わいが特徴で、ワイン酵母を使用した革新的な日本酒造りにも取り組んでいます。
地元で採れたシャインマスカットやソルダムを使った新感覚の日本酒も造られており、環境の変化や先入観にとらわれない日本酒造りに尽力しています。
弱冠32歳で杜氏となった菊池良充（諏訪杜氏）を中心に金賞受賞酒「太冠大吟醸」を醸しだしており、全国新酒鑑評会や山梨県産地日本酒鑑評会など、さまざまな品評会で受賞歴を持つ注目の銘酒です。