勇心酒造は安政元年（1854年）に創業した酒蔵で、伝統的な酒造りから出発し、その発酵技術を活かして研究開発型企業へと進化を遂げた独特な存在です。
綾川町小野に位置し、綾川の地下伏流水を仕込み水として使用しています。
伝統的な発酵技術と現代のバイオテクノロジーを融合させた独自の「ジャパン・バイオ」技術を開発し、酒造りで培った米の発酵技術を応用して「ライスパワーエキス」という米由来の機能性成分を生み出しました。
日本酒製造では減農薬米を使用し、綾川の地下伏流水で仕込んだ「勇心」ブランドを展開。また、古代米を使用した「リセノワール」は、アントシアニンによる鮮やかなピンク色とフルーティーで爽やかな味わいが特徴的な、アルコール度数7.5%の個性的な製品です。
伝統的な酒造りの技術を守りながら、その技術を現代科学と融合させて新しい価値を創造する、香川県が誇る革新的な蔵元として、日本酒業界と化粧品業界の両分野で独自の地位を築いています。