鴨庄酒造株式会社は慶応3年(1867年)創業で、丹波市市島町に位置する「日本一小さな酒蔵」を自称する小規模蔵です。
かつては桶売りが中心でしたが、50代から蔵元がたった一人で酒造りに挑戦し、地域に根ざした独自の酒造りを展開しています。
平成16年(2004年)には地元の約100人の農家が持ち寄ったコシヒカリで「百人一酒」という純米生酒を醸造し、地域と一体となった酒造りを実践しています。
ラベルデザインは地元の仏画版画家・寒嵐斎と書家・栗原秀玉が手がけ、地域のアーティストとのコラボレーションも特徴です。
小さな蔵ながら酒造りへの情熱は全国に負けないという信念のもと、地域特産品にも選ばれています。