岩手県の日本酒銘柄一覧
七福神
しちふくじん EC七福神は濃厚な旨味と優れたキレを特徴とする銘柄で、元々は箱正酒造のブランドでしたが、菊の司酒造との合併により継承されました。岩手県産の酒米「結の香」を使用した純米酒シリーズを中心に、超辛口純米酒「七福神」は清冽で軽快な飲み口と酸味とキレを特徴としています。 濃醇な純米酒から超辛口まで幅広いラインナップを持ち、地域の食文化に寄り添う味わい設計が特徴です。手づくり純米大吟醸「七福神」は丁寧な麹造りと長期低温発酵により、優雅な香りと深い味わいを実現しています。 人の和から生まれた酒として、地域に愛され続ける伝統の銘柄です。
RondoIwate
ロンドイワテ岩手県産の酒米と地元の風土を活かした銘柄で、菊の司酒造の多様なラインナップの一つとして展開されています。岩手の豊かな自然と伝統的な酒造技術が融合した、地域性を大切にした日本酒です。
菊の司
きくのつかさ EC蔵元の名を冠した代表銘柄で、岩手県最古の酒蔵としての伝統と革新を体現しています。無濾過生原酒「innocent(イノセント)」シリーズは、搾りたて生酒の芳醇な香りと爽やかな味わいを届けたいという思いから生まれ、活性炭素を一切使用せず自然のままの味を大切にした酒質が特徴です。 軟水仕込みによるやわらかな口当たりと、3週間強の低温発酵により引き出される鮮やかな香りとメリハリのある味わいが調和しています。岩手山の伏流水と地元産米の個性を最大限に活かし、雫石の風土を表現する銘柄として多くの日本酒ファンに支持されています。
すごい!!アル添
すごいあるてん醸造アルコール添加の技術を現代的に見直し、そのポテンシャルを引き出すことに挑戦した銘柄です。従来の本醸造酒の概念を超える味わい設計により、アルコール添加酒の新たな可能性を提示しています。 軽快でキレのある飲み口と、コストパフォーマンスの高さが特徴で、日常の食卓に寄り添う酒質を目指しています。
にごり酒杜の白菊
にごりざけもりのしらぎく濁り酒の伝統的なスタイルを継承しつつ、現代の嗜好に合わせた味わいに仕上げた銘柄です。米の旨味と甘みが豊かに感じられる濃厚な酒質と、やわらかな口当たりが特徴です。 適度な甘みと酸味のバランスが良く、にごり酒特有のまろやかな飲み心地が楽しめます。冷やしてそのまま飲むのはもちろん、温めても米の旨味がより引き立つ懐の深い一本です。
平井六右衛門
ひらいろくえもん初代から受け継がれてきた蔵元の名前を冠した銘柄で、16代目蔵元・平井祐紀氏がデザインした新シリーズです。「米と酵母が織りなすジューシーな味わい」をコンセプトに掲げ、現代的な酒質設計により若い世代にも親しまれる日本酒を目指しています。 フルーティーな香りと米の旨味が調和した味わいで、食事との相性も良く、様々なシーンで楽しめる懐の広い銘柄です。伝統を受け継ぎながらも革新を恐れない菊の司酒造の姿勢が表現されています。
姫のかくし酒
ひめのかくしざけ岩手の伝承や文化をモチーフにした銘柄で、上品な甘みとやわらかな口当たりが特徴です。女性をターゲットにした商品展開の一環として開発され、飲みやすさと親しみやすさを重視した酒質に仕上げられています。 岩手県産米を使用し、控えめな香りと程よい甘みのバランスが良く、食事と合わせても主張しすぎない優しい味わいが魅力です。
銀河鉄道の夜
ぎんがてつどうのよる EC宮沢賢治の代表作「銀河鉄道の夜」をモチーフにした純米吟醸酒で、岩手県産酒造好適米「吟ぎんが」を精米歩合50%まで磨き、岩手県オリジナル酵母「ジョバンニの調べ」を使用して醸されています。青いボトルとラベルには銀河鉄道が夜空を駆ける姿が描かれ、賢治の物語世界を視覚的にも表現しています。 爽やかなフルーツ香と純米吟醸らしい芳醇な香りが特徴で、まろやかな味わいが口中に広がります。岩手を代表する児童文学作家・宮沢賢治の作品世界を日本酒で表現した、文化的価値の高い銘柄として県内外で高い評価を受けています。
桜顔
さくらがお EC蔵元の名を冠した代表銘柄で、盛岡の風土と伝統を体現した日本酒です。岩手県産米を使用し、バランスの良い味わいと飲み飽きしない酒質が特徴です。地域の食文化に寄り添う味わい設計により、日常の食卓から特別な席まで幅広く楽しめる懐の深さを持っています。
大地の一献
だいちのいっこん岩手の大地が育んだ米と水の恵みを表現した銘柄で、力強い米の旨味とすっきりとした後味が特徴です。「一献」という名が示すように、食事とともに楽しむことを想定した味わい設計で、地元の食材との相性を重視しています。
北国の恋人
きたぐにのこいびと ECアルコール度数8%の低アルコール日本酒で、女性をターゲットにした先駆的な商品として開発されました。フルーティーで甘口、爽やかな味わいが特徴で、日本酒初心者や軽やかな飲み口を好む方に適しています。 飲みやすさを追求しつつも、日本酒らしい米の旨味と優しい甘みが感じられる絶妙なバランスが魅力です。冷やして食前酒やデザート酒として楽しむのに最適です。
もりおか SAKE すぱぁくりんぐ
もりおか さけ すぱぁくりんぐアルコール度数6%のスパークリング日本酒で、炭酸の爽快感と上品な甘み、爽やかな酸味が調和したポップな味わいが特徴です。盛岡の新しい日本酒文化を発信する銘柄として、若い世代や女性にも親しまれています。 シャンパンのような華やかさと日本酒の奥深さを併せ持ち、パーティーや乾杯酒としても最適です。
あさ開
あさびらき EC銘柄名『あさ開』は万葉集の和歌に因んだもので、船が早朝に漕ぎ出す歌の枕詞に由来します。南部杜氏の里で培われた伝統的な酒造技術と、平成の名水百選に選ばれた「大慈清水」の伏流水を使用した酒造りが特徴です。 軟水仕込みによる繊細でやわらかな飲み口と、突き破精製麹による淡麗な味わいが調和し、岩手県産米の旨味を引き出しています。長期低温発酵により醸し出される香り高く上品な酒質は、全国新酒鑑評会で連続入賞を果たすなど高い評価を得ています。 地元岩手の食文化、特に海の幸や山の幸との相性を重視した味わい設計により、食事に寄り添う酒として地域に根ざしています。伝統を守りながらも革新を続ける、現代の名工が醸す南部杜氏の技が光る銘柄です。
赤武
あかぶ EC震災後に誕生した復興の象徴ともいえる銘柄「AKABU」は、若き蔵元・古舘龍之介氏の情熱が込められています。岩手県産の酒造好適米「結の香」「吟ぎんが」を使用し、軟水仕込みによる柔らかで優しい口当たりと、みずみずしいフルーツ香が特徴です。 すいすいと杯が進む飲みやすさと、三陸の新鮮な魚介類との相性の良さが魅力で、海の酒としての個性を存分に発揮しています。若い感性と伝統的な酒造技術が融合した、現代的で洗練された味わいが多くのファンを魅了しています。 震災からの復活と新たな挑戦の物語が込められた銘柄として、岩手の復興を象徴する日本酒の一つです。
海龍
かいりゅう大槌町時代から継承されてきた伝統の銘柄で、三陸の海を表現した力強い名前が特徴です。海の幸との相性を重視した味わい設計により、魚介料理を引き立てる酒質に仕上げられています。
浜娘
はまむすめ EC三陸の浜辺を思わせる銘柄名で、海の近くで醸される酒としての個性を表現しています。純米大吟醸から純米酒まで幅広いラインナップを持ち、それぞれが丁寧な酒造りにより醸されています。 二歳(弐歳)の表記が示すように、熟成による味わいの深まりを重視した商品も展開しており、時間をかけて育てられた日本酒の魅力を伝えています。
岩手川
いわてがわ岩手の清流・北上川水系をイメージさせる銘柄名で、岩手の自然と風土を表現していました。現在は製造されていませんが、地域の日本酒文化の歴史の一部として記録に残されています。
関山
かんざん中尊寺の山号「関山」を銘柄名とし、世界遺産・平泉の地で醸される日本酒として、地域の歴史と文化を体現しています。南部杜氏の伝統的な技法により醸され、岩手県産の「吟ぎんが」を使用した純米吟醸は、低温長期発酵により上品な香りと爽やかな後味を実現しています。 全国新酒鑑評会で金賞を連続受賞するなど、技術力の高さが評価されてきました。平泉の歴史的・文化的価値と岩手の酒造技術が融合した銘柄として、地域を代表する日本酒でした。
奥州のおっほー
おうしゅうおっほー親しみやすいネーミングと、地域に根ざした酒造りが特徴の銘柄です。奥州(岩手南部地域)の豊かな自然と食文化に寄り添う味わいで、日常の食卓を彩る日本酒として親しまれました。
世嬉の一
せきのいち蔵元の名を冠した代表銘柄で、「世の人々が嬉しくなる一番の酒」という理念を体現しています。奥羽山脈の伏流水と四種の酒米(山田錦、五百万石、豊錦、吟ぎんが)を使用し、南部杜氏の伝統技術により醸される深い味わいが特徴です。 清涼な水と高い吟香を醸し出す酵母により、華やかな香りと米の旨味が調和した酒質に仕上げられています。一関地方の豊かな水と稲作文化を背景に、地域の食文化に寄り添う味わい設計が魅力です。 MILANO SAKE CHALLENGEでプラチナ賞を受賞するなど、国際的な評価も高く、岩手の日本酒文化を世界に発信する銘柄として注目されています。丁寧な酒造りと伝統の継承により、多くの日本酒ファンに愛されています。