岐阜県の日本酒銘柄一覧

半布里戸籍は日本最古の戸籍「半布里戸籍」にちなんで命名された純米酒です。 まろやかな甘みと柔らかな旨味が広がる味わいが特徴で、地域の歴史的遺産に敬意を表した銘柄です。

百春は小坂酒造場の代表銘柄で、「お酒を飲む人が健康で百の春を迎えられるように」という願いが込められています。 日本名水百選の長良川の水を使用し、ほのかに甘い香りとすっきりした味わいの、まろやかな日本酒が特徴です。 創業250年以上の歴史を持つ国重要文化財の蔵で醸される、伝統と品質を誇る銘柄です。

さんやほうは小坂酒造場の純米吟醸で、無農薬・無化学肥料（田植え後）で栽培された「美濃錦」100%を使用しています。 自然を愛するさんやほう支援者が育てた米のみで醸造され、環境に配慮した酒造りを体現する銘柄です。

積翠はかつて平野本店が製造していた銘柄で、現在は製造中止となっています。 店舗入口に「積翠」の看板が残っており、かつての醸造の名残を留めています。

一豊の妻は山内一豊の妻・千代にちなんだ銘柄で、千代は郡上八幡生まれという説があります。 郡上市八幡町柳町一の平には山内一豊と妻の銅像が建っており、郡上の歴史的人物として親しまれています。

母情は平野醸造の代表銘柄で、二代目が創業者・平野吉兵衛の妻・寿（じゅ）を偲んで命名しました。 寿は他者や社会のために尽くした人物として知られ、その精神を受け継ぎ、呑む人が癒されて思わず笑顔になってしまうような酒を目指しています。 「古今伝授の里の水」を使用し、上品な甘い果実香が特徴の奥美濃郡上大和の秘醸です。

郡上一揆は江戸時代中期に起きた大規模な百姓一揆にちなんで命名された銘柄で、郡上の歴史を今に伝えています。

郡上おどりは国指定重要無形民俗文化財の盆踊りにちなんで命名された銘柄で、郡上の伝統文化を体現しています。

八竹は平野醸造の銘柄の一つで、伝統的な酒造りの技法により醸されています。

元文は原酒造場の代表銘柄で、創業年号である「元文五年」から命名されました。 地元岐阜産米と白山水系の井戸水を使用し、天然花酵母（菊、つつじ、アベリア、月下美人など）を使い分けた全量天然花酵母仕込みが特徴です。 特別本醸造原酒（花酵母仕込み）、特別純米、大吟醸など多様な製品があり、俳優・六角精児さん（ドラマ「相棒」）も絶賛した銘柄として知られています。

美笠万代は久納酒造の商標銘柄で、特徴ある複数の大吟醸酒をブレンドして作り出す独自のオリジナル大吟醸が特徴です。 美笠万代 大吟醸は辛口で洗練された味わい、冬季限定「初絞り」は天然のにごりと澱を含む個性的な製品として知られています。 約290年の歴史を持つ小規模酒蔵の丁寧な酒造りにより、奥深くてうまみのある呑み口を実現しています。

光琳は千代菊の有機純米吟醸・有機純米酒で、JAS有機認証米（羽島市桑原町で農薬・化学肥料を使わずに合鴨農法で栽培）100%を使用しています。 エレガントな吟醸香と豊かでなめらかな味わいが特徴で、環境に配慮したオーガニック日本酒として高い評価を得ています。 「銀光琳（ぎんこうりん）」とも呼ばれ、環境と品質の両立を実現した銘柄です。

千代菊は蔵元の代表銘柄で、第九代・又吉が文化年間（19世紀中頃）に創設した伝統的な銘柄です。 純米大吟醸「錦鶴」、大吟醸「琥珀梅」などのラインナップがあり、長良川の地下水を使用した19世紀から続く伝統の味わいが特徴です。

泉松竹は林彰一郎商店が製造する日本酒銘柄で、地元羽島市を中心に流通しています。

覚眠森水酒（森水酒）は一億年前から湧き上がる超軟水「高賀の森水」を仕込み水に使用することから命名されました。 酒米には山田錦を精米40%まで磨き、超軟水仕込みによる独特の柔らかな味わいが特徴の日本酒です。

美濃錦は渡辺酒造醸の清酒銘柄で、大垣の湧き水を使用した酒造りが特徴です。

白雪姫は渡辺酒造醸の純米大吟醸で、地元農家が農薬・化学肥料を節減し、れんげ草をすき込んで育てた米を使用しています。 優しい口あたりのやや辛口が特徴で、女性杜氏ならではの丁寧な酒造りによって醸されています。

この酒蔵は廃業しています

御幸鶴は武内酒造の銘柄の一つで、大垣の湧き水を使用した伝統的な酒造りによって醸されています。

一滴千山は武内酒造の主力銘柄の一つで、「飲み人の琴線に触れる酒」を目指して醸されています。 米の旨味を引き出した濃醇な味わいが特徴で、280年の伝統が息づく銘柄です。