秋田県の日本酒銘柄一覧
Acid Seven
アシッド セブン酸度7という高い酸度を特徴とする革新的な銘柄で、一般的な日本酒よりもはるかに酸味が強い個性派です。 天寿酒造の技術力と挑戦精神を体現し、白ワインのような爽やかな酸味と独特の味わいが魅力です。 伝統的な日本酒の枠を超えた、新しい日本酒の可能性を追求する銘柄として注目されています。
今だけ屋
いまだけや「今だけ」というコンセプトで、季節限定や数量限定の特別な酒を展開する銘柄シリーズです。 その時々の旬の味わいを楽しむことをテーマに、天寿酒造が提案する限定商品として人気があります。 鳥海山の恵みと天寿酒造の技術を活かした、その時だけの特別な味わいを提供しています。
喜久水
きくすい EC喜久水酒造の代表銘柄で、「日本の御国と共に祝うべし、幾千代くめどつきぬ喜久水」という歌から名付けられました。 大正時代から能代の地酒として親しまれ、旧奥羽本線の鉄道用地下トンネル跡地を貯蔵庫として活用した独自の熟成方法が特徴でした。 明治33年竣工の煉瓦造りトンネル(国登録有形文化財)は年間を通じて自然に12度を保つ天然冷蔵庫として、約6万本の日本酒を貯蔵していました。 能代の地域に深く根ざした良質な地酒として愛されてきましたが、令和6年11月の蔵元破産により製造終了となりました。
喜一郎の酒
きいちろうのさけ初代蔵元・平澤喜三郎の名に由来する銘柄で、創業当時から「喜三郎の酒」として地元の酒豪たちに親しまれてきた歴史を持ちます。 喜久水酒造の創業の精神を受け継ぎ、蔵元の名を冠した伝統的な銘柄として展開されていました。 令和6年11月の蔵元破産により製造終了となりました。
能代
のしろ能代市の地名をそのまま冠した地域密着型の銘柄で、能代の風土と文化を日本酒を通じて表現していました。 喜久水酒造が「能代の地域に深く根ざし、より良質な酒を造る」という理念のもとで醸造していた銘柄です。 令和6年11月の蔵元破産により製造終了となりました。
楽泉
らくいずみ西村醸造店の代表銘柄で、明治期に開発され260年以上の歴史を持つ蔵の伝統を受け継いできました。 「楽泉」という名は楽しみの泉を意味し、人々に喜びをもたらす酒を目指した命名です。 能代の地酒として長年親しまれてきましたが、平成30年11月に蔵元が破産手続き開始決定を受け、製造終了となりました。
北鹿
ほくしか EC北鹿清酒製造の代表銘柄で、社名と同じ名を冠した基幹ブランドです。「北秋田」の「北」と「鹿角」の「鹿」の文字を組み合わせた名称で、昭和19年の企業統合の歴史を象徴しています。 秋田流生酛造りを採用し、雪の中で貯蔵する「雪中貯蔵」によりまろやかな味わいを実現しています。白神山地、奥羽山脈、十和田八幡平エリアに囲まれた大館市の自然豊かな環境で醸される、秋田県北部を代表する銘柄です。
鹿鳴之宴
ろくめいのうたげ「詩経」の一節「呦呦鹿鳴、食野之苹(ゆうゆうとして鹿鳴き、野の苹を食む)」に由来する風雅な銘柄名です。 鹿が鳴き交わす宴のような和やかな酒席をイメージし、北鹿らしい秋田流生酛造りと雪中貯蔵による深い味わいが特徴です。
北秋田
きたあきた EC北鹿清酒製造の企業統合の由来となった「北秋田郡」の名をそのまま冠した銘柄です。 北秋田地方の風土と文化を日本酒を通じて表現し、地域密着型の酒造りを体現する銘柄として親しまれています。
夢の幻
ゆめのまぼろし夢のように儚く美しい、幻のような味わいを追求した銘柄です。 北鹿の秋田流生酛造りと雪中貯蔵の技術を活かし、繊細で奥深い味わいを実現しています。
すずしな
すずしな春の七草の一つ「すずしな(蕪)」に由来する銘柄で、春の訪れと新鮮さを連想させる名称です。 北鹿の多様な商品展開の中で、親しみやすく爽やかな味わいを追求した銘柄です。
雪の十和田
ゆきのとわだ十和田八幡平エリアに囲まれた大館市の立地を反映した銘柄で、雪深い十和田の風景をイメージしています。 北鹿の「雪中貯蔵」技術を象徴する銘柄として、雪国ならではのまろやかな味わいが特徴です。
仙台坊主
せんだいぼうず秋田県の郷土玩具「仙台坊主」に由来する銘柄で、地域の文化を反映した親しみやすい名称です。 北鹿の多様な商品展開の中で、地元に愛される日常酒として親しまれています。
がっぱり酒
がっぱりざけ秋田の方言「がっぱり(たくさん、しっかり)」を冠したユニークな銘柄で、たっぷり飲める親しみやすい酒を目指しています。 北鹿の日常酒として、気取らず楽しめる酒質が特徴です。
飛囀
ひてん飛良泉本舗が2019年に27代目蔵元の指揮のもと初めてリリースした革新的な銘柄です。 「飛囀(HITEN)」は飛良泉本舗の伝統的な山廃仕込みでありながら、過度に骨太にならず新たな風味を目指した現代的なアプローチが特徴です。 五百有余年の歴史を持つ蔵が、伝統を守りながらも新しい挑戦を続ける姿勢を象徴する銘柄として注目を集めています。
FOUR SEAOSONS
フォーシーズンズ四季をテーマにした飛良泉本舗の銘柄で、季節ごとの味わいを楽しめるシリーズです。 伝統の山廃仕込みを活かしながら、四季折々の表情を持つ日本酒として展開されています。
飛良泉
ひらいずみ EC飛良泉本舗の代表銘柄で、長享元年(1487年)創業の五百有余年の歴史を受け継ぐ伝統的な銘柄です。 「飛良泉」という名は、良い酒が飛ぶように売れる「飛ぶ良い泉」という意味で、創業以来の品質への自信と誇りが込められています。 伝統の山廃仕込みを得意とし、自然の乳酸菌や微生物の力で約30日かけて酒母を育成することで、力強くキレのある味わいと複雑な旨味を実現しています。 秋田県最古、東北最古、全国で3番目に古い酒蔵が醸す、歴史と伝統を体現する銘柄です。
太平山
たいへいざん EC小玉醸造の代表銘柄で、大正2年の酒造業開始時に霊峰太平山から命名され、またたく間に評判の酒となりました。 「太平山流のきもと」仕込みという独自の製法が特徴で、伝統的な生酛造りをより効率的にかつ特徴を出しつつ製造できるように完成させた「秋田流生酛造り」を採用しています。 酒米をすりつぶす際に電動ドリルを用いるという独自の手法により、すっきりとしつつ生酛由来の爽やかな味わい、深い味わいとキレの良さを実現しています。 白神山地の湧水「白神山水」を使用した純米酒は柔らかな口当たりと生酛ならではのコクとキレが特徴で、秋田の地酒を代表する銘柄の一つです。
今人
いまじん小玉醸造が展開する銘柄の一つで、「今を生きる人」をイメージした現代的な名称です。 太平山流のきもと仕込みという伝統的な製法を活かしながら、現代の嗜好に合わせた味わいを追求した銘柄です。
桜田門
さくらだもん小玉醸造の銘柄の一つで、歴史的な建造物「桜田門」に由来する格式ある名称です。 太平山流のきもと仕込みによる伝統的な酒造りと、秋田の米と水が織りなす、品格のある味わいが特徴です。