花酔
はなよい花酔は明治32年(1899年)創業の花酔酒造が、広島県北部の庄原市総領町で醸す日本酒です。
この地域の最大の特徴は「中硬水」の水を使用していることで、広島の酒というと「軟水」というイメージがありますが、庄原には中硬水から硬水の地域があります。平均気温が低く、冬の寒い日はマイナス17℃にもなる厳しい寒冷な環境が、特徴的な酒質を生み出しています。
この蔵の看板酒ともいえるのが「どぶ」という純米活性酒で、まだ発泡タイプの酒が珍しかった時代に、4代...
花酔は明治32年(1899年)創業の花酔酒造が、広島県北部の庄原市総領町で醸す日本酒です。
この地域の最大の特徴は「中硬水」の水を使用していることで、広島の酒というと「軟水」というイメージがありますが、庄原には中硬水から硬水の地域があります。平均気温が低く、冬の寒い日はマイナス17℃にもなる厳しい寒冷な環境が、特徴的な酒質を生み出しています。
この蔵の看板酒ともいえるのが「どぶ」という純米活性酒で、まだ発泡タイプの酒が珍しかった時代に、4代目の谷本社長(杜氏)が全国に先駆けて発売しました。特に長期熟成の古酒は、見た目が全然古酒に見えないという特徴を持ち、それこそが庄原にある蔵ならではの環境がもたらす恩恵です。
吊るし搾りという昔ながらの製法も採用しており、酒袋に醪を入れ、醪の重みで自然にポタポタと垂れ落ちてくる雫を集めて瓶詰めすることで、米の豊かな風味とやわらかさを実現しています。寒冷な気候と中硬水が織りなす独自のテロワールを体現した、庄原の個性が光る銘柄です。
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