道灌

道灌は、蔵の祖先である室町時代の武将・太田道灌に由来する銘柄です。太田道灌は江戸城を築いた武将として歴史に名を残し、文武両道に優れた人物として知られています。
この歴史的な人物の名を銘柄に冠することで、太田酒造の誇りと、武士道の精神を酒造りに活かす姿勢が表現されています。道灌という格式の高い名前にふさわしい品質を追求しています。
能登杜氏の梶塚秀男氏により、山廃仕込みを中心とした伝統的な製法で醸されています。辛口でありながら香りと旨味のバランスが取れた酒質が特徴で、食中酒として優れた味わいを実現しています。
特別純米生原酒「渡船」をはじめ、純米原酒「山田錦 ひやおろし」など、多様な商品ラインナップを展開しています。滋賀県の酒造好適米「渡船」や兵庫県産「山田錦」など、厳選された酒米を使用しています。
草津という東海道の宿場町で醸される道灌は、旅人をもてなす酒としての伝統と、武士道の精神を受け継ぐ格式を併せ持つ銘柄です。