澤乃井

澤乃井は、小澤酒造のメイン銘柄で、古い地名「沢井村」に由来し、豊富な清流が流れる場所を意味します。
秩父古生層から湧き出る中硬水と軟水を使い分けた多彩な味わい設計が最大の特徴で、キレのよい後味が印象的です。
純米吟醸「蒼天」（精米歩合55%、五百万石使用、日本酒度+1、酸度1.7）は、花開く吟醸の味と香り、きめ細かな口当たり、米の旨味豊かな味わいで、ロンドン酒チャレンジ2020シルバー賞、ワイングラスでおいしい日本酒アワード2022金賞を受賞しています。
涼冷えや常温で、ぶり大根やイカの塩辛柚子入りなどの和食と相性抜群です。
敷地内の岩盤を横に掘った横井戸から湧くミネラル分の多い中硬水と、多摩川対岸の「山の井戸」から汲む軟水という、水質の違う2つの水を使い分けて幅広い種類の酒造りを実現しています。
300年以上の歴史を持つ東京を代表する老舗酒蔵として、奥多摩の大自然と清流の恵みを活かした酒造りを実践する、まさに沢井の地を代表する銘柄です。