和歌山県の日本酒銘柄一覧
御代正宗
みよまさむね「御代正宗」は、島本酒造場の代表銘柄として地元で愛され続けている日本酒です。 口当たりは優しく、米のきれいな旨味が広がった後、はっきりとした酸味が全体を引き締める、キレの良い味わいが特徴です。淡麗でクセが少ないため食中酒として最適で、特に刺身などの醤油を使った料理との相性は抜群です。
宗祇誉
そうぎほまれ「宗祇誉」は、室町時代の連歌師・宗祇法師にちなんで名付けられた日本酒です。 宗祇がこの地(下津野)の出身であるという伝承から、郷土の偉人を称えて命名されました。連歌のように雅で奥ゆかしい味わいと、歴史のロマンを感じさせる香りが特徴で、地元の誇りとして愛されている銘柄です。
金葵
きんあおい「金葵」は、紀州徳川家の家紋「葵の御紋」にちなんで名付けられた風格ある銘柄です。 徳川御三家筆頭である紀州藩の威光と歴史を背景に持ち、華やかさと格調高さを兼ね備えた味わいが特徴です。特別な日の宴や贈答用として、気品あふれるその味わいが喜ばれています。
龍神丸
りゅうじんまる「龍神丸」は、全国的にもその名を知られる高垣酒造の代表銘柄です。 仕込み水である「空海水」の龍神伝説にちなんで名付けられました。漫画「もやしもん」に登場したことで一躍有名となり、生産量の少なさから「幻の酒」とも呼ばれます。フルーティーな香りと米の旨味、そして湧き水の清冽さを感じさせる味わいは、多くの地酒ファンを魅了し続けています。
里の花
さとのはな「里の花」は、現在の女性蔵元が「この地で花のように咲き続けたい」という願いを込めて立ち上げた銘柄です。 飲む人がほっと安らげるような、優しく包み込むような味わいを目指しました。華やかながらも落ち着きのある香りと、米の優しい甘みが特徴で、作り手の温かい想いが伝わる一本です。
天久
てんきゅう「天久」は、昭和天皇の即位を記念して誕生した由緒ある銘柄です。 「天地久しく」という意味が込められており、長く愛される酒でありたいという願いが表現されています。地元で長年親しまれている定番酒であり、冷やから燗まで幅広く楽しめる、飲み飽きしない味わいが特徴です。
喜楽里
きらり「喜楽里」は、「地方にあってもきらりと光る酒でありたい」という想いから名付けられた銘柄です。 手作りにこだわり、丁寧な造りによって生まれたその味わいは、繊細かつ透明感があります。名前の通り、飲む人の心にキラリと光るような喜びと楽しさを届けるお酒です。
流霞
ながれかすみ「流霞」は、古くから酒の異称として使われてきた言葉を冠した、高垣酒造の歴史を感じさせる銘柄です。 伝統的な酒造りの技が生きており、しっかりとしたコクと旨味、そして後味の良さが特徴です。酒通好みの重厚な味わいからフレッシュなタイプまで、その名の通り霞のように奥深い魅力を持っています。
紀勢鶴
きせいつる「紀勢鶴」は、紀勢本線の開通を記念して名付けられた、地域の発展と共に歩んできた銘柄です。 「鶴」という縁起の良い名を持ち、祝い酒としても親しまれています。地元の食文化に寄り添う、食事を引き立てるバランスの取れた味わいで、長年地元の人々に愛飲されています。
紀ノ酒
きのさけ「紀ノ酒」は、紀州の「紀」を冠し、和歌山の風土そのものを表現した銘柄です。 純米吟醸などが主力で、優雅な香りと爽やかな味わいのハーモニーが評価されています。紀州の澄んだ空気と水をイメージさせる、洗練された酒質が特徴です。
白馬
しらま「白馬」は、冬の寒造りで醸されるにごり酒の銘柄です。 粗く搾ったもろみの素朴な風味と、米本来の甘みや旨みがダイレクトに感じられます。雪解けの白馬を思わせるような白く濁った見た目と、濃厚ながらも滑らかな口当たりが特徴の、季節感あふれるお酒です。
高垣
たかがき「高垣」は、蔵元の屋号をそのまま冠した、自信と誇りが込められた銘柄です。 蔵の技術の粋を集めて造られ、スッキリとしたキレの良さと、米の上品な旨味が調和しています。蔵元の名を背負うにふさわしい、凛とした佇まいと品格を備えた味わいです。
近大酒
きんだいさけ「近大酒」は、近畿大学農学部とのコラボレーションにより誕生した純米酒です。 附属湯浅農場で学生たちが丹精込めて栽培した酒米「山田錦」を100%使用し、高垣酒造の「空海水」で仕込みました。若者の情熱と老舗蔵の技術が融合した、学びと地域活性化の結晶とも言える一本です。
紀州美人
きしゅうびじん「紀州美人」は、その優美な名が示す通り、紀州の女性のような美しさと品格をイメージした日本酒です。 かつては蔵元で醸されていましたが、現在は委託醸造によりその味わいが受け継がれています。すっきりとした口当たりと、食事に合わせやすい淡麗な味わいが特徴で、御坊市を代表する地酒として親しまれています。
弁慶の里
べんけいのさと「弁慶の里」は、鈴木宗右衛門酒造がある田辺市が武蔵坊弁慶の生誕地という伝説にちなんで名付けられた銘柄です。 とろとろとした濃厚な口当たりが特徴のにごり酒などが知られ、弁慶の力強さを思わせるような、しっかりとした味わいと米の旨味が楽しめます。
三段壁
さんだんべき「三段壁」は、南紀白浜の景勝地・三段壁の勇壮な姿をイメージして造られた銘柄です。 太平洋の荒波が打ち寄せる断崖絶壁のような、キレのある辛口の味わいが特徴です。海の幸とも相性が良く、爽快な余韻が楽しめるお酒です。
熊野古道
くまのこどう「熊野古道」は、世界遺産にも登録されている巡礼の道をテーマにした、歴史のロマンを感じさせる銘柄です。 熊野の自然が育んだ水と米を使用し、古道歩きの後に癒やしを与えるような、清らかで奥深い味わいを目指して醸されています。
美熊野
うましくまの「美熊野」は、日本最古の歌集「万葉集」で「うましくまの」と詠まれた熊野の美しさを表現した銘柄です。 その名の通り、熊野の美しい自然と風土を映し出したような、上品で優雅な香りと、滑らかで美しい味わいが特徴です。
熊野三山
くまのさんざん「熊野三山」は尾崎酒造の代表銘柄で、世界遺産・熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)の名を冠した日本酒です。 新宮市は熊野三山の玄関口として古くから栄え、熊野古道を訪れる参詣者で賑わってきました。この銘柄名には、熊野の聖地への敬意と、この地の歴史と自然を酒造りに反映させる蔵元の想いが込められています。 本州最南端という温暖な気候の中で醸される酒として、独自の個性を持っています。熊野の豊かな自然が育んだ水を用い、紀州の風土を活かした酒造りにより、熊野の地酒としての特徴を表現しています。 口に含むと穏やかな香りと米の旨味が広がり、バランスの取れた酸味が全体をまとめます。後味はすっきりとキレが良く、熊野の海の幸や山の幸との相性が良好です。 熊野古道を訪れる参詣者や地元の人々に親しまれ、熊野の風土と文化を体現する銘柄として、この地ならではの日本酒を提供しています。
熊野川
くまのがわ「熊野川」は、世界遺産・熊野古道の川の参詣道としても知られる雄大な熊野川をテーマにした銘柄です。 清らかな伏流水を仕込み水に使用し、川の流れのように滑らかで清涼感のある飲み口が特徴です。