金の井酒造
かねのいしゅぞう
| 名前 | 金の井酒造 |
|---|---|
| ふりがな | かねのいしゅぞう |
| 住所 | 宮城県 栗原市 一迫字川口町浦1-1 |
| TEL | 0228-54-2115 |
| FAX | 0228-54-2639 |
金の井酒造は大正4年(1915)、製材業を営んでいた初代・三浦順吉が酒造りを始めました。栗原市一迫に位置する地元中心だったとても小さな酒蔵が心機一転し、新たなブランド「綿屋」として登場したのは平成8年(1996)です。
4代目・三浦幹典は、日本酒業界に「食中酒」という概念がまだ定着していなかった時代に、食事とのマッチングに主眼を置いた酒造りを進め、「食仲酒」という表記を好んで用いています。出汁を取った料理と調和するような、少し酸度が高く、米...
金の井酒造は大正4年(1915)、製材業を営んでいた初代・三浦順吉が酒造りを始めました。栗原市一迫に位置する地元中心だったとても小さな酒蔵が心機一転し、新たなブランド「綿屋」として登場したのは平成8年(1996)です。
4代目・三浦幹典は、日本酒業界に「食中酒」という概念がまだ定着していなかった時代に、食事とのマッチングに主眼を置いた酒造りを進め、「食仲酒」という表記を好んで用いています。出汁を取った料理と調和するような、少し酸度が高く、米由来の甘みがあるキレイな酒を追求しています。
蔵のある栗原周辺は寒く、発酵が止まるほどの気温になることもありますが、小僧山水は中軟水であり、軟水と比べると水に含まれるミネラルの量が多く、比較的旺盛に発酵を進めることができます。
阿波山田錦を柱とし、岡山産雄町、広島産八反や長野産美山錦といった最高の米を各地の契約農家から仕入れ、地元の優れた農家からも山田錦、蔵の華、トヨニシキ、ひとめぼれなどを仕入れています。
決して派手さと一口目のインパクトのあるタイプのお酒ではありませんが、どこか記憶に残り、心地よいやさしさが綿屋の良さです。
地図: