佐藤酒造店は宝永七年に藤屋本店として創業した郡山市の歴史ある酒蔵で、三百年以上の伝統を誇ります。
代表銘柄「藤乃井」は二本松藩主丹羽氏が蔵の敷地に咲く美しい藤の花を見て名づけたという由緒ある銘柄です。
郡山駅から徒歩十五分という便利な立地にありながら、地域に根ざした蔵元として地元の人々が毎日飲める酒造りを目指しています。
独自の手法として洗米・吸水後の米を脱水して水分量を一定にする工夫を行い、吟醸酒や純米大吟醸酒の製造に力を入れています。
福島県清酒鑑評会金賞、南部杜氏自醸清酒鑑評会優等賞、仙台国税局酒類鑑評会優等賞など数々の賞を受賞し、高い技術力が評価されています。
三百年の歴史の中で培われた伝統と革新的な技術を融合させ、地元に愛される酒を醸し続けている蔵元です。