松岡醸造
| 名前 | 松岡醸造 |
|---|---|
| ふりがな | まつおかじょうぞう |
| 住所 | 埼玉県 比企郡 小川町下古寺7-2 |
| TEL | 0493-72-1234 |
| FAX | 0493-74-1010 |
| Web | http://www.mikadomatsu.com |
松岡醸造は比企郡小川町下古寺に位置する蔵元で、「関東灘」と呼ばれる小川町の酒造集積地を代表する酒蔵です。江戸時代から続く伝統を持ち、小川町の酒造り文化の中心的存在として知られています。
仕込み水には秩父山系を源流とする石灰岩系の硬水を使用しており、硬度149mg/Lという日本でもトップクラスの硬度を誇ります。灘の宮水よりも硬い水でありながら、口当たりは柔らかく感じられる不思議な水で、この硬水を活かした力強い酒造りが特徴です。地下130メート...
松岡醸造は比企郡小川町下古寺に位置する蔵元で、「関東灘」と呼ばれる小川町の酒造集積地を代表する酒蔵です。江戸時代から続く伝統を持ち、小川町の酒造り文化の中心的存在として知られています。
仕込み水には秩父山系を源流とする石灰岩系の硬水を使用しており、硬度149mg/Lという日本でもトップクラスの硬度を誇ります。灘の宮水よりも硬い水でありながら、口当たりは柔らかく感じられる不思議な水で、この硬水を活かした力強い酒造りが特徴です。地下130メートルから汲み上げられるこの水は、太古の海が地殻変動で隆起してできた秩父の石灰岩層でろ過されたミネラル豊富な天然水です。
使用する酒米は兵庫県産山田錦、岡山県産備前雄町、埼玉県産さけ武蔵、山形県産山酒4号(玉苗)など、全国各地から厳選した優良米を採用しています。全量自社精米にこだわり、品種ごとに精米歩合を細かく調整して米の個性を最大限に引き出しています。
低温発酵タンクで醸す丁寧な酒造りを実践し、IWC2018では大吟醸部門で金賞を受賞、全国新酒鑑評会では8年連続金賞という県内記録を樹立するなど、数々の受賞歴を誇ります。雄町サミットでも受賞するなど、国内外で高い評価を受けています。
敷地内には酒蔵レストラン「松風庵」を併設し、酒、仕込み水、麹、酒粕を使用した蔵元ならではの料理を提供しています。地域に開かれた酒蔵として、観光客にも人気のスポットとなっており、小川町の観光振興にも貢献しています。
代表銘柄「帝松」は格式高い名前を持ち、硬水仕込みの力強い酒質と優良米の旨味が調和した、小川町を代表する銘柄として愛されています。