井出醸造店は江戸中期（1750年頃）に富士北麓河口湖南岸において醤油、味噌の醸造を始め、江戸末期（1850年代頃）より清酒の製造も開始しました。
社長で21代目当主の井出與五右衛門が経営しており、富士五湖唯一の造り酒屋として知られています。
富士北麓河口湖南岸（標高860m）に位置し、酒蔵で使用するすべての水は富士山の伏流水です。
富士河口湖町の豊かな自然環境、富士山の伏流水と澄んだ空気、冬の寒さが酒造りに適しており、冬に連日氷点下の冷え込みになることで、蔵を低い温度に保つ必要がある発酵過程において理想的な環境となっています。
代々培われた酒造りの技術と、風土に育まれた酒米、蔵人のたゆまぬ挑戦で醸されたお酒は毎年数々の受賞歴があり、富士の北麓を吹き渡る爽やかな風を連想させる、上品な口当たりで飲み飽きのしない酒質に仕上がっています。
全国新酒鑑評会で度々金賞を受賞したり、IWCにおいてゴールド、シルバーのメダルを受賞するなど、数々の賞を受けています。