静岡平喜酒造は静岡県内で最も新しい酒造会社で、明治初期に米穀商として創業した「平島屋」が起源です。
かつて酒造業を岡山県に集約していましたが、静岡での酒造りを再開し、現在は全量純米酒蔵として一切の醸造用アルコールを添加しない酒造りを実践しています。
仕込み水には南アルプス水系の一級河川「安倍川」の伏流水（軟水）を使用。地下約50メートルから汲み上げた伏流水は「平成の名水百選」に選定された安倍川の水系で、流量が豊富な特性を持ちます。
米から引き出される日本酒の味わいを追求し、安倍川の伏流水や静岡酵母など、静岡でしかできない酒造りを実践。すべて吟醸酒以上に精米された原料米を10kgずつ丁寧に洗いこむ手間を惜しまない製造方法を採用しています。
99%が静岡県内で消費される地域密着型の流通を行い、基本的に静岡県内の酒店のみで販売することで、地元に愛される酒造りを目指しています。