おきたま五蔵会は、四方を奥羽山脈や吾妻山地、飯豊山地などの山々に囲まれた豪雪地帯である置賜地域の5つの酒蔵による協働組織です。「酒処の名所 置賜を元気にしたい」「酒蔵を通して、地域観光の活性化をはかりたい」「地元の美味しい日本酒を、もっと多くの人に味わってもらいたい」という熱い思いを抱く蔵元杜氏5人が集まって結成されました。
参加する5つの酒蔵は、白鷹町の加茂川、長井市の長沼合名会社と鈴木酒造店長井蔵、飯豊町の若乃井酒造、川西町の中沖酒造店で構成されています。蔵のオーナーである「蔵元」自らが酒造りの責任者「杜氏」となって酒を造る「蔵元杜氏」の酒蔵が集まり、この地域を「粋な蔵の里 おきたま」と命名しています。
置賜の風土・水・米、そして受け継がれる酒造りの伝統に新たな挑戦を加え、5人の蔵元杜氏が醸し出す個性豊かな日本酒を造っています。コラボ企画商品「伍連者」では、1つの田から収穫した米を5社で分け合い、同じ条件で醸すことで「同じ原料米を使用しても蔵によって味が違う」という究極の飲み比べを実現しています。