鶴乃江酒造は会津若松市七日町に蔵を構える老舗酒蔵で、創業以来200年以上にわたり手造り製法にこだわった酒造りを守り続けています。
代々受け継がれてきた伝統的な醸造技術と、会津の豊かな自然が育む清冽な仕込み水を活かし、「暖か味を感じる米の優しい旨み」を追求した日本酒を醸しています。
蔵元長女である林ゆり氏が女性杜氏として活躍し、母娘杜氏による繊細で丁寧な酒造りは、伝統を守りながらも新しい時代の味わいを生み出しています。
会津産五百万石と福島県酵母を使用した酒質は、トロリとした口当たりとやさしい米の旨みが特徴で、温度が上がるとゆっくりと辛口に変化する奥深さを持ちます。
熟練会津杜氏の指揮のもと、昔ながらの手造りで丁寧に醸造される鶴乃江の酒は、会津の風土と歴史を今に伝える銘酒として愛され続けています。