福鶴酒造は「おわら風の盆」で全国的に知られる八尾町に位置し、福島家3代目の福島九一郎によって創業され、約170年の歴史を持つ蔵元です。
1981年に発売した「純米酒 風の盆」は、農薬・化学肥料を一切使用しない有機JAS認証米で醸した先駆的な取り組みとして知られており、有機JAS認証のコシヒカリ100%を使用した環境配慮型酒造りを実践してきました。
代表銘柄「風の盆」は八尾町の伝統行事「おわら風の盆」にちなんで命名され、純米酒、純米吟醸、吟醸、大吟醸、特別本醸造と幅広いラインナップを展開しています。
有機農法による環境に優しい酒造りと、八尾の伝統文化を大切にする姿勢が特徴で、地域の祭りと酒造りが深く結びついた蔵元として、八尾の文化を全国に発信しています。
「八王」「福鶴」「國ノ泉」「1901」など、複数の銘柄を通じて、八尾の風土と文化を表現した酒造りを続けています。