吉田屋
| 名前 | 吉田屋 |
|---|---|
| ふりがな | よしだや |
| 住所 | 長崎県 南島原市 有家町山川785 |
| TEL | 0957-82-2032 |
| FAX | 0957-82-3084 |
| Web | http://www.bansho.info |
吉田屋は、1917年(大正6年)に創業し、100年以上の歴史を持つ、南島原市有家町に位置する小規模な酒蔵です。製造数量90石という少量生産にこだわり、雲仙の伏流水が湧き出る自家井戸の水を仕込み水に使用しています。
日本でわずか5か所程度しか残っていない伝統製法「はねぎ搾り」(羽根木絞り)を用いた酒造りが特徴です。この製法は、梃子の原理を利用して醪を搾る古来の技法で、昔の搾り方で圧力が低く粕歩合が高く出ますが、搾りきれない分味が柔らかくまろや...
吉田屋は、1917年(大正6年)に創業し、100年以上の歴史を持つ、南島原市有家町に位置する小規模な酒蔵です。製造数量90石という少量生産にこだわり、雲仙の伏流水が湧き出る自家井戸の水を仕込み水に使用しています。
日本でわずか5か所程度しか残っていない伝統製法「はねぎ搾り」(羽根木絞り)を用いた酒造りが特徴です。この製法は、梃子の原理を利用して醪を搾る古来の技法で、昔の搾り方で圧力が低く粕歩合が高く出ますが、搾りきれない分味が柔らかくまろやかな味に仕上がります。機械製造ではないため非常に手間暇かかる製法ですが、搾り切らないことで雑味のない「純」な味わいのお酒となります。
花酵母を使用した日本酒造りにも取り組んでおり、純米大吟醸「清泉石上流」ではアベリアの花酵母を、純米吟醸「普賢の夢」では桜の花酵母を使用しています。東京農業大学短期大学部醸造学科酒類学研究室が優良酵母を分離することに成功し、吉田屋では天然の酵母「花酵母」を使った日本酒を醸造しています。
伝統製法を守り続けていますが、良いお酒は造るだけではなく伝えていくことも大事だと考えており、花酵母を用いた独自の日本酒の開発や異業種とのコラボ商品など多くの新しい取り組みを行っています。