養老酒造は嘉永2年創業の歴史ある酒蔵で、山梨県内では最も小規模な蔵として知られています。
現在では山梨市唯一の酒蔵となっており、杜氏であるご主人がたった一人で挑む酒造りを行っています。
原料の仕入れから仕込み、搾り、ビン詰め、ラベル貼りに至るまで、すべてを家族の手作業で行っています。
今でも昔ながらの"舟"で全てのお酒を搾っており、発酵した「もろみ」から原酒を搾る工程は、酒袋にもろみを入れてゆっくりと圧力をかけて搾る、昔ながらの「槽搾り（ふなしぼり）」で、手間と時間をかけて造ります。
富士川水系の一級河川、苗吹川の伏流水を仕込み水に使用し、昔ながらの手法でていねいに醸すことで、力強いパンチのある味わいと同時に、繊細な香りが広がる1本に仕上がっています。
蔵元ごはん&カフェ酒蔵櫂が併設されており、日本酒、酒粕料理などを堪能できます。