1887年（明治20年）創業の山盛酒造は、江戸時代から続く酒蔵を引き継ぎ、名古屋市緑区大高の古い町並みを残す伝統的な蔵で酒造りを行っています。
大高城（松平元康・後の徳川家康が兵糧入れを行った城）の跡地に近く、織田・今川の戦いの舞台となった歴史的な地域です。
代表銘柄「鷹の夢」は「１．富士 ２．鷹 ３．なすび」（初夢の縁起物）と地元の「大高」にちなんで命名され、大吟醸、純米吟醸、純米、本醸造など多彩なラインナップを展開しています。
地元産米や名古屋の酵母を使用した商品もあり、地域性を重視した酒造りが特徴で、ワイングラスでおいしい日本酒アワードで最高金賞を受賞するなど高い評価を受けています。
「古戦場 桶狭間」は1560年の桶狭間の戦いにちなんだ銘柄で、緑区大高は桶狭間古戦場に近く、織田信長が今川義元を破った日本史上最も有名な合戦の一つを表現しています。