北海道の日本酒銘柄一覧
北海道は良質な水と冷涼な気候という、日本酒造りに最適な自然環境に恵まれた産地です。清冽な雪解け水が長い時間をかけて地中を流れ、自然の濾過を経て不純物が少なく透き通るような仕込み水となります。厳しい寒さの中でじっくりと発酵が進むことで、米の甘みがしっかりと引き出され、バランスの取れた味わいが生まれます。
北海道で造られる日本酒は「軽快で香味」な特徴があり、新鮮な海の幸の美味しさを引き立てる、す...
北海道は良質な水と冷涼な気候という、日本酒造りに最適な自然環境に恵まれた産地です。清冽な雪解け水が長い時間をかけて地中を流れ、自然の濾過を経て不純物が少なく透き通るような仕込み水となります。厳しい寒さの中でじっくりと発酵が進むことで、米の甘みがしっかりと引き出され、バランスの取れた味わいが生まれます。
北海道で造られる日本酒は「軽快で香味」な特徴があり、新鮮な海の幸の美味しさを引き立てる、すっきりとした「やや淡麗辛口」が主流です。全国の日本酒と比較すると、純米酒が多いのも特徴の一つです。
北海道の日本酒を語る上で欠かせないのが、道産酒造好適米です。2000年に開発された「吟風」は、大きくはっきりとした心白が特徴で芳醇な酒を生み出します。「彗星」はタンパク質含有量の低さが特徴で、淡麗な味わいを実現します。そして両者を交配させた「きたしずく」は、雑味が少なくやわらかい味わいで、「味の吟風」「キレの彗星」の中間に位置する品種です。これらの酒米は府県産に劣らないタンパク値の低さを誇り、全国の酒蔵からも注目を集めています。
明治時代には200を超える酒蔵が存在した北海道ですが、日本酒離れの影響もあり現在は10数蔵まで減少しました。しかし、道産酒米の開発と品質向上により、近年は道内外から高い評価を受ける銘柄が増えています。
北見寒菊
きたみかんぎく
山田酒造
廃業
-
北海道
北見市
北見寒菊は、北見市を代表した老舗・山田酒造の主要銘柄です。「寒菊」という名前は、厳しい冬の寒さの中でも凛と咲く菊の花のように、力強く美しい酒を目指したことに由来します。北見の気候風土を反映した、凛とした風格のある味わいが特徴です。現在は金滴酒造に製造を委託していますが、オホーツクの食卓で長年親しまれてきた歴史を持つ、地域に深く根ざした地酒です。
栄光摩周
えいこうましゅう
山田酒造
廃業
-
北海道
北見市
栄光摩周は、北海道を代表する神秘の湖・摩周湖の名を冠した銘柄です。清らかで透明度の高い摩周湖のイメージと、栄えある品質を表現しています。山田酒造の伝統を受け継ぎ、現在は金滴酒造による委託醸造でその味を守り続けています。北海道の雄大な自然とオホーツク圏の風土を感じさせる、澄んだ味わいが特徴です。