冨士酒造は山形県鶴岡市大山に位置し、戦国武将・加藤清正公ゆかりの酒蔵です。初代加藤専之助有恒が酒銘を「冨士」と定め酒造業を開始し、昭和30年代に「栄光」を冠して現在の「栄光冨士」となりました。
地方の小さな蔵では難しいといわれる四季醸造を実現し、蔵全体を冷却するなどの大きな設備投資を行い、毎月フレッシュな新酒をリリースしています。無濾過原酒の製造に力を入れ、米の種類を変えて小ロットで毎月2種類以上を仕込み、1年で30種類を超える銘柄数を誇ります。
使用する米には、「出羽燦々」「雪女神」「出羽の里」「雪若丸」「玉苗」「酒未来」などの酒造好適米や、一般食用米「つや姫」など、多様な品種を使い分けています。「1.キレイで、2.飲み飽きせず、3.食事と合うお酒」という3つの特徴を追求しています。
四季醸造システムにより年間を通じて安定した品質の新鮮な無濾過原酒を提供し、多様な米品種を使い分けることで個性豊かな味わいのバリエーションを生み出す、革新的な酒造りを実践しています。