松瀬酒造
| 名前 | 松瀬酒造 |
|---|---|
| ふりがな | まつせしゅぞう |
| 住所 | 滋賀県 蒲生郡 竜王町弓削475 |
| TEL | 0748-58-0009 |
| FAX | 0748-58-0194 |
| WEB | http://matsunotsukasa.com |
松瀬酒造は万延元年(1860年)に滋賀県蒲生郡竜王町で創業した歴史ある酒蔵で、代表銘柄は「松の司」です。
仕込み水には地下120メートルの大きな岩盤の下を流れる鈴鹿山系愛知川伏流水を使用しています。この清冽な伏流水が、松の司の瑞々しくすっきりとした味わいと繊細な旨味の基盤となっています。
酒米は竜王町の契約農家が栽培する山田錦を中心に使用し、長年にわたる二人三脚の栽培技術向上により、兵庫県特A地区に匹敵する品質の山田錦を育て上げています。全...
松瀬酒造は万延元年(1860年)に滋賀県蒲生郡竜王町で創業した歴史ある酒蔵で、代表銘柄は「松の司」です。
仕込み水には地下120メートルの大きな岩盤の下を流れる鈴鹿山系愛知川伏流水を使用しています。この清冽な伏流水が、松の司の瑞々しくすっきりとした味わいと繊細な旨味の基盤となっています。
酒米は竜王町の契約農家が栽培する山田錦を中心に使用し、長年にわたる二人三脚の栽培技術向上により、兵庫県特A地区に匹敵する品質の山田錦を育て上げています。全量を契約栽培により管理し、環境こだわり農産物認証を取得した酒米を、蔵人が時間をかけて自社精米しています。
製法面では伝統的な箱麹法による麹造り、社内保存酵母菌による速醸酒母と昔ながらの生酛酒母を併用しています。発酵温度を低温に抑えながらも完全発酵を目指す小仕込み(1.2トン以下)によるモロミ工程、そして瓶詰貯蔵による低温熟成管理(5度以下)など、丁寧な手造りを実践しています。
竜王町の土壌は多様性に富み、平坦地、山裾、河川沿いなど地形によって「粘土」「粘土+砂」「赤土+砂礫」「山土+砂礫」「粘土+砂利」と5種類にも及びます。この土壌の違いが栽培される山田錦の個性を生み出すことに着目し、「土壌別仕込み」シリーズを展開しています。粘土質の土壌で育った米は芳醇でふくらみのある特性を持ち、砂礫質の山土で育った米は硬質で繊細かつシャープな個性を持ちます。