銘柄一覧
儀兵衛
ぎへい儀兵衛は山口合名会社(会州一酒造)の初代である山口儀兵衛の名を冠した銘柄で、380年近い蔵元の歴史を象徴する名称です。 寛永20年(1643年)、徳川三代将軍家光の異母弟である保科正之が会津に入封した際に、初代山口儀兵衛が会津に移り住み酒造業を始めたという由緒ある歴史を持ちます。 創業者の名を銘柄として掲げることで、380年近くにわたる伝統と格式、そして創業時の志を今に伝えています。 会津という土地の風土と歴史を背景に、長年培われてきた伝統的な酒造りの技法により醸されています。 山口合名会社が全国新酒鑑評会で金賞を受賞する高い技術力を持つことから、儀兵衛もその品質の高さが期待される銘柄です。 創業者への敬意と、その志を継承する蔵元の姿勢が表現された、歴史の重みを感じさせる銘柄です。
会州一
かいしゅういち EC会州一は山口合名会社(会州一酒造)の代表銘柄で、会津の地を表す「会州」と「一番」を組み合わせた、蔵元の強い志を示す名称です。 寛永20年(1643年)創業以来380年近い歴史を持つ蔵元が、会津を代表する酒を造るという誇りと決意を込めて名付けられました。 全国新酒鑑評会で2023年と2024年に金賞を受賞するなど、長年培われてきた技術力の高さが公的に評価されています。 会津という土地の風土と歴史を背景に、伝統的な酒造りの技法により丁寧に醸されています。 設備の老朽化や経営上の困難に直面しながらも、品質の高さを維持し続けてきた蔵元の姿勢が表れている銘柄です。 380年近くにわたる会津の酒造文化を担ってきた蔵元の代表銘柄として、地域の歴史と伝統を今に伝えています。
古典写楽
こてんしゃらく「古典写楽(こてんしゃらく)」は、江戸時代の浮世絵師・東洲斎写楽の作品をラベルに採用した、東山酒造の個性が光る銘柄です。 滑らかな口当たりと爽やかなキレが特徴で、会津若松の情景を写し取ったような清らかな味わいが多くのファンを魅了しました。現在はその伝統が宮泉銘醸の「寫樂」に引き継がれ、会津を代表する銘酒として世界へと羽ばたいています。
東山
ひがしやま EC「東山(ひがしやま)」は、会津若松の風土と蔵元の歴史をその名に冠した銘柄です。会津の豊かな自然が育んだ清らかな味わいは、地元の晩酌を彩る定番として長年親しまれてきました。
天香
てんこう「天香(てんこう)」は、柏木酒造店が醸していた、「天の香り」を意味する雅な名を持つ銘柄です。その名の通り、香り高く上品な酒質を目指し、会津若松の清冽な風土を映し出した逸品として、地元の人々に長年愛されてきました。
京の華
きょうのはな「京の華(きょうのはな)」は、栽培が途絶え「幻」と呼ばれた酒米を復活させた、辰泉酒造の情熱の結晶です。 独特な深い旨味と、豊かな大地のエネルギーを感じさせる力強い味わいが特徴。一九八五年の誕生以来、全国新酒鑑評会で通算七回の金賞を受賞するなど、復活米ならではの比類なき個性が世界を驚かせています。会津の農業と酒造りの歴史が奇跡的に交差した、魂の一滴です。
会津流
あいづながれ EC「会津流(あいづながれ)」は、会津という土地の伝統、風土、そして職人の流儀をその名に刻んだ純米酒です。会津産米一〇〇%の豊潤な旨味が、ゆったりとした時間の流れを感じさせる、正統派の地酒です。
鶴ヶ城
つるがじょう「鶴ヶ城(つるがじょう)」は、会津のシンボルである名城の名を冠した格調高い逸品です。穏やかな香りと凛とした風格ある味わいは、会津の歴史と誇りを伝え続けています。
成志
せいし「成志(せいし)」は、「京の華」復活の立役者である晴山成志杜氏の名を戴いた特別なブランドです。杜氏の緻密な技術と、酒造りへの不屈の志が一本一本に息づいています。
辰泉
たついずみ EC「辰泉(たついずみ)」は、明治十年の創業以来、蔵の伝統を担い続ける旗艦名柄。手造りの温かみと、会津の清らかな風土が溶け合った、誠実な味わいが魅力です。
会津中将
あいづちゅうじょう EC「会津中将(あいづちゅうじょう)」は、会津藩の精神を今に伝える、鶴乃江酒造の代表名柄です。 手造りによる伝統的な酒造りを貫き、「暖か味のある米の優しい旨み」を追求。穏やかな香りと、柔らかな口当たりながらも凛とした芯のある味わいは、数々の鑑評会で高い評価を得ています。会津の武家文化の品格を感じさせる、会津を代表する銘酒です。
永寶屋
えいほうや「永寶屋(えいほうや)」は、蔵の屋号を冠した伝統の銘柄です。米の旨みを丁寧に引き出し、穏やかに染み渡るような、熟練の技が光る味わいが特徴です。
鶴乃江
つるのえ EC「鶴乃江(つるのえ)」は、蔵の名を冠し、創業二百年の伝統と清流の優雅さを表現した銘柄です。米本来の力を活かした、会津の歴史を感じさせる芳醇な味わいが楽しめます。
ゆり
ゆり EC「ゆり」は、女性杜氏・林ゆり氏が手がける、「女性が造る、女性におすすめのお酒」をコンセプトにしたブランドです。 母娘杜氏による繊細かつ芯の通った酒造りから生まれる、華やかな香りと凛とした辛口の味わいが魅力。米の優しいふくらみを感じながらも、後味はスッキリとした現代的な美酒です。
花春
はなはる EC「花春(はなはる)」は、享保三年の創業以来、会津の歴史と共に歩んできた伝統の銘柄です。 会津を代表する「顔」として、米本来の旨味を活かした透明感のある「やや辛口」の味わいを追求。会津の郷土料理との相性は抜群で、地元はもとより国内外の鑑評会でも数多くの最高賞に輝いています。会津に春を告げる花のような、華やかさと清らかさを兼ね備えた不朽の美酒です。
結芽の奏
ゆめのかなで EC「結芽の奏(ゆめのかなで)」は、花春酒造が三〇〇周年を機に世に送り出した次世代の旗艦ブランドです。 「気軽に楽しめる贅沢」を掲げ、会津産米を五〇%まで磨いた純米大吟醸をメインに展開。香り控えめでスッキリとした飲み口は、現代の多様な食シーンに調和する洗練された「食中酒」の極致です。金賞受賞歴も豊富な、未来へと奏でる会津の旋律です。
名倉山
なぐらやま EC「名倉山(なぐらやま)」は、大正七年の創業以来、会津若松で愛され続けてきた伝統の銘柄です。 「きれいなあまみ」を追求する蔵の姿勢を体現し、地元産米の旨味と清冽な伏流水が溶け合った、調和のとれた味わいが特徴。穏やかな日常に寄り添う、会津の歴史と誠実さが息づく日本酒です。
月弓
げっきゅう EC「月弓(げっきゅう)」は、IWCで最高位「トロフィー」を受賞するなど、世界が認めた名倉山酒造の最高傑作です。 福島県産米「夢の香」を使用し、穏やかな香りと米由来の優しい甘みが最高に調和した酒質が魅力。日本酒の初心者から愛好家までを虜にする、洗練された「あまみ」の極致を体験できる次世代の日本酒です。
会津娘
あいづむすめ「会津娘(あいづむすめ)」は、蔵から半径三キロ以内の自社田の米と水にこだわり、会津の「土と風」を表現する究極の地酒です。 「土産土法」という徹底したテロワール志向から生まれるその味わいは、米の力強い旨味と凛としたキレが見事に調和。特に圃場限定シリーズ『穣(じょう)』は、田んぼ一枚ごとの物語を飲み手に伝える、会津を代表する珠玉のブランドです。
薫鷹
くんたか「薫鷹(くんたか)」は、会津若松で一六〇年以上愛されてきた伝統の銘柄です。ふくよかな旨味と穏やかな香り、そして心地よい後味が調和したクラシカルな地酒で、古き良き会津の情緒を今に伝えています。