ポンシュ

Ponsh

徳島県の日本酒銘柄一覧

津乃峰

つのみね
津乃峰酒造 - 徳島県 阿南市

津乃峰は、津乃峰酒造の代表銘柄で、西暦724年創建の津乃峰神社の御神酒を造っていた歴史に由来します。酒の神様である大山積神を祀る神社との深い繋がりが、この銘柄の由来です。 徳島県の良質な水と米を使用し、伝統的な製法で丁寧に醸されています。全国新酒鑑評会でも入賞実績があり、品質の高さが評価されています。 大吟醸、純米酒など幅広い製品ラインナップがあり、それぞれの製法で個性豊かな味わいを提供しています。神社の御神酒としての歴史を持つ由緒ある銘柄として、地域に親しまれています。

阿波美人

あわびじん
津乃峰酒造 - 徳島県 阿南市

阿波美人は、津乃峰酒造が醸す日本酒で、「清酒の美人を目指し、醸造技術を磨いた一品」として造られています。 徳島県生まれのLED夢酵母(型名:4206)を使用しており、「豊穣な味わいと穏やかな香り」が特徴です。LED夢酵母は、紫外線を出す特別なLEDを清酒酵母に照射して開発された革新的な酵母で、フルーティーな香りと爽やかな味わいを生み出します。 純米酒として造られており、米本来の旨味と、LED夢酵母がもたらす華やかな香りが調和した味わいです。「阿波美人」という名前が示すように、徳島(阿波)の風土と技術が生み出した美しい酒を目指しています。

出世毘沙門天王

しゅっせびしゃもんてんのう
津乃峰酒造 - 徳島県 阿南市

出世毘沙門天王は、津乃峰酒造が醸す縁起の良い名前を持つ日本酒です。健康と開運、隆盛を願って造られています。 徳島県生まれのLED夢酵母(型名:4206)を使用しており、豊穣な味わいと穏やかな香りが特徴です。LED夢酵母のフルーティーな香りと爽やかな味わいが、縁起の良い銘柄名と相まって、祝いの席や贈答用として人気があります。 毘沙門天は七福神の一柱で、武運や財宝の神として信仰されており、「出世」という言葉と組み合わせることで、さらに縁起の良い意味が込められています。健康と開運を願う気持ちを込めて贈られる、特別な銘柄です。

阿波踊

あわおどり
真野武酒造 廃業 - 徳島県 三好市

阿波踊は、真野武酒造が製造していた日本酒で、徳島県を代表する伝統芸能「阿波踊り」にちなんで命名されていました。 徳島の文化と風土を象徴する名前を持ち、地域の人々に親しまれていましたが、蔵元の倒産により現在は製造されていません。徳島の日本酒の歴史の一部として記憶されている銘柄です。

胡春

こはる
三芳菊酒造 - 徳島県 三好市

胡春は、三芳菊酒造が開発した「三姉妹の酒」の一つで、三女にちなんで命名された特別純米酒です。 徳島県産山田錦を60%まで精米して使用し、米と麹のみで醸される純米酒です。バランスの取れた芳醇な香りを持ち、純米酒ならではの米の旨味と深い味わいが特徴です。 三姉妹の末っ子として、親しみやすく飲みやすい味わいに仕上げられています。徳島県産山田錦100%使用により、地域に根ざした酒造りの姿勢が表れています。

三芳菊

みよしきく EC
三芳菊酒造 - 徳島県 三好市

三芳菊は、明治36年創業の三芳菊酒造の看板銘柄です。蔵の名前をそのまま冠した代表的な銘柄として、長い歴史を持ちます。 四国の中央部、吉野川上流の寒冷地という酒造りに最適な環境で、阿波杜氏が伝統的な技法を用いて丁寧に醸しています。純米酒を中心としたラインナップで、五百万石などの酒米を使用した製品もあります。 「おりがらみ」などの製品もあり、米の旨味を生かした味わい深い酒造りが特徴です。伝統を守りながらも、新しい試みにも挑戦する姿勢が反映されている銘柄です。

綾音

あやね
三芳菊酒造 - 徳島県 三好市

綾音は、三芳菊酒造が開発した「三姉妹の酒」の一つで、長女にちなんで命名された純米大吟醸です。 徳島県産山田錦を50%まで精米し、米と麹のみで醸される本格的な純米大吟醸です。すっきりとした純米大吟醸の特徴と、濃醇でコクのある味わいを併せ持つ、バランスの取れた酒質が特徴です。 長女らしい格調高い味わいと、華やかな香りを持ち、和食・洋食問わず幅広い料理と相性が良い銘柄です。徳島県産山田錦を50%まで磨くことで、米の雑味を取り除き、クリアで上品な味わいを実現しています。

織絵

おりえ
三芳菊酒造 - 徳島県 三好市

織絵は、三芳菊酒造が開発した「三姉妹の酒」の一つで、次女にちなんで命名された純米吟醸です。 徳島県産山田錦を55%まで精米して使用し、米と麹のみで醸される純米吟醸です。比較的すっきりとした飲み口が特徴で、和食・洋食問わず幅広い料理と相性が良い銘柄として造られています。 次女らしいバランスの取れた味わいと、適度な香りを持ち、食中酒として楽しみやすい銘柄です。純米吟醸ならではの上品な香りと、飲み飽きしない味わいが特徴です。

お殿田

おでんでん
中和商店 - 徳島県 三好市

お殿田は、徳島県の日本酒好きが集まる「棚田で地酒を造る会」の有志約30人が、自分たちが納得する酒を造りたいという想いで米作りを行い、中和商店(今小町)が日本酒に醸したという極めてユニークな銘柄です。 会員限定品のため流通はごく限られた限定酒となっており、一般市場ではほとんど入手できない希少な酒です。棚田で丹精込めて育てられた米を使用し、吉野川上流の美しい水で仕込まれています。 日本酒愛好家たちの情熱と、中和商店の酒造技術が融合して生まれた、地域コミュニティと蔵元の協働の成果と言える銘柄です。

ゆたか
中和商店 - 徳島県 三好市

穣は、中和商店が醸す日本酒です。「穣」という名前は五穀豊穣と、蔵の杜氏である上田穣氏から一字を取り、吉野川流域の自然豊かな場所にある三好市池田町に愛されるようにという願いを込めて命名されました。 四国山脈に囲まれた寒冷地で、澄んだ空気と吉野川上流の美しい水を使用して醸されています。豊かな自然と杜氏の技術が融合した、地域に根ざした銘柄です。 五穀豊穣という縁起の良い意味と、杜氏の名前を組み合わせた名前には、蔵元の酒造りへの思いと地域への愛着が込められています。

今小町

いまこまち
中和商店 - 徳島県 三好市

今小町は、中和商店の代表銘柄で、全国新酒鑑評会で受賞常連の酒として、過去に幾度も金賞に輝いている実績があります。 四国の中央部池田町、四国山脈に囲まれ冬には厳しい寒さに包まれる環境で、澄んだ空気と吉野川上流の美しい水、そして豊かな自然に恵まれた土地で醸し出されています。 「小町」という名前は、平安時代の美女・小野小町にちなんだもので、美しく上品な酒を目指すという願いが込められています。「今」を付けることで、現代の美しい酒という意味を持たせています。 全国新酒鑑評会での金賞受賞という実績が示すように、品質の高さが広く認められている銘柄です。地域の自然と伝統が育んだ、徳島を代表する地酒の一つです。

笹緑

ささみどり
矢川酒造 - 徳島県 三好市

笹緑は、安政2年(1855年)創業の矢川酒造が醸す代表銘柄です。蔵の裏山に生い茂る緑の笹にちなんで命名され、「笹」が酒を意味する言葉でもあることから、二重の意味を持つ銘柄名となっています。 吉野川左岸の白地地区という、四国の十字路として栄えた歴史ある土地で造られています。吉野川の清らかな水を使用し、地域の米を使った伝統的な酒造りが行われています。 かつて製造していた「豊正宗」をやめ、現在は「笹緑」一本に絞ることで、より品質にこだわった酒造りを実践しています。小規模な蔵ならではの丁寧な手作業と、地域に根ざした酒造りが特徴です。 広域流通を行わず、主に地元の消費者に向けた販売を行っているため、訪れた人だけが味わえる希少な地酒となっています。吉野川の恵みと、白地の歴史が育んだ銘柄です。

鳴門鯛

なるとたい EC
本家松浦酒造場 - 徳島県 鳴門市
鳴門鯛

鳴門鯛は、文化元年(1804年)創業の本家松浦酒造場が醸する代表銘柄で、明治19年(1886年)に命名された歴史ある銘柄です。 銘柄名の由来は、潮の流れが激しい鳴門海峡で生きる鯛は肉質が締まり脂が乗って美味とされることから、「魚族の王、鯛の如く端麗優雅であるように」という願いを込めて、当時の県令・酒井明氏と五代目松浦九平により名付けられました。 原材料に含まれる米はすべて国産、米麹はすべて国産米を使用し、品質へのこだわりを貫いています。純米大吟醸、大吟醸、純米酒など幅広い製品ラインナップがあり、それぞれの製法で丁寧に醸されています。 鳴門の自然と歴史、そして200年以上の伝統が育んだ鳴門鯛は、国内だけでなく海外14カ国にも輸出されており、徳島の日本酒を世界に発信する代表的な銘柄となっています。 有形文化財に登録された歴史ある蔵で造られる鳴門鯛は、伝統と革新を融合させながら、端麗優雅な味わいを追求し続けています。

入鶴

いりづる
近清酒造 - 徳島県 阿南市

入鶴は、近清酒造が醸す代表銘柄です。「日本一小さな蔵元」を標榜する蔵が、小規模ながらも品質にこだわって造る日本酒です。 辛口でありながらボリューム感とふくよかさを持ち、ほのかな甘み、適度なボディ感、辛さが特徴です。控えめな果実香を持ち、バランスの取れた味わいに仕上げられています。 大吟醸から本醸造まで幅広い製品ラインナップがあり、それぞれリーズナブルな価格で提供されています。小規模な蔵ならではの丁寧な酒造りと、飲み手に寄り添った価格設定が特徴です。 地域に根ざし、地元の人々に愛される銘柄として、阿南市の酒造文化を支えています。

旭牡丹

あさひぼたん
近藤松太郎商店 - 徳島県 徳島市

旭牡丹は、近藤松太郎商店が醸す日本酒です。「旭」は朝日のように輝かしく、「牡丹」は花の王として華やかで気品があることから、縁起の良い名前として命名されました。 徳島市国府町という自然豊かな環境で、良質な水と米を使用して醸されています。地域に根ざした伝統的な酒造りを続け、地元の人々に親しまれています。 華やかで縁起の良い名前にふさわしい、飲みやすく親しみやすい味わいの銘柄です。

齢の友

よわいのとも
阿川酒造 - 徳島県 美馬郡

齢の友は、阿川酒造が醸していた日本酒です。「齢(よわい)」は年齢や寿命を意味し、「友」と組み合わせることで、長く付き合える酒、人生の友となる酒という願いが込められた名前です。 つるぎ町貞光という、うだつの町並みが残る歴史ある地域で造られていました。吉野川やその支流の清らかな水を使用し、地域の米を使った伝統的な酒造りが行われていました。 長寿と親しみを込めた縁起の良い名前は、地域の人々に親しまれていました。

可楽智

からくち
可楽智酒造 - 徳島県 三好郡

可楽智は、明治40年(1907年)創業の可楽智酒造が醸す代表銘柄です。「からくち」という名前が示す通り、辛口の酒を追求した銘柄です。 徳島県三好郡東みよし町という吉野川流域の良質な水と米に恵まれた環境で造られています。118年の歴史の中で、辛口の酒造りにこだわり続けてきました。 辛口好きの日本酒愛好家に支持され、食中酒として料理を引き立てる味わいが特徴です。地域に根ざし、長い歴史を持つ銘柄として親しまれています。

芳水

ほうすい
芳水酒造 - 徳島県 三好市

芳水は、大正2年(1913年)創業の芳水酒造の代表銘柄です。大正5年、郷土の先人たちが吉野川を「芳乃川」「芳水」と漢詩に詠んだことにちなんで命名されました。 吉野川からの伏流水を蔵の敷地内の井戸から汲み上げて使用し、芳香美味な酒を醸し続けています。全国新酒鑑評会で何度も入賞し、金賞も受賞している実績があります。 平成15年(2003年)には『山峡の美禄 芳水純米大吟醸』が皇太子時代の現天皇陛下に献上されるという栄誉に浴しました。この献上酒の実績は、芳水の品質の高さを示すものです。 吉野川という四国を代表する河川の恵みを受けて造られる芳水は、芳香と美味を兼ね備えた、徳島を代表する銘柄の一つです。

高柿木

たかがき
芳水酒造 - 徳島県 三好市

高柿木は、芳水酒造が造る日本酒の銘柄の一つです。「芳水 高柿木(たかがき)純米中取り無ろ過生原酒」として販売されています。 中取りとは、醪(もろみ)を搾る際に、最初の「荒走り」と最後の「責め」の間に出る中間部分のことで、最も品質が良いとされる部分です。無濾過生原酒として、酒本来の味わいを損なわない製法で造られています。 吉野川の伏流水を使用し、芳水酒造の技術と伝統が凝縮された銘柄です。純米酒ならではの米の旨味と、無濾過生原酒の力強い味わいが特徴です。