Sake Brands
in Shizuoka
Hakuimmasamune
白隠正宗は臨済宗中興の祖として仰がれた白隠慧鶴禅師(1685-1768)に由来する銘柄です。 白隠禅師は沼津市原宿の出身で、松蔭寺の住職として50年近くにわたり活動しました。明治17年、明治天皇から「正宗」の国師号が追贈される際、勅使として山岡鐵舟が原宿を訪れ、高嶋酒造の酒の旨さに感銘を受けた鐵舟が国師号と清酒をかけて命名しました。 「駿河には過ぎたるものが二つあり 富士のお山に原の白隠」と詠まれるほど高く評価された禅師の名を冠し、富士山の雪解け水を地下150mから汲み上げた軟水で醸されます。 静岡酵母NEW-5を使用した全量純米酒で、全量箱麹造り、槽搾り、瓶燗急冷を採用した丁寧な造りが特徴です。富士山伏流水の軟水による優しい口当たりとすっきりとしたのどごし、静岡吟醸スタイルを体現した食中酒として料理に寄り添う酒質を追求しています。 蔵元杜氏の高嶋一孝氏が「この地でしか作れない地酒」を目指し、静岡県産の山田錦や誉富士、無農薬・減農薬栽培の愛国など地産地消にこだわった酒米を使用し、「だらだらと飲み続けられる酒」というコンセプトのもと、のどごしのきれいなすっきりとした味わいを生み出しています。
Amagizuidou
天城隧道は伊豆を代表する歴史的建造物である天城山隧道(旧天城トンネル)に由来する銘柄です。 明治38年に竣工した総延長445.5メートルのこのトンネルは日本初かつ現存最長の石造道路トンネルで、国の重要文化財に指定されています。石川さゆりの「天城越え」の歌詞に登場し、川端康成「伊豆の踊子」や松本清張の小説「天城越え」でも知られる伊豆のシンボルから銘柄名が取られました。 伊豆で唯一の地酒蔵元である万大醸造が、宇佐美火山帯の年川の純粋な地下水と西伊豆大沢里の天城山系地下1,000メートルから汲み上げた深層水を使用し、伊豆の海の幸・山の幸と調和する酒造りを実践。 天城山系の清冽な水で仕込まれた酒は、伊豆の歴史と文化を体現し、地域の食文化に寄り添う酒質を追求しています。
Shimodabijin
下田美人は伊豆半島南端の下田の地名を冠した銘柄で、万大醸造の製品ラインナップの一つです。 伊豆で唯一の地酒蔵元として、伊豆の海の幸、山の幸と調和する酒造りを目指し、地域の食文化に寄り添う酒質を追求しています。 宇佐美火山帯の年川の純粋な地下水または西伊豆大沢里の天城山系深層水を使用し、水源の違いによる酒質の個性を表現。下田エリアの食材との相性を重視した味わい設計が特徴です。
Egawazake
江川酒は伊豆の歴史に由来する銘柄で、万大醸造の製品ラインナップの一つです。 伊豆で唯一の地酒蔵元として、伊豆地域の歴史とともに歩んできた万大醸造が、天城山系の清冽な水で醸す銘柄です。 宇佐美火山帯の年川の純粋な地下水または西伊豆大沢里の天城山系地下1,000メートルから汲み上げた深層水を使用し、伊豆の食文化に調和する酒質を追求しています。
Arabashiri
あらばしりは辛口で爽やかな味わいが特徴の万大醸造の銘柄です。 新酒の搾りたての荒々しさを楽しめる製品で、手頃な価格で日常酒として最適な酒質を提供しています。 伊豆で唯一の地酒蔵元である万大醸造が、天城山系の清冽な水で醸し、伊豆の海の幸、山の幸と調和する辛口の味わいを追求。地域の食文化に寄り添う酒質が特徴です。
Banyou
萬燿は万大醸造の主力銘柄の一つで、伊豆の伝統を受け継ぐ銘柄です。 伊豆で唯一の地酒蔵元として、伊豆地域の歴史とともに歩んできた万大醸造が製造する代表的な銘柄の一つです。 宇佐美火山帯の年川の純粋な地下水または西伊豆大沢里の天城山系地下1,000メートルから汲み上げた深層水を使用し、水源の違いによる酒質の個性を表現。伊豆の海の幸、山の幸と調和する酒造りを目指し、地域の食文化に寄り添う酒質を追求しています。
Houraku
豊楽は万大醸造が製造する純米大吟醸で、伊豆の伝統銘柄の一つです。 伊豆で唯一の地酒蔵元として、伊豆地域の歴史とともに歩んできた万大醸造が、天城山系の清冽な水で醸す高級酒です。 宇佐美火山帯の年川の純粋な地下水または西伊豆大沢里の天城山系地下1,000メートルから汲み上げた深層水を使用し、伊豆の海の幸、山の幸と調和する洗練された酒質を追求しています。
Oosouri
大沢里は純米吟醸として製造される、西伊豆大沢里の地名を冠した銘柄です。 西伊豆大沢里の天城山系地下1,000メートルから汲み上げた深層水を使用することが特徴で、この水源の個性を活かした酒造りを実践しています。 地域に根差した銘柄として、伊豆で唯一の地酒蔵元である万大醸造が、伊豆の海の幸、山の幸と調和する酒質を目指し、地域の食文化に寄り添う味わいを追求しています。
Izunosato
伊豆の里は伊豆の地域性を表現した銘柄で、万大醸造の製品ラインナップの一つです。 伊豆で唯一の地酒蔵元として、伊豆地域の歴史とともに歩んできた万大醸造が、天城山系の清冽な水で醸す銘柄です。 地元の食材との相性を重視し、宇佐美火山帯の年川の純粋な地下水または西伊豆大沢里の天城山系深層水を使用。伊豆の海の幸、山の幸と調和する酒造りを目指し、地域に根差した酒質を追求しています。
Kakusei
鶴生は本醸造タイプとして製造される万大醸造の製品ラインナップの一つです。 伊豆で唯一の地酒蔵元である万大醸造が、天城山系の清冽な水で醸す銘柄で、伊豆の海の幸、山の幸と調和する酒造りを実践しています。 宇佐美火山帯の年川の純粋な地下水または西伊豆大沢里の天城山系地下1,000メートルから汲み上げた深層水を使用し、地域の食文化に寄り添う酒質を追求しています。
Wakitaya
脇田屋は万大醸造が継承する歴史ある伊豆の銘柄です。 大吟醸、特別本醸造などのラインナップを展開し、伊豆の伝統を現代に伝える銘柄として位置づけられています。 伊豆で唯一の地酒蔵元である万大醸造が、脇田屋を含む歴史ある伊豆の銘柄(坦庵、韮山など)を継承し、天城山系の清冽な水で醸造。伊豆の海の幸、山の幸と調和する酒造りを目指し、地域の食文化に寄り添う酒質を追求しています。
Kimmei
金明は富士山頂の御神水「金明水(きんめいすい)」に由来する銘柄で、富士山の恵みを表現しています。 御殿場で唯一の酒造である根上酒造店が、富士山の南斜面・標高480メートルという絶好のロケーションで醸す日本酒です。 富士山の湧き水が地下80メートルから自然に湧き出る伏流水を100%使用し、年間を通じて水温13度で安定した水質による醸造が特徴です。南アルプス水系の地下水より若干ミネラルが多い水質を活かし、社長兼杜氏の根上陽一氏が米と米麹のみを使用した酒造りを実践しています。 山廃造りを伝統的手法で実施し、小規模生産による職人的な丁寧な酒造りを心がけ、三季醸造により年間を通じて安定した品質を維持。御殿場唯一の酒造として地域に根差した酒造りを続け、高地醸造ならではの個性的な酒質を生み出しています。
Takasago
高砂は富士高砂酒造の主力銘柄で、富士山伏流水で仕込まれた口当たりのやさしい旨口の酒です。 富士山本宮浅間大社に隣接する立地で、富士山の玄武岩層でろ過された伏流水を深さ28メートルの井戸から汲み上げ、硬度40前後の軟水が酵母を穏やかにゆっくり発酵させます。 代々能登杜氏による伝統的な酒造りを100年以上継承し、能登杜氏四天王のうち二人(菊姫の農口尚彦氏、天狗舞の中三郎氏)を輩出した技術力の高さを誇ります。山廃仕込みによる深い味わいの追求と、再仕込み等の伝統的技法を駆使した酒造りが特徴で、富士山伏流水の軟水による口当たりの優しさと、少し甘味のある酒質が持ち味です。 静岡県産米「誉富士」を使用した製品も展開し、IWCトロフィーなど国際的な評価も獲得しています。
Ryuunoougi
琉の扇は富士高砂酒造の製品ラインナップの一つです。 富士山本宮浅間大社に隣接する立地で、富士山の玄武岩層でろ過された伏流水を使用し、能登杜氏による伝統的な酒造りで醸されます。 創業時からの屋号「中屋」を持つ富士高砂酒造が、100年以上継承してきた能登杜氏の技術と、富士山伏流水の軟水による口当たりの優しさを表現した銘柄です。
Shimodareimei
下田黎明は下田地域との繋がりを表現した富士高砂酒造の地域協力型ブランドです。 富士山の玄武岩層でろ過された伏流水を使用し、能登杜氏による伝統的な酒造りで醸される銘柄で、下田エリアとの地域連携を示しています。 富士山伏流水の軟水による口当たりの優しさと、山廃仕込みなどの伝統的技法を駆使した酒造りにより、下田地域の食文化に調和する酒質を追求しています。
Uratakasago
裏高砂は富士高砂酒造の主力銘柄「高砂」の裏バージョンとして展開される銘柄です。 富士山伏流水の軟水を使用し、能登杜氏による伝統的な酒造りで醸される限定品または特別仕様の製品です。 能登杜氏四天王を輩出した技術力を活かし、山廃仕込みなどの伝統的技法により、富士山伏流水の軟水による口当たりの優しさと深い味わいを追求した酒質が特徴です。
Sunshuunakaya
駿州中屋は富士高砂酒造の創業時からの屋号「中屋」に由来する銘柄です。 駿河の国(駿州)の中屋として、創業以来親しまれてきた屋号を冠し、山廃仕込み本醸造など伝統的製法による酒造りを実践しています。 富士山の玄武岩層でろ過された伏流水を深さ28メートルの井戸から汲み上げ、硬度40前後の軟水で醸造。代々能登杜氏による伝統的な酒造りを100年以上継承し、能登杜氏四天王を輩出した技術力を活かした、創業時からの伝統を体現する銘柄です。
Fujimasa
富士正は富士正酒造の主力銘柄で、富士山の湧水と厳選された好適米を使用した日本酒です。 朝霧高原(標高900m)という高地に位置する「あさぎりフードパーク」内で、富士山の湧水を使用し、南部杜氏による伝統的製法に若き杜氏の熱い想いを織り込んだ酒造りを行っています。 大吟醸酒を中心とした製品展開で、芳醇な香りとまろやかな口当たりが特徴です。高地醸造という特殊な環境を活かした酒造りで、富士山の恵みを存分に表現した日本酒を製造しています。 「ワタシの柚子酒」が国際的な酒類コンクールで最高賞やプラチナ賞を受賞するなど、日本酒だけでなくリキュールの製造でも高い評価を得ています。
Chiyonomine
千代の峯(千代乃峰)は富士正酒造の伝統銘柄で、大吟醸酒を中心とした製品展開を行っています。 朝霧高原(標高900m)という高地醸造環境で、富士山の湧水を使用し、南部杜氏による伝統的な酒造りで醸されます。 芳醇な香りとまろやかな口当たりが特徴で、富士山の恵みを表現した日本酒です。あさぎりフードパーク内で酒蔵見学が可能で、季節のおすすめの酒を無料で試飲できる施設も併設されています。
Fujisan
富士山は牧野酒造の主力銘柄で、富士山の名を冠した日本酒です。 富士宮市上野地区で唯一残っている酒造として、白糸の滝の南に位置する自然豊かな上野の里で280年以上の歴史を持つ牧野酒造が醸します。 100%富士山伏流水を使用し、白糸の滝となって湧き出る富士山の地下水と同じ水系の清冽な水で酒を醸しています。富士山の名水として知られる清らかな水質が、酒質に純粋さをもたらしています。 能登杜氏組合から招聘した杜氏による伝統的な酒造りを100年以上継承し、静岡県産「誉富士」を使用した製品も展開。純米大吟醸がIWCでCOMMENDED受賞するなど、国際的にも高い評価を獲得しています。 富士山伏流水100%使用と能登杜氏の技術の融合により、富士宮の地域性を大切にした酒造りを実践しています。