Sake Brands
in Kochi
Suigei
酔鯨の名前は、無類の酒好きであった土佐藩第15代藩主・山内容堂氏が、自らを「鯨海酔侯(げいかいすいこう)=鯨のいる海の酔っ払い殿様」と名乗っていたことに由来します。 南国土佐を代表する淡麗辛口の日本酒で、おだやかな香りとキレのある飲み口が特徴ですが、全体的には「濃醇辛口」(=芳醇辛口)に分類されます。 米の旨みにキレの良い後口を組み合わせた純米酒で、香りはあくまで控えめで、酔鯨特有の酸味があり、幅があるのにキレがある味わいに仕上がっています。土佐の辛口酒らしい、骨太なボディのある辛口で、細かな酸の効果でスッキリとした飲み口でキレも良いのが特徴です。 「芳醇辛口」をベースに豊富なバリエーションの酒が販売されており、穏やかな香りとキレの良い後味だけでなく、しっかりした旨味があるため、和食だけではなくイタリアンやフレンチなど様々な料理の美味しさを引き立ててくれます。 醤油を使った料理と相性が良く、特に高知の鰹料理との相性は抜群で、酔鯨の辛口の酸が鰹の脂を溶かし、口内で旨みを増幅させてくれます。
Daito
DAITOはすべての酔鯨の日本酒の頂点に立つ存在で、「食文化を豊かにするプレミアムな日本酒」をテーマとした酔鯨の最高級酒です。 兵庫県加東市東条地区の特A山田錦を精米歩合30%までおしげもなく磨くことで作られています。通常1種類しか使用しない酵母をDAITOの発酵にはあえて2種類使用することで、大吟醸ならではの華やかな吟醸香、純米ならではの豊かな味わい、さらには酔鯨ならではのキレの良いあと口を実現しています。 お酒を搾る工程で最も香味が優れた部分である"中取り"だけを特別に採取し、これをフレッシュなまま低温貯蔵しています。 名前の由来は「雲雲雲龍龍龍」という総画数が84画の最も複雑な漢字で、これを「DAITO」と読みます。雲の合間を龍が行く姿を土佐の英雄坂本龍馬のイメージに重ね、酔鯨酒造の最高級酒を「DAITO」と名付けました。 パッケージは毎年多彩なアーティストの方々とのコラボレーションにより新たなデザインを採用しています。
Kameizumi
亀泉はCEL-24酵母の特徴を最大限に活かした日本酒として知られています。広島県産八反錦を50%精米した純米吟醸生原酒で、原酒でアルコール分14度と贅沢に醸した爽やかな甘口酒です。 パイナップルやメロンのようなフレッシュな香りが広がり、リンゴやパイナップルを思わせる香りが特徴的で、非常に華やかな吟醸香を持っています。酸味と甘みが絶妙のバランスで構成され白ワインのような飲み口で、充実した甘味がふくらみながら爽やかな酸味も効いており、甘酸っぱくフレッシュな味わいとなっています。 香り高くフルーティで原酒にしては低いアルコール度ながら、しっかり感じる酸味とほのかな甘みのバランスは絶妙です。超極甘口の日本酒に仕上がっており、デザート感覚で飲むことができます。アルコール度数も低め(14度)で、飲みやすく普段日本酒を飲まない方にもおすすめの一本です。 この味わいを存分にいかすべく、あえて火入れはせず、通年生原酒で販売されるお酒です。CEL-24の代名詞とも言える、この蔵を代表する看板商品となっています。
Takiarashi
瀧嵐は清流仁淀川の水を仕込み水に使用した、透明感のあるキレの良い味わいで、喉越しにクセのないのが特徴の日本酒です。土佐酒を代表する「淡麗辛口」を見事に体現しており、日本一の水質を誇る仁淀川の恵みを存分に活かした酒造りが行われています。 歌人・吉井勇が「瀧嵐 このうま酒を 酌むときの 恋にかも似る 酔心かな」と詠んだことで知られ、文人に愛された銘柄として歴史に名を残しています。仁淀ブルーと呼ばれる透明な仁淀川の水の特性をそのまま酒質に反映し、清涼感のある飲み口と淡麗な味わいが特徴です。
Keigetsu
桂月は明治、大正期の文人で、酒と旅を愛した大町桂月にちなんで命名されました。土佐酒造は高知県の山間部にある蔵元で、洗練された酒質を目指しています。 代表的な商品である「桂月 超辛口 特別純米酒60」は、原料米にアキツホ(高知県産)を使用し、精米歩合60%、アルコール度15度、日本酒度+11、酸度2.0、アミノ酸度1.6となっています。 穏やかな上立香で色味なく、爽やかな口当たりで控えめですっきりとした甘さに爽快感ある酸味と軽い苦味、淡麗系の味わいで柔らかさも感じながら後口すっきりキレイでドライ感ある辛口です。 蔵元のある土佐嶺北地方の棚田で栽培された酒米を使用して醸した、軽快な辛口(日本酒度+11)に仕上げた特別純米酒で、キリっと爽快な辛口の中に「うま味」と「コク」新鮮なしぼりたての生の香りが調和したお酒です。特に地元土佐の鰹たたきや、他に刺身、魚の煮付など、魚料理との相性に優れます。
Toyonoume
豊能梅は高木酒造の代表銘柄で、「高知の文化として高知の魅力の詰まった酒『土佐体感地酒』」をテーマに、高知酵母と、「吟の夢」や「土佐麗」などの高知県産の酒造好適米を使用して造られています。 物部川の伏流水を仕込み水に使用し、高知の素材を最大限に活かした酒造りを行っています。どろめ祭りという地元の伝統行事とも深く結びついており、「豊能梅 楽鶯」は祭りで大杯に注がれる酒として親しまれています。 ケの日の酒としてバナナ系酵母を活かした軽快な晩酌純米酒としても知られ、土佐の食文化によく合う食中酒として設計されています。
Soratoumi
高木酒造が製造する銘柄の一つで、宇宙を旅し、そして深海6200mで数か月耐え、生き残った宇宙深海酵母での仕込みを行っています。深海酵母を使用した独創的な酒造りに挑戦している銘柄です。
Tosakinzou
土佐金蔵は高木酒造のもう一つの代表銘柄で、ケの日の酒としてバナナ系酵母を活かした軽快な晩酌純米酒として位置づけられています。お燗ができ、土佐料理によく合う設計となっています。 土佐の晩酌純米酒で、穏やかな香りの辛口酒、鰹との相性良く、幅広い料理の旨みを引き出す食中酒で、幅広い温度帯で楽しめます。深海酵母を使用した「土佐金蔵 深海酵母」という商品もあります。
Eirianzu
高木酒造が製造する銘柄の一つで、宇宙深海酵母を使用した一連の実験的な酒造りの一環として位置づけられている銘柄です。
Tosashiragiku
ブランド名は、初代仙頭菊太郎の"菊"にちなみ、"白菊"と名づけられました。高知のお米"の夢"を中心に、山田錦、八反錦、雄町、しずく媛などを使用し、食中酒として飲んでいただくことを念頭に、四国山系の伏流水を仕込み水とした心地よい伸びやかな酒です。 "フレッシュ&ジューシー"を酒造りのコンセプトとし、"心地よい飲みやすさ"を追求しています。手間隙惜しまない"手造りの酒造り"を大切にし、「米洗い」、「麹造り」などほとんどの作業を手造りで丁寧に行っています。
Mishio
"土佐しらぎく"の別ブランドとして登場した「美潮(みしお)」は、醸造責任者・杜氏仙頭竜太氏が自身のスタイルを注ぎ込み、「土佐しらぎく」とは違った魅力の酒質を目指したお酒です。蜜の様にとろみのある上品な甘さと、熟れた果実味を表現した純米吟醸が特徴です。
Tosashinkai
深層水が生み出した、世界で初めてのからだに優しい吟醸酒。爽快で透明感のある味わいが特徴です。高知県室戸岬沖の海洋深層水を仕込みに使用した独特な日本酒です。深海水を使用することで、ミネラルバランスが整い、体に優しい酒質を実現しています。
Hamanotsuru
濱乃鶴は蔵元の姓である浜川から一文字を取った名称で、蔵元である浜川金太郎が海辺で2羽の丹頂鶴に出会い、これを縁起が良いとして名付けられました。浜川商店の伝統的な銘柄として、長年地元で親しまれてきました。
Bijoufu
美丈夫は坂本龍馬という土佐の歴史上の有名人物からインスピレーションを得て、「美しい立派な男性」のイメージで名付けられました。美丈夫という名前は、容姿の美しい男性を指し、「美男子」の同義語です。 代表銘柄として浜川商店の主力となっており、料理を引き立てる芳醇で華やかな味わいが特徴です。純米大吟醸「美丈夫 舞」は、土佐の一本釣りのまちで丹精こめて造られた地酒として知られています。
Shintarou
慎太郎は中岡慎太郎という土佐の偉人に因んで命名された純米酒です。中岡慎太郎は江戸時代末期に坂本龍馬とともに活躍した土佐の偉人で、慎太郎が通った田野学館のあった田野町で浜川商店が酒造りを行っていることから、この名前が付けられました。 米の旨味、穏やかな酸味、すっきりとした後口が特徴の純米酒です。地元の英雄を称える銘柄として、土佐の歴史と文化を伝える役割も担っています。
Tamanoi
玉の井は南酒造場の創業以来、高知県内で親しまれてきた地元ブランドです。酒銘は、江戸時代から枯渇することなく湧き出る「万年の泉」という清流安田川の地下湧水が井戸に絶えず流れ込む、美しく澄んだ水に由来しています。 安田川は優れた水質で知られ、天然鮎が生息する清流で、この水を仕込み水として使用することで、玉の井独特の味わいを生み出しています。高知県内では「玉の井」の名で販売され、地元の人々に長く愛されてきました。
Minami
南は南酒造場の前蔵元である南拓治氏が、県外流通用のプレミアムブランドとして立ち上げました。県外に出荷する際は「南」のブランド名を使用し、高知県内では「玉の井」として販売されています。 高知の酒は一般的に「淡麗辛口」ですが、南は「芳醇旨口」という特徴を持っています。約90%が純米酒で、全ての麹は伝統的な「箱麹」方式で作られており、生産量は約300石に限定し、量より質を重視する姿勢を貫いています。
Aju Ru
海洋深層水で仕込まれた吟醸酒"azure(アジュール)"は、淡麗な味わいだけでなく、シンプルなブルーボトルが新鮮さとトレンド感を醸し出しています。土佐鶴酒造の製品ラインナップには、純米吟醸酒"azure"と吟醸酒"azure"が含まれています。 海洋深層水を使用することで、ミネラルバランスが整い、独特の淡麗な味わいを実現しています。ブルーボトルは海洋深層水のイメージを視覚的に表現しており、モダンなデザインが特徴です。
Tosatsuru
土佐鶴は土佐鶴酒造の代表銘柄で、創業二百有余年の歴史を持つ高知の地酒です。全国新酒鑑評会にて、最多金賞にかがやく受賞数は47回で、うち27年は連続での受賞となる輝かしい実績を誇ります。 豊かな森林と安田川によって良質な水に恵まれた安芸郡安田町で醸され、高知県東部の自然の恵みを存分に活かした酒造りを行っています。伝統的な技術と革新的なチャレンジを組み合わせ、高品質な日本酒を生み出し続けています。
Narukomai
鳴子舞はアリサワ酒造が製造する日本酒の銘柄の一つで、特別純米酒として知られています。