君盃酒造は静岡市駿河区手越に位置し、生産量150石という小さな蔵で、社長自らが醸し、静岡市内の酒店だけで販売する地元に密着した蔵元です。
親子2代で丁寧に酒造りを行い、静岡市内の酒店のみで販売する地域密着型の販売方針を貫いています。
仕込み水には安倍川の伏流水を使用し、超軟水で甘い水質が特徴的です。使用米には日本晴、美山錦（長野県産）、誉富士を採用し、M310酵母を使用しています。
M310酵母は発酵力が強くないため甘口の酒ができる特性があり、静岡県の中でも珍しい甘口の酒を醸造。飲んだ人を幸せな気持ちにさせる優しい酒、柔らかい温かみのある味わいが特徴で、2人の人柄が表れた酒質となっています。
キスの天ぷら、アジの干物など静岡の魚料理との相性が良く、地元で愛される個性的な日本酒を提供しています。