銘柄一覧
薩州正宗
さっしゅうまさむね薩州正宗は濱田酒造が南九州の新たな酒文化を創造するために醸す日本酒銘柄です。 「薩州」は薩摩国の古称であり、「正宗」は日本酒の代名詞として親しまれる名を冠することで、鹿児島の地に根ざした本格的な日本酒造りへの決意を表現しています。 南国鹿児島の温暖な気候下での醸造という挑戦を、焼酎造りで培った発酵管理技術と温度制御技術により克服し、独自の酒質を実現しました。 純米酒、純米吟醸酒、大吟醸酒のラインナップを展開し、いずれも鹿児島県産米の特性を活かした、やわらかな口当たりと穏やかな香りが特徴です。 焼酎文化が根付く鹿児島において、地元の食材や料理との新たな組み合わせを提案し、黒豚料理や薩摩揚げ、さつま汁などの郷土料理との相性も追求しています。 日本最南端クラスの本格的な日本酒として、南九州の風土と技術が融合した新しい味わいを提供し、鹿児島の酒文化に新たな一ページを刻んでいます。
天賦
てんぶ EC天賦は西酒造が醸す日本酒銘柄で、「天からの授かりもの」という名が示すように、自然の恵みへの感謝と畏敬の念を込めた酒造りを体現しています。 銘柄名は、酒造りが自然環境や農作物という天からの贈り物に支えられているという哲学を表し、その恵みに対して誠心誠意、魂を込めて最高のものを追求する姿勢を示しています。 純米大吟醸は兵庫県東条産山田錦を35%まで磨き上げ、純米吟醸と純米酒は60%精米で、それぞれの個性を引き出す醸造を実践。 梨のような果実香と「甘・辛・酸・苦・渋」の五味が調和し、柔らかな口当たりとともに様々な料理との相性の良さを実現しています。 ワイングラスで楽しむと洋梨、メロン、白桃の香りが広がり、スワリングするとヨーグルト、フレッシュチーズ、栗の香りも感じられる複雑で奥深い香味構成が特徴。 焼酎造りで培った発酵管理技術と品質へのこだわりを日本酒造りにも活かし、南九州の温暖な気候下でも安定した品質の酒を醸しています。
黎明
れいめい黎明は泰石酒造が醸す沖縄県の日本酒銘柄で、日本最南端で造られる清酒として全国47都道府県すべてに地酒が存在することを実現した歴史的な銘柄です。 銘柄名は、技術提携を受けた長崎の黎明酒造(現・杵の川)への敬意と、沖縄における日本酒文化の夜明けを意味して命名されました。「夜明け前」を意味する「黎明」という言葉には、沖縄での日本酒造りという新たな挑戦への希望と決意が込められています。 純米吟醸、純米酒、本醸造の3つのラインナップを展開。純米吟醸は麹米を55%、掛米を60%まで磨き上げ、佐賀県産の「麗峰」を使用し、フルーティーで華やかな香りが特徴です。メロンや桃を思わせる吟醸香と、ほのかな甘みが調和し、12℃前後の冷酒で最も美味しく楽しめます。 本醸造は「ヒノヒカリ」を中心としたブレンド米を使用し、コクのあるとろりとした口当たりが特徴。40℃前後に温めると特に旨味が際立ち、沖縄料理との相性が抜群です。純米酒「黎明の秋あがり」は夏を越して熟成させ、しっかりとした味わいと適度な酸味が特徴的です。 やや粘性のある質感で、米の味わいがしっかりと感じられる昔懐かしい味わいを持ち、口に含むと甘い旨味が広がり、ほのかな苦味が後味を引き締めます。 四季醸造方式により年間を通して安定した品質を保ち、亜熱帯の厳しい環境で醸されることで生まれる独特の個性が、本土の日本酒とは一線を画す味わいを生み出しています。沖縄の風土と食文化に根ざした、唯一無二の地酒として県民に愛され続けている銘柄です。
庵
あん「庵(いおり)」という静かで落ち着いた空間をイメージした銘柄で、穏やかで優しい味わいを追求しています。 天寿酒造の丁寧な酒造りと、鳥海山の麓という静謐な環境が生み出す、心安らぐ一本です。 天寿酒米研究会で栽培された酒米と鳥海山の伏流水が織りなす、落ち着いた味わいが魅力です。
美ら酒
ちゅらさき美ら酒(ちゅらさき)は泰石酒造が2020年7月23日に発売した新銘柄で、沖縄の美しさを表現する「美ら(ちゅら)」を冠した、沖縄らしさを追求した日本酒です。 九州産「ヒノヒカリ」を精米歩合70%まで磨き、アルコール度数15%の辛口に仕上げた本醸造酒として、冷酒から燗酒まで幅広い温度帯で楽しめるよう設計されています。 香りはメロンや桃を思わせるフルーティーな吟醸香が特徴的で、トロピカルなラベルデザインとは対照的に、米の旨味がしっかりと感じられる芳醇な味わいを持ちます。冷やすと甘みとほのかな苦味が調和し、温めると苦味と辛味が際立つ、温度による味わいの変化が楽しめる酒質です。 沖縄料理との相性を重視して造られており、ラフテー(豚の角煮)、島豆腐、ゴーヤーチャンプルーなど、濃厚で個性的な沖縄の郷土料理と見事に調和します。台湾料理との相性も良く、アジアンテイストの料理全般に合う懐の深さを持っています。 全国47都道府県の日本酒コレクターからも注目される希少性の高い銘柄として、「黎明」とともに沖縄の日本酒文化を代表する存在です。亜熱帯での日本酒造りという困難な環境で生まれた、沖縄のアイデンティティを体現する特別な日本酒といえます。
栗林
りつりん蔵元自らの名を冠し、「テロワール(土地の個性)の究極」を追い求めるために誕生した、より踏み込んだコンセプト・ブランドです。 特定の田んぼや栽培方法にまでこだわり、美郷錦というお米が持つポテンシャルと、六郷の風土そのものをダイレクトに瓶に詰め込むことを目指しました。 「春霞」が持つ優しさはそのままに、より力強い大地のエネルギーと生命力を感じさせる骨太な味わい。造り手の意志と土地の記憶が色濃く出たその滴は、飲む人を秋田の田園風景へと誘う、真に独創的な一瓶です。
八恵久比岐
やえくびき「八恵久比岐(やえくびき)」は、柿崎の豊かな自然が育む「八つの恵み」を日本酒という形に結晶させた、頚城酒造の最高峰ブランドです。特定の特約店のみで扱われる限定銘柄であり、地域のテロワールの深淵に触れることができる特別な日本酒です。 原料となる酒米、水、そしてこの土地特有の気候。それら全ての恵みを蔵人の伝統的な技が一つにまとめ上げ、圧倒的なクオリティを実現。一口ごとに柿崎の情景が浮かぶような、格調高く奥行きのある味わいが特徴です。日本酒の枠を超え、ワインのようなテロワールを表現する、蔵の情熱と哲学が凝縮された最高傑作です。
魔の鶴 Devil's Dry
まのつる「魔の鶴 Devil's Dry(まのつる デビルズ・ドライ)」は、日本酒度+15以上という極限の辛口を追求した、尾畑酒造のエクストラドライ・コンセプトです。伝統的な「真野鶴」の響きに、英語のブランディングを掛け合わせた国際市場向けの野心作です。 新潟県産五百万石を使用し、徹底した発酵管理によって、お米の甘みを極限まで排しながらも、その奥にある繊細な旨味を封じ込めています。鋭いキレ味とクリスタルな清涼感は、まさに「悪魔的な魅力」を持つ辛口。脂ののった魚介類や力強い肉料理を軽やかに流し、次の一口を誘う、究極の食中酒として世界中の辛口愛好家を熱狂させています。
初空
はつぞら「初空(はつぞら)」は、元日の朝の空を意味する、清々しく希望に満ちた銘柄です。 新しい年の始まりを祝う酒として、また新たな挑戦を応援する酒として名付けられました。 すっきりとしたキレの良い味わいで、飲み飽きしないのが特徴。 日常の晩酌からお祝いの席まで、幅広いシーンで楽しめる親しみやすい日本酒です。
酔楽天
すいらくてん秋田で初めて一般販売された歴史を持つ、秋田酒造の技術と情熱の結晶ともいえる最高峰の大吟醸銘柄です。 蔵に棲む家付き酵母と長期低温発酵が生むまろやかな熟成感、そしてリンゴのようなフルーティーな香りが絶妙に調和。 天真爛漫に酒を楽しむ喜びを名に冠し、気品あふれる旨味と滑らかな口当たりで、飲む人を至福のひとときへと誘います。
秋田晴
あきたばれ秋田の晴れやかな空を想起させる主力銘柄で、原料のすべてを秋田産にこだわった地域を代表する地酒です。 伝統の和釜で米を蒸し、新屋の極軟水でじっくりと仕込む手法が、後味のキレが良い淡麗辛口の酒質を支えています。 米の優しい膨らみと爽やかな酸味が食卓に寄り添い、秋田の風土が育んだ誠実な味わいを全国へと伝えています。
かもっ酒。
かもっしゅ「酒を醸す」と「飲もう」という秋田弁を掛け合わせた、遊び心あふれる新時代の銘柄です。 伝統的な生酛造りの技法に現代的な感性を加え、若手の職人たちが情熱を込めて醸し上げています。 親しみやすいネーミングとは裏腹に、しっかりとした米の旨味とキレを両立。日本酒の新しい楽しみ方を提案する一本です。
叭天吠
はてんこう「叭天吠(はてんこう)」という独特な名称の銘柄で、天に向かって吠えるような力強さを表現しています。 天寿酒造の挑戦的な姿勢を象徴する銘柄で、個性的で印象的な味わいが特徴です。 伝統を守りながらも革新に挑む天寿酒造の理念が込められた一本です。
ぷくぷく醸造の純米酒
ぷくぷくじょう조우노준마이슈「ぷくぷく醸造の純米酒」は、南相馬での地域復興と持続可能な農業を体現する革新的なブランドです。 江戸時代の伝統製法を現代に再現し、蔵付きの野生酵母のみで醸す自然発酵にこだわっています。特に、低精白の福島県産米と白麹を使い、乳酸を添加しない製法が、お米の力強い旨味と野生的な複雑さを引き出しています。 代表的な「ホップサケ」は、日本酒の醸造工程にクラフトビールのドライホッピング技術を応用したもの。ホップの柑橘系やライチのような爽やかな香りと、お米の優しい甘酸っぱさが絶妙に調和し、現代の食卓に新しい驚きをもたらします。
理系兄弟
りкеいきょうだい「理系兄弟」は、科学的なデータ分析に基づき「料理に寄り添う理想の味わい」を極限まで追求した次世代ブランド。雑味を削ぎ落とした精密な酒質が、現代の食卓に新しい驚きを提供します。
夢の香
ゆめのか「夢の香(ゆめのか)」は、福島県が開発した酒造好適米の名を冠したブランドです。米の特性を最大限に活かし、華やかな香りとふくよかな旨みを引き出した、福島の次世代を担う情熱的な一本です。
泉山
いずみやま「泉山(いずみやま)」は、福島県小野町の風土を映し出した、究極のローカル・サケです。 地域の人々に愛されることを第一に考え、地元の水と米を丹念に醸したその酒質は、瑞々しさと柔らかな旨味が調和。特に「活性にごり酒」などの個性豊かなラインナップは、日本酒の力強い生命力を感じさせます。 派手な宣伝はせずとも、地元の食卓には欠かせない「心の拠り所」のような存在。小野町の豊かな自然と人々の温かさをそのままボトルに詰め込んだような、親しみやすくも奥深い味わいが特徴です。
あだたら菊水
あだたらきくすい「あだたら菊水(あだたらきくすい)」は、二本松のシンボル・安達太良山にちなんで名付けられた、大内酒造の代表名柄です。 地域のシンボルを名に冠し、地元の人々の日常に溶け込む親しみやすい酒質で、長く二本松の地酒を象徴する存在でした。現在は生産されていませんが、その名は今も福島の酒造りの歴史を語る記憶として、大切に受け継がれています。
Acid Seven
アシッド セブンその名の通り「酸度7」という、一般的な日本酒の数倍もの驚異的な酸を特徴とする、天寿酒造の革新的プロダクトです。 白ワインのような爽やかさと、今までの日本酒にはなかった重層的な酸が見事に調和し、洋食やチーズとのペアリングにおいて真価を発揮する、モダン・サケの最前線を走る一本です。 伝統的な酒造技術があるからこそ成し得た、この大胆不敵な酸の設計は、日本酒の新しい扉を開く先駆的な一杯として、世界中のガストロノミーシーンから熱い注目を集めています。
儀兵衛
ぎへい「儀兵衛(ぎへい)」は、蔵の開祖である山口儀兵衛の名を冠したプレミアム銘柄です。 三八〇年前に会津の地で酒造りを始めた創業時の志を現代に伝え、伝統技法の深みと気品溢れる香りを追求。歴史の重みと技術の冴えが交差する、山口合名会社の魂そのものと言える逸品です。
會津宮泉
あいづみやいずみ「會津宮泉(あいづみやいずみ)」は、宮泉銘醸の伝統と誠実な酒造りを象徴する主力ブランドです。 会津の地で三〇〇年続く老舗の技を継承し、ふくよかな米の旨味と穏やかな香りが調和した「正統派の会津酒」を追求。地元の方々の晩酌を彩り、会津の歴史の深さを感じさせる、安心感と品格を兼ね備えた銘柄です。
いわきろまん
いわきろまん「いわきろまん」は、いわき産の米と水にこだわり、郷土への浪漫をボトルに詰め込んだ純米酒。やや甘口ながら、槽搾り由来のスッキリとした後味が特徴。いわきの風土が醸す豊かな物語を感じさせる、心温まる一献です。
じゃんがら
じゃんがら「じゃんがら」は、いわきの伝統芸能「じゃんがら念仏踊り」の躍動感を酒質に表現した純米吟醸。控えめながら気品ある香りと、口中でスパッと切れる鮮やかなキレが特徴。伝統を重んじつつ、現代の食卓にも鮮やかな彩りを添える、いわき魂溢れる銘柄です。
すだれ
すだれ「すだれ」は稲葉酒造が醸す、筑波山の自然を感じさせる銘柄です。筑波山神社近くの歴史ある蔵元で、筑波の湧水を仕込み水として使用しています。 すっきりとした辛口の中に、米のふくよかな旨味が感じられる味わいが特徴です。冷やから燗まで幅広い温度帯で楽しめる食中酒として、地元の人々に長年愛され続けています。 伝統的な製法を守りながら、手造りの良さを活かした酒造りを続けており、筑波山の参拝客や登山客にも親しまれている地酒です。