銘柄一覧
朝凪
あさなぎ「朝凪」は、かつて久留米市の朝凪酒造が醸していた銘柄です。筑後地方の風土を映した地酒として親しまれましたが、蔵元の廃業により現在は生産されていません。
初々
ういうい初々(ういうい)は若竹屋酒造場が醸す銘柄の一つで、銘柄名の「初々しさ」「若々しさ」を表現した、フレッシュな魅力を持つ酒です。 326年の伝統を持つ筑後地方最古の蔵元でありながら、常に新鮮な感性を大切にする若竹屋の姿勢が銘柄名に込められています。 田主丸町の耳納連山から湧き出る日本名水百選の地下水を仕込み水に使用し、創業以来300年以上使い続けている井戸から汲み上げられる、地下80mから80年かけて濾過された伏流水が、初々の清らかで透明感のある味わいの源泉となっています。この水の特性を活かした、やわらかく滑らかな口当たりが初々の大きな特徴です。 うすにごりタイプなど、フレッシュ感を前面に出した製品展開が行われており、微炭酸のピチピチとした舌触りと、米の旨味が溶け込んだほのかな甘みが調和し、若々しい印象の味わいに仕上がっています。冷やして飲むことで、爽やかな香りとフレッシュな口当たりが一層際立ち、季節を問わず楽しめる親しみやすい酒質です。 筑後川中流域の豊かな自然環境と、元禄時代から受け継がれてきた伝統的な酒造技術、そして日本名水百選の水の恵みが融合した初々は、「若竹屋は子孫より預かりしものなり」という家訓のもと、次世代に継承すべき清新な味わいを体現した銘柄として、幅広い世代に親しまれています。
若の寿
わかのことぶき若の寿は若竹屋酒造場が醸す銘柄の一つで、「若」という文字に蔵元の屋号を、「寿」という縁起の良い文字を組み合わせた、慶事や祝いの席にふさわしい銘柄です。 元禄12年(1699年)創業の筑後地方最古の蔵元が持つ伝統と、長寿や繁栄への願いが込められた名称となっています。 田主丸町の耳納連山から湧き出る日本名水百選の地下水を仕込み水に使用し、創業以来300年以上使い続けている井戸から汲み上げられる、地下80mから80年かけて濾過された清冽な伏流水が、若の寿の上品で清らかな味わいの基盤となっています。この水質が生み出すやわらかく滑らかな口当たりが、祝いの席にふさわしい華やかさと品格を与えています。 銘柄名に「寿」の文字を冠することから、結婚式や長寿の祝い、新築祝いなど、人生の節目を祝う席で好まれる酒として位置づけられています。326年の歴史を持つ蔵元が醸す酒として、伝統的な技法で丁寧に仕上げられ、バランスの取れた味わいと上品な香りが特徴です。 筑後川中流域の豊かな自然と日本名水百選の水、そして元禄時代から受け継がれてきた伝統技術が融合した若の寿は、「若竹屋は子孫より預かりしものなり」という家訓のもと、次世代に継承すべき品質を守りながら、慶びの席を彩る地酒として、田主丸を中心に親しまれています。
博多練酒
はかたねりざけ博多練酒は若竹屋酒造場が10年もの歳月をかけて復活させた、室町時代の酒を再現した歴史的価値の高い銘柄です。 先代蔵主が国会図書館や朝鮮半島の片田舎まで足を運び、古文書を研究して完成させた、日本酒の原点ともいえる貴重な存在です。 製法は室町時代の伝統的な手法に忠実で、原料米にもち米を使用し、2度の発酵の後に臼で引き、絹布で濾すという、現代の日本酒とは全く異なる古代の技術で造られます。この独特の製法により、ヨーグルトのような自然な甘酸っぱさと独特の舌触りが生まれ、乳酸発酵による爽やかな酸味と、もち米由来のとろりとした質感が調和した、他に類を見ない味わいとなっています。 アルコール度数は3%と低く、すりおろしたリンゴのような爽やかな香りと、ヨーグルト様の甘酸っぱい風味が特徴で、日本酒というより発酵飲料に近い印象です。室町時代には豊臣秀吉が愛飲したとも伝えられ、当時の宴席で珍重された高級酒の味を、現代に蘇らせた歴史ロマンあふれる一品です。 500mlボトルで販売され、乳白色の優しい雰囲気を持つ外観も特徴的です。冷やして食前酒やデザート酒として楽しむのに適しており、和菓子や洋菓子、フルーツとの相性も良く、従来の日本酒の枠を超えた楽しみ方ができます。 博多練酒は、326年の歴史を持つ若竹屋酒造場だからこそ実現できた、日本酒の歴史を現代に伝える文化的遺産ともいえる銘柄です。「若竹屋は子孫より預かりしものなり」という家訓のもと、過去から受け継いだ酒造文化を未来へと継承する使命感が、この博多練酒の復活に込められています。
若竹屋伝兵衛馥郁元禄之酒
わかたけやでんべえふくいくげんろくのさけ「若竹屋伝兵衛馥郁元禄之酒(ふくいくげんろくのさけ)」は、創業者である初代若竹屋伝兵衛の名を冠し、元禄時代の高濃度醸造法を再現した歴史的価値の高い復古酒です。 先代蔵主が発酵工学の博士号を持つ専門知識を活かし、古文書を丹念に研究して完成させた、元禄期の酒造技術を現代に蘇らせた作品です。 元禄時代(1688-1704年)は徳川綱吉の治世で、文化が花開いた時代として知られています。この時代の酒造技術を再現するため、米の精米方法、麹の造り方、仕込み方法に至るまで古文書に基づいて忠実に再現し、当時の味わいを追求しました。その結果、驚くべきことにシェリー酒に似た風味を持つ、濃醇で複雑な味わいの日本酒が誕生しました。 金色の色合いを持ち、濃厚で芳醇な香りが立ち上り、口に含むと濃密な旨味とコクが広がります。高濃度醸造により引き出された米の旨味成分が凝縮され、長期熟成したような深みのある味わいが特徴です。アルコール度数も高めで、少量をゆっくりと味わうスタイルに適しており、食後酒やナイトキャップとしての楽しみ方が推奨されます。 180mlと720mlのボトルで販売され、化粧箱入りの商品もあり、贈答用としても人気があります。元禄時代の酒造技術を現代に伝える貴重な存在として、日本酒の歴史に興味を持つ愛好家から高い評価を受けています。 若竹屋伝兵衛馥郁元禄之酒は、326年の歴史を持つ筑後地方最古の蔵元が、創業期の味を現代に蘇らせた歴史的プロジェクトの成果であり、「若竹屋は子孫より預かりしものなり」という家訓のもと、過去から受け継いだ酒造文化を未来へと継承する使命感が込められた、文化的価値の高い銘柄です。
優
ゆう優(ゆう)はいそのさわが醸す銘柄の一つで、銘柄名が示すように「優れた」「優しい」という二つの意味を込めた、品質と飲みやすさを両立させた酒です。 うきは市の名水の恵みを最大限に活かし、やわらかく優しい口当たりが特徴の銘柄として展開されています。 仕込み水にはうきは市が誇る豊富な湧水を使用しています。全国でも珍しい「水道の無い町」として全世帯が井戸水または山水を利用するうきは市において、いそのさわは創業以来130年以上にわたり蔵の井戸から湧き出る清冽な水を使用しており、この水質が生み出すやわらかく滑らかな口当たりが、優の大きな特徴となっています。 「優」という銘柄名には、優れた品質を追求するという蔵元の姿勢と、飲み手に優しく寄り添う酒でありたいという願いが込められています。バランスの取れた味わいで、主張しすぎず、食事を引き立てる食中酒としての役割を果たします。冷やして飲むと爽やかな香りと清涼感が際立ち、常温ではふくよかな米の旨味が膨らむなど、温度帯による表情の変化も楽しめます。 うきは市の豊かな自然と名水の恵み、そして1893年の創業以来受け継がれてきた伝統技術が融合した優は、「名水あるところに銘酒あり」という言葉を体現する、うきは市唯一の蔵元が誇る銘柄の一つです。
中洲
なかず中洲はいそのさわが醸す銘柄の一つで、福岡市博多区の繁華街「中洲」に由来する銘柄名です。 博多の夜を彩る飲食街の名を冠することで、食事との相性を重視した食中酒としてのポジショニングが明確な銘柄として展開されています。 うきは市の豊富な湧水を仕込み水に使用し、全国でも珍しい「水道の無い町」として全世帯が井戸水または山水を利用する地域特性を活かした、やわらかく滑らかな口当たりが特徴です。いそのさわが創業以来130年以上使い続けている蔵の井戸水は、耳納連山からの伏流水で、この清冽な水が中洲の清らかな味わいの源泉となっています。 博多の繁華街「中洲」の名を冠することから、博多の食文化との相性を意識した酒質設計がなされていると考えられます。博多の海の幸、もつ鍋、水炊き、明太子など、博多の多彩な料理と合わせることを想定し、料理の味を引き立てながらも、酒自体の個性も感じられるバランスの良い仕上がりとなっています。 中洲という繁華街のイメージから、活気と賑わいを感じさせる銘柄名でありながら、うきはの名水が生み出す上品で優しい味わいが調和した、食事の席を盛り上げる地酒として親しまれています。「名水あるところに銘酒あり」を体現する、うきは市唯一の蔵元が醸す、地域性と都市文化が融合した銘柄です。
興玉
おきたま興玉(おきたま)は高野酒造場が醸す銘柄で、築上郡上毛町という福岡県北東部の山間地で育まれる地酒です。 「興」という文字が持つ「興す」「盛り上げる」という意味と、「玉」という貴重なものを表す文字を組み合わせた、地域の宝として愛される酒でありたいという願いが込められた銘柄名です。 上毛町は大分県との県境に近い山間地で、耶馬溪に連なる豊かな自然環境に恵まれています。この地域の地下水は山々に降った雨が長い年月をかけて濾過された清冽な水で、酒造りに適した水質を持っています。興玉はこの上毛町の自然の恵みを活かし、地域に根ざした酒造りを実践する高野酒造場の代表銘柄です。 築上郡という福岡県の辺境に位置する小規模な蔵元でありながら、伝統的な酒造技術を守り続け、地域の食文化と密接に結びついた酒造りを行っています。地元の郷土料理や山の幸、周防灘の海の幸など、築上郡の多彩な食材と相性の良い、食中酒としての役割を果たす酒質が特徴と考えられます。 山間地の静かな環境の中で丁寧に醸される興玉は、上毛町の自然の恵みと伝統技術が融合した、地域の宝ともいえる地酒として、地元を中心に親しまれています。
芙蓉
ふよう芙蓉は田中酒造が製造していた銘柄です。なお、同名の銘柄「芙蓉」は大和酒造でも製造されており、複数の蔵で使用されていた銘柄名です。
窓の月
まどのつき「窓の月(まどのつき)」は、合併前の窓の月酒造から脈々と受け継がれてきた歴史ある銘柄です。伝統を重んじつつも、現代の嗜好に合わせた味わいを追求。穏やかな香りとすっきりとした飲み口で、日々の晩酌にも親しまれている、心安らぐ一杯です。
芙蓉
ふよう「芙蓉(ふよう)」は、かつて複数の酒蔵で使用されていた由緒ある銘柄名です。大和酒造においては、その名の通り美しく繊細な味わいを目指して醸されています。優雅な香りと滑らかな口当たりが特徴で、飲む人に安らぎを与えるような上品な酒質に仕上げられています。
和
なごみ「和(なごみ)」は、その名の通り、穏やかで調和のとれた味わいを表現した銘柄です。食事とのバランスを重視し、主張しすぎず、料理の味を引き立てる名脇役のような存在。家族や友人との団欒のひとときを、優しく包み込むような温かい酒質が魅力です。
三國山
みくにやま「三國山(みくにやま)」は、蔵のある地域の雄大な山系をイメージして造られた銘柄です。山の自然を感じさせるような清々しい香りと、どっしりとした大地の恵みを感じる旨味が共存しています。雄大な自然に思いを馳せながら味わいたい、スケールの大きな一本です。
春の海
はるのうみ「春の海(はるのうみ)」は、春の海の穏やかでのどかな情景を表現した銘柄です。冬の厳しさを乗り越えて訪れた春のような、柔らかく温かみのある味わいが特徴。口に含むと広がる優しい甘みと香りは、祝席や春の行楽のお供にも最適です。
バルーンパック
ばるーんぱっく「バルーンパック」は、その名の通りユニークで親しみやすいパッケージ形態の商品です。手軽に楽しめる日常酒として開発され、持ち運びや保管の利便性も考慮されています。気取らずに飲める味わいは、アウトドアやカジュアルな集まりなど、様々なシーンで活躍します。
摩擦発電機エレキテル
えれきてる1776年に平賀源内が復元した日本初の摩擦起電機「エレキテル」の名を冠した、歴史の遊び心に満ちたユニークな銘柄です。 五井家の屋敷で源内と小田野直武が出会い、日本の科学・美術史を大きく塗り替えるきっかけとなった運命的な縁を祝して誕生しました。 江戸時代の知的好奇心と角館の先進性を象徴するこのお酒は、歴史ファンのみならず、驚きと刺激を求める現代の愛好家たちに強い閃きを与える一杯です。
御宴
ぎょえん「御宴(ぎょえん)」は、吉武酒造場の代表銘柄です。その名には「宴を彩る酒」という意味が込められており、祝いの席や楽しい集まりに華を添える一本として親しまれています。伝統的な手法で丁寧に醸された味わいは、どんな料理にも合わせやすく、飲む人を選ばない親しみやすさが魅力です。
わすれなぐさ
わすれなぐさ「わすれなぐさ」は、基山商店が手がけるもう一つの銘柄です。忘れな草の花言葉「私を忘れないで」「真実の愛」のように、心に残る味わいを目指して醸されています。繊細で優しい口当たりの中に、しっかりとした芯の強さを感じさせる、情感豊かなお酒です。
虎之児
とらのこ「虎之児(とらのこ)」は、お茶と温泉の町・嬉野で育まれた地酒です。嬉野温泉と嬉野茶という地域資源に恵まれた環境で醸され、温泉街の土産物として長年親しまれてきました。米の旨味を活かしたふくよかな味わいが特徴で、温めても冷やしても楽しめる懐の深い酒質です。地元の食材、特に温泉湯豆腐や海の幸との相性が良く、嬉野の食文化に寄り添う銘柄です。
高砂
たかさご「高砂(たかさご)」は、小城の伝統を受け継ぐ小柳酒造の代表銘柄です。長い歴史の中で地元の人々に愛され続けてきた味わいを大切に守りながらも、時代の変化に合わせた新しい酒造りにも挑戦しています。ふくよかな香りと深みのある味わいが特徴で、ハレの日にも日常の晩酌にも寄り添う、懐の深い日本酒です。
一日千秋
いちじつせんしゅう「一日千秋(いちじつせんしゅう)」は、待ち遠しい思いや切実な願いを込めた銘柄です。大切な人との再会や、特別な時間を待ちわびる心に寄り添うような、繊細で奥深い味わいを目指しています。ゆっくりと時間をかけて味わいたくなる、余韻の長い一本です。
蛍酔
ほたるよい「蛍酔(ほたるよい)」は、蔵の近くを流れる祇園川の「清水の滝」周辺に舞う源氏ホタルにちなんで名付けられた銘柄です。初夏の夜に幻想的な光を放つホタルのように、優しく情緒的な味わいが特徴。冷やして飲むと、その清涼感と繊細な風味がより一層引き立ちます。
孫左衛門
まござえもん五井酒造店のブランドラインの一つです。五井家の歴史と角館の商家文化を反映した伝統的な名称と考えられます。
岩の蔵
いわのくら「岩の蔵(いわのくら)」は、天山酒造が位置する岩蔵地区の風土を表現した銘柄です。石蔵のような堅牢さと、そこで育まれる酒の熟成感をイメージ。落ち着きのある香りと、じっくりと染み渡るような深い味わいが、飲む人に安らぎの時間をもたらします。
光栄菊
こうえいぎく「光栄菊(こうえいぎく)」は、復活した小城の蔵が醸す新時代の日本酒です。無濾過生原酒を中心とした商品展開で、濃密なフレッシュ感、フルーティーな酸、すっきりとしたキレが特徴。従来の佐賀酒のイメージとは一線を画す、現代的で洗練された味わいを追求しています。食中酒として料理との相性を重視し、様々な食事シーンに寄り添う酒質を目指しています。