銘柄一覧
上品寺屋
じょうぼんじや「上品寺屋」は、河合酒造の創業以来の屋号をそのまま冠した、蔵の誇りと伝統を象徴する銘柄です。 280余年の歴史の中で培われてきた技と精神が注ぎ込まれ、重厚でありながらも洗練された味わいが特徴です。 重要文化財である蔵の歴史を感じさせるその味わいは、古都・奈良の今井町の風情とともに、飲む人を深い歴史の旅へと誘います。
宗久
そうきゅう「宗久」は、安土桃山時代に活躍した今井町ゆかりの茶人・豪商、今井宗久にちなんで名付けられた銘柄です。 茶の湯の文化と深い関わりを持つ今井町の歴史を背景に、淡麗でキレのある辛口の味わいに仕上げられています。 食事との相性を第一に考えられたこの酒は、和食をはじめとする様々な料理の味を引き立て、食中の名脇役として食通たちに愛されています。
萬葉飛鳥カップ
まんようあすか「萬葉飛鳥カップ」は、奈良・飛鳥の歴史と万葉ロマンをテーマにした、手軽に楽しめるカップ酒です。 大和三山や飛鳥の風景が描かれたパッケージは旅の思い出にぴったりで、中身も河合酒造こだわりの本格的な日本酒が詰められています。 観光の合間や、日々の晩酌で気軽に奈良の風土を感じることができる、親しみやすい一本です。
今井の里
いまいのさと「今井の里」は、重要的建造物群保存地区である「今井町」の名を冠した、地元への愛着が込められた銘柄です。 江戸時代の風情を残す町並みのように、落ち着きがありながらも味わい深い、飽きのこない酒質が特徴です。 地域の人々の日常に溶け込み、今井町の食卓で愛され続けている、まさに「里の酒」と呼ぶにふさわしい一本です。
金剛力
こんごうりき「金剛力」は、高取町で長く愛されてきた地酒で、力強い名前の通り、しっかりとした飲みごたえのある酒質が特徴です。 吟醸純米酒を中心に展開し、地域に根ざした酒造りを体現しています。 高取町の風土と歴史を背景に、地元の水と米を活かした製法で醸され、地域の食文化と調和する味わいを持ちます。 金剛山地の恵みを受けた仕込み水を使用し、伝統的な製法で丁寧に造られる金剛力は、高取町の誇りとして、地元で世代を超えて愛され続けている銘柄です。
爽爽
さわさわ「爽爽」は、その名の通り爽やかでフレッシュな味わいを特徴とする銘柄です。 現代的な嗜好に合わせた飲みやすさと、日本酒本来の旨味のバランスを追求しています。 軽快な飲み口とすっきりとした後味が特徴で、日本酒初心者から愛好家まで幅広く楽しめる設計となっており、冷酒で楽しむのに特に適しています。 長龍酒造の技術力を活かしながら、新しい日本酒の楽しみ方を提案する銘柄として、若い世代にもアピールする味わいを持ちます。
稲の国の稲の酒
いねのくにのいねのさけ EC「稲の国の稲の酒」は、奈良が古来「稲の国」と呼ばれたことに由来する銘柄で、地産地消の理念を体現しています。 奈良県産の酒米を使用し、奈良の風土を酒に映すことを目指して醸されています。 米本来の旨味を大切にした造りで、純米酒らしいふくよかな味わいと、奈良の大地の恵みを感じられる酒質が特徴です。 古代から稲作が盛んだった奈良盆地の歴史と文化を背景に、現代に蘇らせた地酒として、地域への愛着と誇りが込められた銘柄です。
大雪
たいせつ大雪(たいせつ)は高砂酒造の銘柄で、大雪山の厳かな自然の恵みを表現した日本酒です。 純米吟醸「大雪」は、北海道産の酒米を磨き大雪山の雪清水で仕込んだ、淡麗辛口でシャープな切れ味と甘い香りが特徴です。 また「雪中貯蔵」を施したラインナップもあり、雪の力で引き出されたまろやかな旨味とフルーティーな後味を楽しめる、北海道の風土が詰まった銘柄です。
玉の緒
たまのお玉の緒は橋平酒造店の主要銘柄で、大崎市古川の中心部を流れる緒絶川の緒絶橋を詠んだ古歌に因んで命名されました。 寛政2年(1790)創業の220年以上の歴史を持つ老舗の伝統を受け継ぐ、地域の歴史と文化を感じさせる銘柄です。
蒼穂
そうほ EC「蒼穂」は「良質な酒米との出会いの喜びと、力強く青々と色づく穂のイメージ」を表現した銘柄です。 厳選された酒造好適米を使用し、米の個性を引き出す酒造りを追求しています。 米の旨味と香りのバランスが特徴で、四季折々の食材とのペアリングを楽しめる設計となっており、日本酒愛好家からの評価も高い銘柄です。 長龍酒造の技術力と米へのこだわりが結実した、品質重視のプレミアムラインとして展開されています。
ふた穂
ふたほ「ふた穂」は、毎年リリースされるヴィンテージ純米酒で、岡山県高島地区産の雄町米を100%使用した特別な銘柄です。 雄町米特有のふくよかさを強調した酒質が特徴で、米の個性を存分に楽しめます。 ヴィンテージ表記により、年ごとの味わいの違いを楽しむことができ、日本酒コレクターや愛好家から注目される銘柄として位置づけられています。 雄町米の魅力を最大限に引き出す醸造技術と、長期熟成による味わいの深化を楽しめる、長龍酒造のこだわりが詰まった一本です。
四季咲
しきざき「四季咲」は、四季折々の楽しみを提供する季節限定酒のシリーズです。 雄町米や露葉風など様々な酒米を使用し、季節ごとに異なる表情を見せる銘柄として展開されています。 春夏秋冬それぞれの季節に合わせた酒質設計がなされており、季節の移ろいとともに日本酒を楽しむ文化を提案しています。 長龍酒造が伝統を守りながら新しい挑戦を続ける姿勢を象徴する銘柄で、日本酒ファンに四季を通じた楽しみを提供します。
初時雨
はつしぐれ「初時雨」は、太田酒造が醸す唯一の銘柄で、蔵元のこだわりが凝縮された日本酒です。 地下の湧水とあさか米という厳選された素材のみを使用し、伝統的な手造りで丁寧に醸されています。 純米酒、大吟醸、原酒など様々なタイプが展開されており、いずれも蔵元直売でしか手に入らない希少性が魅力です。 味と品質に納得した方にのみ提供するという蔵元の姿勢が、品質への自信と誇りを物語っています。 斑鳩という法隆寺のお膝元で醸される初時雨は、古都奈良の歴史と伝統を今に伝える銘柄として、訪れた人々に愛されています。 また、同名の奈良漬けも製造しており、酒粕の旨味を活かした無添加の漬物として好評を博しています。
神代杉
じんだいすぎ「神代杉」は、山本本家が醸す銘柄の一つで、古代から続く吉野杉の伝統と神秘性をイメージした名称です。「神代」とは神話の時代を意味し、悠久の歴史を持つ奈良の地に相応しい銘柄名となっています。 金剛山の伏流水を使用し、伝統的な製法で醸された神代杉は、すっきりとした飲み口と米の旨味のバランスが特徴です。 五條の歴史と自然を背景に、古代からの酒造りの伝統を今に伝える銘柄として、地域の誇りを体現しています。
松の友
まつのとも「松の友」は、山本本家の看板商品で、金剛山の伏流水の井戸水を仕込みに使った清酒です。淡麗でやや辛口のお酒で、燗でも冷でも美味しい、すっきりとした飲み口が特徴です。 「松」は不老長寿の象徴であり、「友」は親しみやすさを表現しており、日常に寄り添う酒として長く愛されています。 300年以上の歴史を持つ山本本家の伝統と技術が凝縮された銘柄で、五條市を代表する地酒として、地元の食文化と共に歩んできました。 食中酒としての性格が強く、様々な料理と調和する懐の深さを持ちます。
万代老松
まんだいおいまつ「万代老松」は、藤村酒造の代表銘柄で、「万代」は永遠を、「老松」は長寿と格調を象徴する銘柄名です。吉野という歴史ある地で醸される、格式高い日本酒として位置づけられています。 大峰山の名水「ごろごろ水」で仕込まれ、厳選された酒造好適米を使用して醸される万代老松は、清澄で上品な味わいが特徴です。純米大吟醸から純米酒まで幅広いラインナップを持ち、それぞれが高い品質を誇ります。 吉野の豊かな自然と、150年以上受け継がれてきた伝統の技が融合した銘柄で、「大峰山 純米酒」など、地域の名所を冠した商品も展開しており、吉野の魅力を酒を通じて伝えています。
山桂
やまかつら「山桂」は、岡本本家の代表銘柄で、吉野の歴史に根ざした地酒です。「桂」は月の異名でもあり、「山桂」は「吉野の山々にかかる月」を意味し、吉野朝廷を偲んで名付けられたとされています。 大峰山系の湧水を仕込み水として使用し、その清らかな水が醸す優雅で深みのある味わいと、豊かな香りが特徴です。大吟醸、純米酒、本醸造など様々なタイプを展開しており、吉野川の地下水を醸造用水として使用しています。 吉野という歴史ロマンあふれる地で100年以上醸され続けてきた山桂は、地域の誇りと伝統を今に伝える銘柄として、地元はもちろん、吉野を訪れる人々にも愛されています。
をだえの橋
をだえのはしをだえの橋は橋平酒造店が醸す銘柄で、古歌に詠まれた「緒絶の橋」に由来しています。
金鼓
きんこ「金鼓」は、大倉本家の代表銘柄で、萬歳好きだった初代が、新春の舞である萬歳の一節「金鼓、きんこ」というフレーズから酒名を名づけたとされています。奈良の地酒として長く愛されてきた歴史ある銘柄です。 創業以来の山廃仕込みで醸され、濃醇で旨口タイプの酒質が特徴です。普通酒にいたるまでほとんどのお酒を山廃酒母で仕込んでおり、「重厚な山廃と吟味、一見矛盾した中の調和」が金鼓の味わいの真髄です。 高い酸が旨味と織りなす味わいは、食事との相性が良く、特に濃い味付けの料理や発酵食品との組み合わせで真価を発揮します。伝統的な山廃造りを守り続ける大倉本家の姿勢を体現する銘柄として、根強いファンを持っています。
彩葉
いろは「彩葉」は、大倉本家が新しいコンセプトで展開する「OOKURA IROHA」シリーズです。伝統的な山廃造りの米の旨味と酸味を維持しながら、後口に透明感と軽快さを加えた、新しいスタイルの日本酒として開発されました。 従来の「金鼓」「大倉」の濃醇旨口とは異なるアプローチで、より幅広い層にアピールする味わいを目指しており、伝統と革新のバランスを追求した銘柄です。 大倉本家の技術の蓄積を活かしつつ、現代の嗜好にも応える新しい挑戦として位置づけられ、蔵の新たな可能性を示す銘柄となっています。
大倉
おおくら「大倉」は、すべて純米系で特約店でしか購入できない特別な銘柄です。「金鼓」よりもさらに品質にこだわり、限定流通とすることで、本当に理解してくれる愛好家に届けるという蔵元の想いが込められています。 山廃仕込みによる濃醇旨口の酒質は金鼓と共通しながらも、より洗練された味わいを追求しており、高い酸と米の旨味が調和した、大倉本家の技術の結晶です。 限定流通により希少性も高く、日本酒愛好家の間で高く評価される銘柄として、蔵のフラッグシップ的な位置づけを担っています。
美巌
びげん「美巌」は、大倉本家の銘柄の一つで、「美しい巌(いわお)」という名が示す通り、力強さと美しさを併せ持つ酒を目指した銘柄です。 山廃仕込みによる骨格のしっかりした味わいと、洗練された香味のバランスが特徴で、大倉本家の多様なラインナップの一翼を担う銘柄です。
天平の甍
てんぴょうのいらか「天平の甍」は、井上靖の同名小説に由来する銘柄名で、奈良の古都としての歴史と文化を表現しています。天平時代の奈良の栄華と、唐招提寺の甍(屋根瓦)に象徴される日本文化の美を酒に映した銘柄です。 奈良という地に深く根ざした大倉本家が、地域の歴史と誇りを酒で表現しようとした銘柄と考えられ、山廃仕込みの伝統技法と奈良の歴史が融合した、格調高い日本酒として位置づけられています。
月鶴
つきづる「月鶴」は、かつて井上酒造が醸していた日本酒の銘柄です。現在は廃業しているため、入手は困難です。地域の人々に愛された、幻の地酒となっています。
透泉
とうせん「透泉」は、中川酒造の代表銘柄で、二上山の麓の清らかな水を使用していることから、その透明感を「透き通る泉」と表現し名付けられた日本酒です。 純米酒として醸され、米の旨味をふんわりと感じさせつつ、雑味のないクリアで清澄な味わいが特徴です。 ややはっきりとした酸味が全体を引き締め、食中酒としても楽しめるバランスの良さを持っています。