比婆美人
ひばびじん比婆美人は、備北地方に点在していた9つの蔵が合併して生まれた比婆美人酒造が醸す日本酒で、1960年(昭和35年)に現所在地の旧称「比婆郡」にちなんで名付けられました。
中国山地の中心、比婆山から流れ出る中硬水(硬度51)を仕込み水に使用しています。中硬水は発酵に時間を要しますが、硬水よりはやわらかく、酸が少なめで淡麗な味わいの酒ができるという特徴を持ちます。備北の素晴らしい自然の恩恵を受けながら育った酒造好適米「八反35号」を原料に、山本社...
比婆美人は、備北地方に点在していた9つの蔵が合併して生まれた比婆美人酒造が醸す日本酒で、1960年(昭和35年)に現所在地の旧称「比婆郡」にちなんで名付けられました。
中国山地の中心、比婆山から流れ出る中硬水(硬度51)を仕込み水に使用しています。中硬水は発酵に時間を要しますが、硬水よりはやわらかく、酸が少なめで淡麗な味わいの酒ができるという特徴を持ちます。備北の素晴らしい自然の恩恵を受けながら育った酒造好適米「八反35号」を原料に、山本社長自らが酒米を栽培するという徹底したこだわりを持っています。
精米は自社で行い、米のうまみを存分に引き出したスッキリとした味わいが特徴です。比婆美人酒造では「上撰」とは毎日飲めるうまい酒のことと定義し、リーズナブルで親しみやすい味わいのお酒を造っています。全体的に甘口と言われていた蔵に初めて辛口を誕生させたのが本醸造上撰クラスの「快」で、バリエーション豊かなラインナップで地域に根ざした酒造りを続けています。