北島

北島は2002年から新たなブランドとして世に送り出された、蔵元の名を冠した挑戦的な銘柄です。生酛造りなど伝統的でありながら手間のかかる製法に挑戦し、北島酒造の技術力を結集した酒造りを展開しています。
蔵元の名前を銘柄に冠することで、酒造りへの誇りと責任感が表現されています。200年以上の歴史を持つ蔵が、次世代へ向けて新たな挑戦を続ける姿勢が、この銘柄に込められています。
生酛造りは、自然の乳酸菌を活用する伝統的な酒母造りの手法で、通常の酒造りの倍以上の時間と手間がかかります。この古典的な製法により、複雑で奥深い味わいと、しっかりとした酸が特徴の日本酒を醸しています。
鈴鹿山脈のやわらかな軟水と、厳選された酒造好適米を使用し、齋田泰之杜氏の熟練の技により、北島ならではの個性的な味わいを追求しています。