福和蔵は井村屋グループが運営する酒蔵で、多気町の大型商業リゾート施設「ヴィソン（VISON）」内に開設された体験型酒蔵です。
社名は井村屋が事業承継した伊賀市の福井酒造場の「福」と、井村屋創業者・井村和蔵氏の「和蔵」を組み合わせて命名されました。
三重県のテロワールを表現する酒造りをコンセプトに、五百万石・神の穂・山田錦といった三重県産酒米、松阪市飯高町の仕込み水、三重県開発の酵母MK-1・MK-3を使用し、地域の風土を日本酒で表現しています。
四季醸造システムを採用し年間を通じて安定した品質の酒を製造することで、訪れた観光客がいつでも搾りたての生酒を味わえる体験型施設として運営されています。店内には飲食スペースと販売エリアがあり、純米酒から純米大吟醸まで幅広いグレードの日本酒を提供しています。